PS2ソフト「ペルソナ4」のVita版。
PS2版は未プレイなので比較は全くできません。

ゲーム内容

難易度はイージーを選択。
もう最近は難易度選択できるゲームはイージーを選んで遊んでいる。
なんていうかリアルで疲れるとゲームに緊張感は求めないというか爽快に遊びたくなるんだよねえ。

●ストーリーとキャラクター
ストーリー
両親の都合で稲羽市に住む親戚の家で暮らすことになった主人公。
この稲羽市では雨の夜の0時に電源の入っていないテレビを見ていると運命の相手が映ると噂されている。
ところがそのテレビに映った人間が続けて殺されるという事件が発生。
偶然にもテレビの中の世界に入り、ペルソナの力を得た主人公とクラスメイト達、そしてテレビの世界にいた謎の生き物クマは、この事件の犯人を捕まえるべく調査をすることとなった。

たしかこんな感じだったはず。
本作のメインとなるのはこの「連続殺人事件の犯人を見つけ出す」ことである。

登場キャラクター
メインとなるのは主人公(=プレイヤーキャラ)を含めて7人。
それぞれが「ペルソナ」と呼ばれる能力を扱うことができ、主人公だけは複数のペルソナを交換することが可能。
まぁ個性的なメンバーが揃っているが、やはり完二やクマあたりは人気か?
ちなみに「ペルソナ3ポータブル」とは違って本作での主人公は男性キャラのみ。

●ゲーム要素
基本的なシステムや要素は前作「ペルソナ3」を踏襲しているっぽい。
決められた期間を1日ごとに行動。
大きく分けてキャラとのコミュニティを高める日常パートと、ストーリーを進めていく上で欠かせないテレビの世界の戦闘パートの2種類で構成されている。

ストーリー進行に関わる部分については期間内にクリアする必要があるが、それ以外の部分ではいつ誰とどのように行動するかは自由。
この期間で仲間とのコミュニティを高めたり、ダンジョンでキャラのレベルアップなどを事件解決の準備をしておく期間でもある。

日常パート
午前・午後・放課後(学校がある時のみ)・夜の4つの時間帯があり、行動によって時間を消費する。
ここでどのキャラと過ごすかでコミュニティランクがアップ。
ペルソナの成長に影響してくる。

限られた時間内で主人公の成長と、仲間とのコミュニティをどれだけ図れるかが本作においては重要。
ちなみにEASYモードならあまり考えずともスムーズに進める。
というよりも逆に日数に余裕ができすぎて退屈なくらい。

ダンジョン
戦いのメイン舞台となるのがダンジョン。
視覚面でそれぞれの特徴は出ているものの、ダンジョンの構成についてはほぼどれも同じ。
細い通路の所々に小部屋があり、階段を見つけて次のフロアへ進んでいく。
マップは入るたびに変化するのだが、これといった仕掛けもなくダンジョン自体に面白味は全く感じなかった。

バトル
敵シンボルと接触することで開始するシンボルエンカウントのコマンド選択式。
敵シンボルとの接触のしかたで先制攻撃など有利にも不利にもなる。

仲間キャラのペルソナは固定だが、主人公だけは戦闘中にペルソナの交換が可能。
敵の弱点に合わせた交換をすることでバトルを有利にすすめることができる。

なお、その場にいる全ての敵を転ばせたり気絶させると全員で集中攻撃が可能となる。
主にクリティカルヒットや弱点を攻撃すると敵が行動不能状態に陥りやすく、この集中攻撃はダメージが大きいので積極的に狙っていった方がいい。

感想

綺麗なグラフィックと派手な演出といったものはない。
大事なイベントではアニメが挿入されるが、全体を見ても演出関係は最近のRPGにしては控えめ。
だらだら長いイベント見せられるのは好きじゃないので自分には合っていたかも。
逆にそういう演出を求める人には物足りなさもあるかもしれない。

ゲーム要素部分も特別これといった新鮮な要素は見当たらず、上でも書いたように探索のメインとなるダンジョンなんかは仕掛けもないため退屈そのもの。

個性的なキャラクター達やこの世界観が好きになれる人はハマるが、どちらかと言えば好みが分かれそうな内容だろう。
全体を見て丁寧に作られているので「買って失敗だった」と思う人は少ないはず。
PSVitaを持っていてソフトで悩んでいる人は、これ1本買っておけば間違いはないんじゃないかな。
人気があるのは知っていたけど半信半疑でプレイし始めた自分は、ラストまで一気にプレイしてしまったほどハマった。

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