今回はTwitterでも少し触れた本作のヒロインエレナの機種ごとの変化について少し書いてみます。


イース3においてエレナの立ち位置は、アドルの相棒ドギの幼馴染であり、エレナの兄が後にアドルの行く手を阻むチェスターという人物です。
フェルガナの誓いでは幼い頃のエレナの印象について
「オテンバで痩せっぽちで男の子みてぇなガキンチョ」
とドギが語っておりギャップがまたいいんですよね。

でも内面は変わってないというか、オリジナルでもそうだったように兄チェスターやアドルを心配して、魔物がうようよ徘徊するイルバーンズ遺跡の奥まで来たり、バレスタイン城まで来て、度々アドルに注意されていました。

さて、今回はそんなエレナの容姿を機種ごとに簡単に紹介してみようと思います。

パソコン版(PC88、PC98、MSX2、X68k版)


PC88版・PC98版・MSX版では頭の大きさが当時は私の周囲で話題になっていました。
体の大きさに対して髪のボリュームがすごすぎるんですよね。

顔だけ見れば88版は普通に美少女。
98版はちょっと大人っぽく。
逆にMSX2版はちょっと幼さが出ている感じでしょうか。

こちらは若干バランスが改善されたX68k版。
当時としては一番違和感なかった気がします。

家庭用ゲーム機版(SFC、PCE、MD版)


SFC版アドルとドギの顔は怖いですがエレナの顔はかわいく描かれていました。

PCE版は若干幼い感じでしょうか。
CD-ROMなので声優さんの声で喋るって点も当時他機種版にはない強みでした。

MD版ゲーム画面同様にMSX2版に近いかなぁという印象。
かなりバランスがとれた感じになっています。

フェルガナの誓い版(旧版、新版)


こちらはWindows版フェルガナの誓いのエレナ。
確かPSP版もキャラグラフィックは同じだった覚えがあります。
かなり現代寄りの絵になってバランスも良くなりました。

そしてこちらが今回発売するSwitch版で新たに描かれたエレナ。
全体的にちょっとふくよかになった感じで、これまた随分印象変わったなと思います。
オリジナル版フェルガナとは好みが分かれそうかな(キャラ絵は旧版と切り替え可能)。

新鮮なので私はこの新イラストで進めてみる予定です。

まとめ

本来はレトロゲームの当時の状況を簡単に紹介していくコーナーなのですが、イース3のヒロイン・エレナは前2作のヒロインと比べて機種ごとの違いが結構見られたので、Switch版発売決定を記念してせっかくなので紹介してみようと思って書いてみました。

当時PC88でワンダラーズフロムイースが発売された時に、シリーズ3作とそれぞれのヒロインを載せた広告がPCゲーム雑誌に掲載されていたのですが、そこでのエレナに一目惚れしまして(笑)。
でもストーリー的な印象なども含めて当時シリーズヒロインの中ではあまり目立たなかったんですよね。

今回のSwitch版発売で多くの人にその魅力が伝わるといいなぁ。

関連記事

・「イースⅢ ワンダラーズ・フロム・イース」(FC)
・「イースⅢ」(PCE)
・「ワンダラーズ・フロム・イース」(PC88)
・「ワンダラーズ・フロム・イース」(MSX)

関連商品

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

Post Navigation