無事にリリアを救出し、ひとときの休息。
ミキ、リリアと艦内を散歩中、ブリッジで偶然エマーソンとアンヌの会話を耳にする。
2人はクロノスとの全面戦争を避けたいとあれこれ思案中、ついエマーソンが、
「いっそのこと、あのおチビちゃんがいなければ……」
と漏らしてしまい、それを聞いたリリアはどこかへと行ってしまう。
エマーソンて有能だけど一方で結構迂闊な部分も多い。
カーゴベイで
「自分なんていない方がいい」
と言って飛び降りようとするリリアをフィデルがなだめる。
後から追いついたエマーソンとアンヌも謝罪。
クロノス艦でリリアが捕まっていた部屋の前での指揮官の会話から、フェリアが研究所に捕らわれていると考えるエマーソンとアンヌ。
2つあった研究所のうち1つは爆発で消えたので、残るはトレクール砂丘･アイソック川ほとりにあった中央紋章研究所のみ。
中央紋章研究所B5Fで生物研究区画管理者ラフィネが待っており、フェリアのもとへ案内してくれる。
2度の戦闘を経て、最後に待ち受けていたプロミネントキマイラ戦。
イベントが発生するまではダメージを与えてもすぐに回復してしまう。
フィデルだけを狙ってくるのでひたすら逃げ回ってみる。
フェリアがさらわれた時のアルマ将軍の言葉を思い出せば、フィデルを狙ってくる理由がわかる。
リリアの呪印が発動すると、プロミネントキマイラの動きが遅くなってダメージが回復しなくなる。
こうなればもう怖くはない。
一気に倒してしまう。
プロミネントキマイラを倒すとアルマ将軍が姿を現す。
その隣りには研究所の所長トーラスという男も。
やはりこの戦いはリリアのデータを得るために仕組まれたものだった。
それどころかフィデル達があのクロノス艦からリリアを救出するところから、すでにアルマ将軍の考え通りに進められていた事だった。
満足したアルマ将軍たちはフェリア共々姿を消してしまう。
代わりに現れたのはリリアの両親代わりを務めていた研究員クリトリフ。
ここで研究していた最終紋章といわれる「時空を直接的に操作する紋章」の話や、クロノスが時空紋章生物の実践研究を始めた理由、多くの実験体が作られたが生着できたのはリリアとフェリアだけだった話などが聞ける。
彼らにとってもこの研究は本意ではなく、リリアをシャトルで逃したそうだが所長のトーラスに露見したことで墜落させられ、その先でリリアはフィデル達を出会ったということらしい。
フェイクリード4号星にある呪印聖殿と呼ばれる場所へ行き、その奥にある真の呪印聖殿へ行けば、なぜこの星が実験場に選ばれたのかがわかるという。
リリアとフェリアを戦いの道具から解放して欲しいと託されたフィデル達はチャールズ･ディ･ゴールへと戻る。
ブリッジへ戻ってアルマ将軍の行方を聞くもまだ判明せず。
アンヌが呪印聖殿をスキャンするとそこだけ何もない状態。
全周波数かつあらゆる種類のエネルギー波を遮断しているとしか考えられないそうで、しかもこれだけ広範囲のものとなると連邦にも存在しないらしい。
いつものように直接行くしかないという結論に。
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