ナムコの横スクロールアクションゲーム。
当時、ゲーセンの20円コーナーにあったので散々遊び倒した。
子供にとって100円玉1枚で5回遊べるのは大きかったのである。
本作はゲーム機向けにはメガドライブに唯一移植されている。
●ストーリー
4種族が暮らす(ドラゴン族、妖精族、翼族、地底族)コニーランドの大遊園地「マーベルランド」。
妖精によって守られていたが、それをよく思わなかった地底族の魔王モウルによって、4人の守護妖精がさらわれてしまい、マーベルランドを乗っ取られてしまった。
そこでドラゴン族のプリンスである主人公のパコがマーベルランドを救いに行く。
●ゲーム内容
左から右のゴール目指して進むステージクリア型の横スクロールアクションゲーム。
ステージは4つのワールドに大きく分かれており、各ワールド4つのエリアで構成されている。
「スーパーマリオブラザーズ」をイメージしてもらうといい。
各ワールドの最後にはボスが待ち受けているが、その勝負方法がユニークというか意味不明。
(操作方法)
・基本操作
移動とジャンプとしゃがみだけ。
敵はジャンプして踏みつけることで倒すことが可能。
・分身
宝箱から「分身」を取った場合は、しゃがむことでその分身を振り回して敵を攻撃することができる。
分身は最初青色で敵にぶつけることで色が黄色→赤色と変わっていき最終的には消えてなくなる。
(大きく分けて2つのステージ構成)
本作で印象として残っているステージ構成は大きく分けると2つ。
地上ステージとジェットコースターステージである。
ジェットコースターステージは強制スクロールステージとなっており、ワールドがあとになると2つのコースターを乗り換えながら進むなど当然ながら難易度が高くなる。
↑地上ステージ
↑ジェットコースターステージ
(ボス戦)
ワールドボスとの戦いは「綱引き」(ボタン連打)や「じゃんけん」であったりとよくわからない。
こいつら本気でやり合う気あるのか? と思う方法ではあるが、まぁキャラがかわいいので許す。
たぶん20円コーナーにあったくらいだから人気はそんなになかったんだろうな。
だって内容は平凡な横スクロールアクションだし。
キャラクターや世界観の可愛さ、それでいてシンプルなシステムと簡単操作で楽しめるので私は大変好きであった。
今でもお気に入りでWiiのバーチャルコンソールで購入して楽しんでいる。
また、当時はサウンドトラックCDを購入したり、これの移植が目的でメガドライブも購入したほど。
疲れているけどぼーっとゲーム遊びたい時などオススメ。
可愛けりゃなんでもいいんだよ。
最後になるが、私は当時なぜか主人公のパコを女の子だと思っていた。
ドット絵で見るとそうも見えるだろ?
だから、エリアボス攻略後に妖精がキスしてくれるシーンは、
「おいおい、女の子同士でかよ。うひゃ!」
と、何かに目覚めそうになってしまったよ。
目覚めなくて良かった。
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