ユーフォニアム1516
『響け!ユーフォニアム』第10話です。
以下、Aパートお気に入りな台詞を書き綴ってみました。
(ネタバレ注意)


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「ねえ、バカにしてんの?」
久美子:え?何がですか?
「自分が受かったからレーンになったからってバカにしてんのかって聞いてるんだけど。」
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久美子:そんな・・わたしは別に・・。
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「一年のくせに調子乗んな!」
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「あんたが・・あんたがいなければコンクールで吹けたのに!」
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(久美子:オーディションである以上、上級生が落ちて下級生が受かる事は決してめずらしい事ではない。だからといってすべての人が結果を素直に受け入れるかというとそれはまた別の問題で。
ユーフォニアム1486
夏紀:黄前ちゃん!
久美子:あ・・はい!あ・・夏紀先輩。
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夏紀:今日さ、練習終わった後、ちょっと時間ある?
久美子:え・・あ・・はい。
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夏紀:話あるから付き合ってよ、おごるからさ。
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久美子:あ・・はい。
夏紀:じゃ、まーた後でね。
久美子:あ・・はい。
人の心は複雑だ。
ユーフォニアム1490
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滝:課題曲は今のペースがいいでしょう。コンクールの演奏時間は12分。もちろんその時間をオーバーしてはいけませんが、焦って曲を台無しにしてしまうのはもっといけません。今のペースを忘れずに行きましょう。十分時間内に収まります。
「はい!」
滝:では本日はこれまでにします。
「ありがとうございました!」
ユーフォニアム1492
「あの、先生、リストに書いてある毛布って?」
滝:毛布です。みなさん、家にある使ってない毛布を貸して欲しいんです。
「はい!」
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葉月:うち、毛布超余ってます。でも毛布で何するんですか?
梨子:それは当日のお楽しみかな。
葉月:えー、何ですか!?
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久美子、後で教えて!てか今日時間大丈夫?
久美子:え?
葉月:緑がどうしても甘いもん食べたいって言ってるんだけど。
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夏紀:ごめんね、今日はちょっと話があるから黄前ちゃん貸して。
葉月:え・・はい。
久美子:ごめん。
ユーフォニアム1496
夏紀:じゃ、下で待ってるから。
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久美子:はいー・・笑顔が怖い・・。
葉月:声出てる。
久美子:あ!
葉月:もう!その癖、直しなよ・・!
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「ここの音がうまくいかないんだよね。」
香織:テンポが急に変わるところだからね。
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晴香:香織!
香織:今行く!また後でね。
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麗奈:お疲れ様でした。
優子:あ・・うん・・お疲れ。
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香織先輩・・。
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夏紀:ごめんね、おごるって言ってこんなもんで。
久美子:あ・・ありがとうございます。
夏紀:ストロベリーでいい?
久美子:はい。
夏紀:よかった。まあわたしチョコ派だからイヤだっていっても飲んでもらってたとこだけど。
久美子:はい。
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夏紀:あーあ、オーディション落ちてしまった。
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久美子:いや・・あれはその偶然て言うか夏紀先輩わたしより上手くて・・違います・・!今のは上から言ってるんじゃなくって・・!
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夏紀:なんだ!やっぱり気にしてたのか!
久美子:え?
夏紀:大丈夫だって!もともとわたし、ユーフォ始めて一年だし、オーディションだって受からなくていいやって思ってたくらいなんだから。
久美子:でも先輩がすごい練習してるのわたし見ました。
夏紀:なんだ、見てたのに黙ってたの?
久美子:いえ・・それは・・。
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夏紀:ま、練習したのは今の部の空気にあてられたっていうか、滝先生に乗せられたっていうか。わたしなんかそういうのに弱くてさ。でも先生にはちゃんと見抜かれていたよ。
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自分が練習してないところ吹いてって言われてあとはボロボロ。だから黄前ちゃんは実力でちゃんと勝ち取ったんだよ。
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わたしはそれで納得してる。よかったって思ってるぐらい。だから変な気使わないでよ。
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久美子:じゃあ話って・・。
夏紀:うん、それを言おうと思ってさ。今楽譜持ってる?
久美子:あ・・はい。どうぞ。
夏紀:久美子ちゃんに最初に書きたかったんだよね。
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はい。
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久美子:先輩・・。
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夏紀:ありがとね。黄前ちゃんのおかげで少し上手くなれた気がするよ。
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久美子:先輩はいい人ですね・・。
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夏紀:褒めても何も出ないよ、財布の中小銭しかないからね。
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えー!泣くなよ!
久美子:すみません!
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優子:だからきっとそのせいなんじゃないかって!絶対そうです!
香織:そうかな?そんな事ないよ。
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優子:でも!
香織:わたしはもう納得してるから。
優子:でも!
香織:先生はわたしより高坂さんの方がソロにふさわしいと判断した。それがオーディションでしょ。
優子:だからそのオーディションが!
