マイクロキャビンのアクションRPG「サーク」シリーズ完結編。
恥ずかしい話だが、当時の私は「サーク」シリーズは2作目まで途中で断念しており、クリアしたのはこの3作目が初めてだった。
(現在は1作目2作目共にクリア済)
記憶が曖昧な部分が多いので間違っていたらご勘弁を。
●ストーリー
本作はファーラント城がなんか化け物集団に襲われる場面からスタートしたっけか。
いきなり国王と王女の首が城壁に晒されるという、今だと無理そうなきつい表現で始まる。
確か兵士がラトクの家まで助けを求めてに来て、ラトクは兵達と城奪還へと乗り出すといった感じだったと思う。
この突撃シーンは音楽とのシンクロしておりゲーム史上でもトップクラスのカッコいいシーンに仕上がっている。
このシーンだけはいまだにハッキリと覚えているくらい。
↑このあと本当に首をはねられて城壁にさらされてしまうかわいそうな姫様。
今ならカットされそう。
ゲーム部分は、剣を振る、盾で防御、ジャンプと、アクション要素が非常に強い。
たしか成長要素はなく純粋にアクションゲームとなっている。
ラトクの体力とかは最初からMAX状態じゃなかったかな。
キャラクターの強化は装備で行い、RPGのように回復アイテムなどの購入も可能だったと思う。
(最大3人PTで行動)
主人公ラトクを含む最高3人PTで進む。
プレイヤーはラトクのみを操作し、残りの仲間はそれぞれ勝手に行動。
行動設定ができたかはちょっと思い出せない……。
(VRシステム)
シリーズでお馴染みのVRシステムによって、2Dクォータービューだが立体的なマップに高低差や奥行きを表現している。
地形にキャラクターが隠れてしまった場合でも半透明で表示されて見失うことはない。
「サーク」シリーズの完成形と言える内容。
当時は何かと比較されがちだった日本ファルコムの「イース」と比べて「ついにイースを越えた」と言わしめた一作。
演出関連なんかは完全に「サーク」が上回っていたんじゃないかな。
また、本作は音楽も素晴らしい点も魅力。
とくに上でも書いたが、ファーランド城への突撃シーンは今見ても鳥肌が立つ。
今ならEGGで購入が可能。
家庭用ゲーム機ではPCエンジンスーパーCD-ROM2に唯一移植されている。
このPCE版は98版のMIDIによる演奏をCDに収録しており、ゲーム中に流れるだけでなく音楽CDとしても活用できる。
一度は遊んで欲しい名作だね。
全作セットでパッケージ販売してくれんかなぁ。
↑何度でも書こう。この突撃シーンはカッコいいと!