『響け!ユーフォニアム』第10話です。
以下、Bパートお気に入りな台詞を書き連ねていきました。
(ネタバレ注意)


「やっぱりさ、贔屓するつもりなくても知ってる知らないじゃ違うと思うんだよね。」

「結局、高坂さんをソロにするためのオーディションだったって話もあるらしいよ。」

「高坂さんのお父さんって結構有名なトランペット奏者なんでしょ。」
「じゃあ先生イヤとは言えないね。」

(久美子:膨れ上がる疑惑の中、滝先生は無言を貫いた。それが逆に問題に蓋をしているように見え、部員たちは不信を募らせていった。)

緑輝:どうにかならないんでしょうか、この空気。
葉月:緑はソロ譲れっていうの?
緑輝:それも仕方のない事なのかもって思ってます。
葉月:どうして?高坂さん何も悪い事してないじゃん。

緑輝:緑だってそれはわかってます。でもこんな風に空気が悪くなるくらいなら。

葉月:久美子はどう思ってんだろ・・。
緑輝:高坂さんの事ですからね・・。


松本:二者面談とはいえまだ一年の一学期だ。構える必要はない。
久美子:はい。
松本:どうだ?高校生活は。
久美子:え?特に問題は。友達もいますし。
松本:将来の希望とかあるのか?

久美子:え?いやそんな・・。

松本:じゃ、勉強はしっかりやっておくんだな。特に数学。
久美子:はい・・。

松本:そして部活は余計な事は考えず、コンクールに向けて音楽を楽しめ。

久美子:え?
松本:以上だ。

「いっくよー!いくよー!」





滝:どうして片づけてるんですか?
「いえ、片づけてるんじゃなくてみんなが暑いって言うので練習が始まるまで・・。」

滝:わたしは取っていいなんて一言も言ってませんよ!

戻してください!戻しなさい!今すぐ!


夏紀:結局、今日もパート練習かー。
緑輝:今の状態で合奏するのは・・。
梨子:そうだね・・ホルンもクラも完全に集中切れちゃってるし・・。

卓也:不信感の塊りだから。
梨子:パーリー会議で部長が何度も言ったみたいだけど、みんな先生の事信用できないみたい。
夏紀:このまままた銅取っちゃったら、わたしと加藤がオーディション落ちた意味ないんですけどー。
梨子:でも部長も精一杯頑張ってるよ。

緑輝:あすか先輩は?
葉月:だね!あすか先輩ならみんなの事乗せてくれそう!

夏紀:どうかな?あの人は特別だから。
卓也:さすがにコンクールとなったら別だろ。

梨子:そうだね。久美子ちゃん、ちょっと聞いてきてくれない?
久美子:え!わたしですか!?
梨子:うん、あすか先輩って久美子ちゃんになら話しそうな気がするの。

夏紀:あーなんとなくわかる。あすか先輩って黄前ちゃんにはちょっと違うんだよね。一目置いてるっていうか。

久美子:え!
緑輝:確かにそうかもしれません。
卓也:一理ある。
葉月:よ!大統領!

久美子:なんか体よく押し付けられたような気が・・。


ん?あ・・香織先輩・・。

ソロのところだ・・。


あすか:みーたな!

久美子:あすか先輩!
あすか:ちびった?

さすが黄前ちゃんだね。いいところ嗅ぎ付ける。
久美子:嗅ぎ付けるって・・わたしはたまたま通りかかっただけです。


あすか:結局諦めてないって事だね。
久美子:香織先輩ですか?
あすか:オーディションに不満があるとかじゃない。まして同情されたいなんて少しも思ってない。ただ納得してないんだろうね、自分に。

久美子:納得?
あすか:うん、納得したいんだよ。

久美子:あすか先輩はどう思ってるんですか?
あすか:何が?
久美子:オーディションの事です。香織先輩と麗奈、どっちがソロを吹いた方がいいと思いますか?

あすか:それは答えられないかな。一応副部長だし、私的な意見はノーコメンツ!
久美子:じゃあここだけの話でいいんで教えてください。
あすか:何を?
久美子:あすか先輩の私的な意見。

あすか:やっぱり黄前ちゃんは面白いよ。内緒にできる?

久美子:できるだけ。

あすか:素直だね。正直言って心の底からどうでもいいよ。誰がソロとかそんなくだらない事。

(久美子:それが本音なのか建前なのか、その心を知るにはあすか先輩の仮面はあまりに厚く、わたしにはとても剥がせそうになかった。)

あすか:じゃあね。

晴香:黄前さん。
久美子:部長。
晴香:あすかは?
久美子:あすか先輩なら・・多分戻ったんだと思います。
晴香:そっか。ありがと。



これは一人でやるしかねえさ、晴香!

松本:そろそろコンクールですね。

滝:はい。

松本:音楽というのはいいですね。嘘をつけない、いい音はいいと言わざるを得ない。お父様もそう言ってらしたと記憶しています。では。


晴香:はい、えっと、もう少ししたら先生が来ると思うけどその前にみんなに話があります。

最近先生について根も葉もない噂をあちこちで聞きます。そのせいで集中力が切れてる。コンクール前なのにこのままじゃ金はおろか銀だって怪しいとわたしは思ってます。

一部の生徒と知り合いだったからといってオーディションに不正があった事にはなりません。

それでも不満があるなら裏でコソコソ話さず、ここで手を挙げてください。わたしが先生に伝えます。オーディションに不満がある人。


はい。

先生。
滝:今日はまた随分静かですね。この手は?

優子:オーディションの結果に不満がある人です!
香織:優子ちゃん!
滝:なるほど。今日は最初にお知らせがあります。来週ホールを借りて練習する事はみなさんに伝えてますよね。

そこで時間を取って希望者には再オーディションを行いたいと考えています。前回のオーディションの結果に不満がありもう一度やり直して欲しい人はここで挙手してください。

来週全員の前で演奏し、全員の挙手によって合格を決定します。全員で聞いて決定する。これなら異論はないでしょう。いいですね?

では聞きます。

再オーディションを希望する人。


香織:ソロパートのオーディションをもう一度やらせてください。
晴香:香織・・。
滝:わかりました。





では、今ソロパートに決定してる高坂さんと二人、どちらがソロにふさわしいか再オーディションを行います。

(久美子:そして次の曲が始まるのです。)
高坂さんと香織先輩、直接対決になりましたね・・どうなってしまうのでしょうか?
以上、Bパートでした。
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