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香織:優子ちゃんもコンクールに出るのよ。これからは全員で金賞目指して頑張る。
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違う?その話は口外しないでって他の子にも言っておいて。じゃあね。
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優子:香織先輩!諦めないでください!最後のコンクールなんですよ!諦めないで・・香織先輩の・・香織先輩の夢は絶対に叶うべきなんです!!
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香織:ありがと。
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滝:余った物は壁に貼り付けてください。
「なんだ、みんなで泊まり込むわけじゃないんだ。」
滝:したければしてもらっても構いませんよ、わたしは帰りますけどね。
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「先生、終わりました。」
滝:はい、ご苦労様です。これでこの部屋の音は毛布に吸収されより響かなくなります。
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響かせるにはより大きな音を正確に吹く事が要求されます。実際の会場はこの音楽室の何十倍も大きい。会場いっぱいに響かせるために普段から意識しておかなくてはいけません。
「はい!」
滝:ではみなさん、練習を始めましょう。
「はい!」
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優子:先生!ひとつ質問があるんですけどいいですか?
滝:なんでしょう。
優子:滝先生は高坂麗奈さんと以前から知り合いだったって本当ですか?
滝:それを訊ねてどうするんですか?
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香織:優子ちゃんちょっと・・。
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優子:噂になってるんです!オーディションの時、先生が贔屓したんじゃないかって!答えてください!先生!
滝:贔屓した事や誰かに特別な計らいをした事は一切ありません。全員公平に審査しました。
優子:高坂さんと知り合いだったというのは?
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滝:事実です。父親同士が知り合いだった関係で中学時代から彼女の事を知っています。
優子:なぜ黙ってたんですか?
滝:言う必要を感じませんでした。それによって指導が変わる事はありません。
優子:だったら!
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麗奈:だったら何だっていうの?先生を侮辱するのはやめてください!
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なぜわたしが選ばれたかそんなのわかってるでしょ!
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香織先輩よりわたしの方が上手いからです!
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優子:あんたね!うぬぼれるのもいい加減にしなさいよ!
香織:優子ちゃんやめて!
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優子:香織先輩があんたにどれだけ気使ってたと思ってんのよ!それを・・!
夏紀:やめなよ!
優子:うるさい!
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香織:やめて!
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麗奈:ケチつけるならわたしより上手くなってからにしてください。
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久美子:麗奈・・!
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緑輝:久美子ちゃん・・。
滝:準備の手を止めないでください。練習を始めましょう。
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久美子:麗奈・・麗奈・・!
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麗奈:うざい・・。
久美子:え?
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麗奈:うざい!うざい!うっとうしい!何なのあれ!
久美子:麗奈?
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麗奈:ろくに吹けもしないのに何言ってんの!?そう思わない!?なんで笑うの?
久美子:ごめん、てっきり落ち込んでると思った・・。
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麗奈:久美子。
久美子:え?あ・・何?
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麗奈:わたし間違ってると思う?
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久美子:ううん、思わない。
麗奈:ホントに?
久美子:うん。
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麗奈:わたしのお父さん、プロのトランペット奏者なの。滝先生のお父さんは吹奏楽の有名な先生でそれで二人は知り合いなんだけど。
久美子:うん。
麗奈:だからわたしも滝先生の事知ってた。
久美子:そっか。
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麗奈:滝先生がこの学校に来るって話、わたしお母さんから無理矢理聞き出してね。で、推薦蹴って・・。
久美子:何それ・・怖っ・・。
麗奈:仕方ないでしょ。
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わたしさ、滝先生の事好きなの。
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久美子:は?
麗奈:好きって言ってもLIKEじゃないよ、LOVEの方ね。
久美子:LOVE?
麗奈:言い直さないで、はずい。
久美子:あ、ごめん。
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麗奈:でも滝先生はわたしの気持ちなんて知らないから、オーディションで贔屓とか絶対ない。こんな時期に顧問の事悪く言うなんてホント信じられない。
久美子:うん、そう思う。
麗奈:何その顔?
久美子:いや、麗奈ってかわいいなと思って。
麗奈:性格悪っ!
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久美子:ソロを譲る気は?
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麗奈:ない!ねじ伏せる!そのくらいできなきゃ特別にはなれない。
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久美子:麗奈だね。
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でもその時はまだわかっていなかったのかもしれない。強くあろうとする事、特別であろうとする事がどれだけ大変かという事を。

夏紀先輩のやさしさと優子先輩の厳しさが対照的なAパートでした。
しかし高坂さんは滝先生にLOVEだったとは・・意外でした。
以上、Aパートでした。

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