シリーズ完結となる「コズミックファンタジー4 激闘編」の感想を書いていきます。
「突入編」「激闘編」の2部作で発売された「コズミックファンタジー4」。
最初は「突入編」同様にアドベンチャーパートからスタートするがテンポは良くなっている。
その後はエンディングまでRPGパートで展開。
中途半端にアドベンチャーパート入れるよりもずっとRPGパートで良かったのにと今回も思う。
戦闘はランダムエンカウントで発生。
行動ゲージが貯まったキャラからコマンド入力可能で、最大2段階までゲージが貯まる。
2段階目で選択可能な魔法があるほか、通常攻撃のダメージもアップ。
「突入編」と比べて素早さのステータスがもろに影響するようになっているので、装備選択時にそのあたりも考える必要ができた。
各ボスは「突入編」と比べれば多少ボスらしい強さにはなった。
というか、「突入編」てボスとは名ばかりのちょっとHPが高めな雑魚ばかりだったし……。
それでも考えて行動するのってラスボス付近くらいなんだけどね。
重要イベントでビジュアルシーンが挿入されるのは今作でも同じ。
「突入編」よりも頻繁に挿入されるが、ゲームテンポを損ねているわけでもない。
丁度いい感じ。
ただ、一つ!
アニーが素っ裸でベッドから起きてくるシーンはビジュアル挿入だろ!
「ないのかよ」って思わずツッコミ入れちゃったじゃないか。
エンカウント率がやはり高い
「突入編」よりも若干マシかな? とは思うけど、やはりまだまだ高い。
特にダンジョン探索ではかなりのストレス。
戦闘時のカーソル
行動可能となったキャラに自動でカーソルが合ってくれない。
通常攻撃連打で片付けたい雑魚戦やレベル上げ時に不便。
一応、「突入編」の不満点のいくつかは解消されている。
エンカウント率の高さ(ある意味これが一番問題ではあるんだけど)を除けば、これといった不満はなくなった印象。
本シリーズに細かいバランス調整とか望んでいる人もいないだろうし、多少大味でもそこはキャラやビジュアルシーンでカバーって感じだし。
あとはこの内容で「突入編」と1本のゲームとして発売されていれば、また評価も違ったんじゃないかなーと思う。
このシリーズは(2は途中放置だけど)最初から最後までゲーム部分で何かしら残念だったなぁ。
あと当然ではあるがバンやリムが主人公である「2」や「4突入編」をプレイしている事を前提にした展開なので、本作をやるのであれば先にそちらをプレイしておく事をオススメする。
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「コズミックファンタジー4 突入編」レビュー
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