9月14日より配信されているNintendo Switchソフト「project OCTOPATH TRAVELER」先行体験版(プリムロゼ編)をプレイしてみました。

起動からタイトル画面まで約1分近くかかります。
ゲーム中はほぼ読み込みナシで動作するけど、起動が面倒という人はスリープを使えば良さそう。
私も「レゴシティ」をプレイ中は常にスリープ状態にしていました。


まずはキャラクター選択。
この先行体験版では、
・剣士オルベリク
・踊子プリムロゼ
の2人から選択が可能。
キャラクターごとに物語が異なるだけでなく、固有のフィールドコマンドがあるそうです。
オルベリクはNPC誰とでも戦える「試合」。
プリムロゼはNPC誰でも誘える「誘惑」。
今回のプレイではプリムロゼを選択。

10年前。
父親である領主ジェフリーが、カラスの入れ墨をした3人の男に殺されるのを目撃したプリムロゼ。

その夢から目を覚ますとそこは踊子たちの控え小屋。
どうやらトップ人気のプリムロゼは他の踊子から疎まれている様子。

しかし、プリムロゼの人気によって酒場が大きくなった事から、支配人ヘルゲニシュには気に入られているらしく、踊子としての商品価値も含めて寵愛を受けているみたいです。
この日も酒場へと向かう。

グラフィックは非常に綺麗で、どこか懐かしいSFC時代を思い出させる雰囲気があります。
Bボタンを押す事で、ダッシュと歩行の切り替えが可能。

オプション画面。
ボイスを日本語と英語から選択可能なほか、HD振動のオンオフもできます。

元々領主の娘であるプリムロゼが、どうして酒場で踊子をやっているのか。
プリムロゼは、カラスの入れ墨の男たちの行方を追って故郷を離れ、ここに仇の1人が現れるという、たった1つの手掛かりを元にこの酒場へとたどり着いたらしい。

小屋へ戻ったプリムロゼはサンダルの中に仕掛けられていたトゲを発見。
どうやら踊子たちの嫌がらせらしく、それに気付いた踊子仲間のユースファが踊子たちを叱る。
「あたしたち踊子なんて支配人の玩具みたいなもの」
「逆らったら、半殺しにされ捨てられる」
ユースファの言葉に踊子たちも黙り込んでしまう。
相当過酷な状況の模様。

そこへヘルゲニシュがやって来て、踊子たちにチップをもらってくるよう強要。
プリムロゼには今日の踊りがダメだったといい、代わりに上客を誘って来いと言いつける。

外ではプリムロゼを心配しユースファが待っていた。
敵だらけといった状況のプリムロゼを気にかけてくれているっぽいです。

プリムロゼのフィールドコマンド「誘惑」を使って上客を誘惑。

客を酒場へと連れて行き、ヘルゲニシュの言いつけで酌をして回っていると、ついに左腕にカラスの入れ墨をした男を発見。

あとを追いかけようとしたところでヘルゲニシュに止められてしまうが、ここでユースファがうまく誤魔化しておくと助けてくれる。
彼女の話では、以前に自分が楽屋で生意気だといたぶられていた時に、プリムロゼだけが守ってくれたらしく、自分はプリムロゼの味方だと言ってくれる。

ユースファに助けられて裏口から抜け出し、左腕の男を追って行くと、ヘルゲニシュと会話しているところを発見。
左腕の男は
「友人とは互いに有益な関係でなければいけない」
と話し、ヘルゲニシュに女を集めて来いと地図を渡して去って行く。

ここから本格的にゲーム開始。
町にいる人と話すことでサブストーリーなんかも発生します。
「誘惑」を使って人をうまく利用する事で進展していきそうです。
「誘惑」で誘ったキャラは戦闘にも一定ターン呼び出せるので、ついでに誰か強そうなのを誘惑しちゃいましょう。

左腕の男を追ってサンシェイド地下道へ。
ちゃんとカンテラを持っているあたり細かいですね。

このマップではランダムエンカウントでバトルが発生。


バトルのポイントは
・弱点をついて敵のシールドポイントを破壊。ブレイク状態にする
・1ターンごとに「1」蓄積されるBPを使用してブーストすれば攻撃力大幅アップ


同じアビリティでも、ブレイク状態の敵にブーストして攻撃すればここまで威力が変わります。

地下道を抜けたところでヘルゲニシュが待ち伏せ。
ユースファにプリムロゼの行方を吐かせるために相当手荒い仕打ちをしたようで、躾が足らなかったとユースファを殺してしまう。
ユースファを殺された怒りと、仇の男を見つけてもはやヘルゲニシュの元で踊る必要がなくなったプリムロゼは絶縁宣言を叩きつける。
そんなプリムロゼに清々しいまでの悪役っぷりを見せる支配人様。

ヘルゲニシュ戦。
手下2人は闇属性が弱点。
ヘルゲニシュは短剣が弱点。
アビリティで手下2人をサクっと倒すも、ヘルゲニシュが想像以上に強い!
ヘルゲニシュのシールドは4あるので、ブーストで弱点の短剣攻撃を連続で与えてブレイク状態にしつつ、アビリティで攻撃を繰り返すことで、こちらの受けるダメージを減らす事ができました。

最後にもう一度踊って見せて欲しいというヘルゲニシュは、プリムロゼの隙を突こうとするも返り討ちに遭い、無様に死んでいった。

ヘルゲニシュを倒し、プリムロゼの敵討ちの旅が始まるというところで先行体験版(プリムロゼ編)はクリア。
ただし、この後も操作は可能で、隣りのエリアへ行けば、もう1人の主人公オルベリクと会えるようです。
感想
8人の主人公から1人を選択し、それぞれに違った物語が用意されている。
これを聞くと同社の「ロマンシング・サガ」シリーズを思い出しますが、あのシリーズが好きな人ならハマれそう。
今回プレイしたプリムロゼ編はどこかアダルティックな雰囲気も魅力的でした。
この先、彼女がカラスの入れ墨の男達とどのように関わっていくのか今から気になります。
ゲーム中ほぼ読み込みがない点や、3Dゲームと比べると演出関係があっさり気味なのでテンポがいいです。
このあたりは携帯モードでも遊べるスイッチ向けと言えますね。
かと言って演出関係に淡白さも感じさせない。
そのあたりはボイス効果もあるんでしょうか。
今回プレイした限りで、遊びやすさの部分ではこれといった不満点は個人的には見られませんでした。
あとは8人それぞれにどれほど違ったプレイが用意されているか。
自由度やボリュームなんかはどれほどか。
このあたりは今後の続報に期待したいところです。
関連商品
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関連リンク
「OCTOPATH TRAVELER Prologue Demo」(トレサ編)レビュー
「project OCTOPATH TRAVELER」先行体験版(プリムロゼ編)レビュー
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