2020年8月6日に突然配信されたiOS/Android版「ドラゴンクエストモンスターズ2 イルとルカの不思議な鍵SP」。
今作のオープニング部分をプレイしてみての感想と、そこから感じたドラクエシリーズの今後を簡単に書いてみたいと思います。


「イルルカ」過去にGB版と3DS版をクリアしており、今回のスマホ版で3度目のプレイとなります。
このスマホ版「イルルカSP」の内容は、グラフィックやサウンド、ストーリーなど、基本部分はほぼ3DS版と同じようなので新鮮さはあまりないです。
※ゲームシステム部分ではオート戦闘やクエスト、らくらく冒険など、色々新要素も追加されていました


そんな「イルルカSP」でもっとも嬉しい機能がオート戦闘。
これ、コマンド入力しなくても勝手に戦闘する機能かと思ったら、戦闘の過程を一切描かずにすぐに戦闘結果が表示されるというスグレモノ。
大変ありがたいですね。

一方でプレイしていて気になった点が縦持ちプレイという点。
私は相変わらずスマホゲーはiPadProでプレイしているのですが、スマホやiPadminiのような小型タブレットでプレイする分には遊びやすいんだけど、10インチ以上のタブレットだと遊びにくいです。
「ドラクエ1」~「ドラクエ3」は方向キーの位置を「左・真ん中・右」と変更できましたが、今作「イルルカSP」では真ん中固定のため、タブレットでプレイする場合に両手持ち親指操作は手が大きな人じゃないと届かないか、届いても指が痛くなると思います。
そして縦持ちな上に動くゲーム画面は約半分という大きさなので、目の悪い私にはスマホでのプレイはきつい。
「ドラクエ」のスマホゲーって縦持ち多いですよね。
手軽な片手操作を想定して作ってるんだろうけど、見やすさは横持ちの方がいいと思うんだけどなぁ。
それはともかく、今作をプレイしてぼんやり思った事があります。
今の時代って「ドラクエ」本編ではなく、スマホで配信されているドラクエから触れてみたという人も多いのではないでしょうか。
「DQM」も今回の「イルルカSP」(2作目)と「テリワン」(1作目)がスマホで配信されていますが、CSで配信される以上に若い層の目に留まりやすく、プレイしてもらえる機会も多いスマホでの展開が今後も続くようなら、「DQM」シリーズの人気が「DQ」本編を抜くなんてこともあるのかなぁなんて考えました。
もっともそうなるにはさらにスマホ向けに最適化したシステムの改良など課題も多そうですが……。
最近スマホゲームを色々継続してプレイするようになり、今さらではありますが現在のゲーム市場やユーザーの関心など変化について考えるようになりました。
もはや私が知っていた常識なんてものはとっくになくなり、時代は大きく変化していってたんだなと感じています。
もちろんそこに良い悪いはなく、1ユーザーとして面白いゲームが楽しめるのであれば変化はどんどんしていくべきだと思います。
今回の話と合わせてわかりやすい例としては
「ドラクエがXboxで発売される」
っていう最近あった発表ですね。
ちょっと前までは考えられなかった話です。
それだけに今回最後で話した、DQMが本編の人気を抜くかもっていう考えも、
「抜くならとっくに抜いている」
という人も多いでしょうけど、何が起こってもおかしくない時代だよなぁと思いますね。
・「ドラクエ」がXboxOneで発売。狙うはやはり海外?
・「DQ11S」は売れるのか
・「DQX」オフライン版は新生への下準備だ!
・ドラクエ最終作に望むもの
・雑記リンクページ