アレスを主人公とした物語は今作で完結。
ちなみに私はアレスでしかプレイ&クリアしていないので、他のキャラでプレイした場合の感想は不明ということで。
本当はレビュー書けるほど内容覚えてないんだけど、なんか2作目までは書いておいて「3」を書いてないのも気持ち悪いので。
今作の特徴は4人の主人公を選べる点。
・アレス
・ドーラ
・アンバー
・ジンザ
それぞれに個性的な能力と違った物語が用意されているらしいが、先にも書いたように私はアレスしかプレイしていないので知らない。
ドーラが鞭で遠隔攻撃をできたのは知っているが……。
また、あることをすると隠しキャラクターも登場するらしいが当時はそんなこと全然知らなかったな。
（基本システムに大きな変化はナシ）
フルマウス操作という基本部分は前作までのシステムを踏襲している。
細かな部分での改良はあったとは思うが、前2作をプレイしてきたユーザーならすんなり遊べる程度の変化だったはず。
（舞台はさらに様々な場所へ）
舞台は街やダンジョン、果てにはジャングルや砂漠と前作以上に変化に富んでいる。
前作以上に屋外が増えており、視覚面での変化を楽しむことができるのもこの「3」の特徴。
（サウンド）
音楽は相変わらず雰囲気が出ておりいい曲が揃っている。
もうこの頃になるとファルコムのFM音源サウンドも極まった感があるね。
●キャラグラフィックに違和感
オープニングやエンディング、またはゲーム中のイベントシーンで描かれるキャラクターのグラフィックがどうも好きになれなかった。
というよりも、「ブランディッシュ」ってこの3作毎回描いてる人変わってた？
好みもあるんだろうけど、パッケージイラストはいいんだけどゲーム中のキャラグラフィックは前作の方が好きだったな。
それぞれ左側が「2」で右側が「3」のグラフィック
最初にも書いたが、もう発売とプレイ～クリアしたのがなんと言っても約20年前。
ほとんど内容なんて覚えていないが、曲を聴いててなんとなく思い出した当時のことなんかを書くと、なぜか本作はクリアした時になにか物足りなさを感じたのを覚えている。
それが何だったのかいまとなってはわからないが、前作「2」をクリアした時のような達成感は薄かった。
ただ、これも上で書いたように本作はキャラクターを選択できる。
全員をクリアしていればまた違った感覚だったのかもしれない。
アレスとドーラの物語は本作で終わりを迎える。
次回作のVTでは登場キャラクターやシステムを一新した内容で発売されるのだが、アレスが好きだった私としてはもう少し彼を主人公としてのシリーズを続けてもらいたかった。
中古PC-9801 3.5インチソフトブランディッシュ3 スピリット・オブ・バルカン
