イース -フェルガナの誓い-
ワンダラーズ・フロム・イース」のリメイク。
かなり大幅なリメイクが施された内容となっている。

ゲーム内容

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横スクロールだったオリジナルからトップビューのアクション特化型となっている。
アドルの基本アクションは「6」とほぼ同じだが、新要素などによって爽快感は増している。
セーブは各地に点在する「道祖神」でのみ可能。
この「道祖神」は後々手に入れるアイテムでのワープポイントの役割も持つ。
また、HPの回復は敵が落とす回復アイテムか道祖神でのみ可能。
ただし、「精霊の衣」を装備している間はHPが少しずつ回復するほか、レベルアップ時にも全回復する。
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アドルのアクション
・ジャンプ/二段ジャンプ(あるアイテムを入手することで可能)
二段ジャンプは移動よりもバトルで重要だった覚えが。
・攻撃
攻撃ボタンと他ボタンの組み合わせで下突きなど攻撃方法が変化。
・ブースト
ブレイブゲージが貯まっていると発動可能。
発動中は攻撃速度や防御などが上昇する。
・リングアーツ
「6」のエメラスの剣技のような扱い。
それぞれ腕輪を装備することで発動可能。
移動、バトル両方でお世話になる本作の重要要素。

冒険するエリア

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アドルが冒険するエリアは大きく分けて6つ。
ほとんどがオリジナルをプレイした人なら聞き覚えのある地名ばかり。
街道は各エリアへ繋がっており、前作で言うところのBGM「翼を持った少年」が流れる場所である。
ただし、本作ではきちんとエリアとして存在し、敵も出現する。

ジェノス島はオリジナルでいうところのガルバラン島。
言うまでもないが、各地のマップはオリジナルよりも広く複雑、そして敵も襲いかかってくるので難易度は結構高い。
・街道
・ティグレー採石場
・イルバーンズ遺跡
・エルダーム山脈
・バレスタイン城
・ジェノス島

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ボス戦
ボス戦はとにかく行動パターンを覚える事に始まり、以降はいかに操作ミスなくパターン通りにダメージを与えていくかといった戦いになる。
そのため最初こそ、
「こんなのどうやって勝つんだ?」
と思っても、パターンさえわかれば案外あっさり勝てるようになっている。

音楽
リメイクなので「ワンダラーズ・フロム・イース」の曲がアレンジされて使用されている。
また、X68k版で使われた曲なども収録。
中でもチェスター戦で流れる「Chop !!」はかなりいい感じ。
その他で個人的なお気に入りは、
・Welcome !!(ショップ)
・Be careful(ティグレー採石場)
・時の封印(バレスタイン城時計塔)

あたり。
厳格なる闘志」(エルダーム山脈)も曲自体はオリジナルの頃から好きで、今回のアレンジも好きではあるんだがちょっとやかましい。
雰囲気は出ているんだけどね。

感想

やり応えや爽快感など、シリーズの中でもトップクラスの完成度。
ただし、ボス戦など繰り返し挑戦するのがイヤな人や時間の余裕がそこまでない人、アクション系に自信がないという人は難易度を下げた方が楽しめそうです。
何度やられても諦めない心の持ち主ならともかく、無理をして投げ出してしまうような人なら後々後悔しそう。

イース」のリメイクの中ではこれが一番好きだなぁ。

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