『響け!ユーフォニアム』第2話です。
以下、Bパートお気に入りな台詞を書き連ねていきました。
(ネタバレ注意)


久美子:ああ!

麗奈:ちょっとどいてくれない?

久美子:あ!ごめん!
葉月:ねえ高坂さん!
久美子:葉月ちゃん!シー!シー!
葉月:なになに?


滝:おや?準備できましたか?

大丈夫ですか?
「すみません!大丈夫です!」

滝:はじめまして。顧問の滝です。よろしく。

「よろしくお願いします!」
葉月:結構イケメンだよね?
久美子:そう?

滝:新入部員が22名ですか。これで欠けていた楽器も埋まりますね。
晴香:はい。コントラバスは聖女でやっていた子が入部してくれました。
滝:それはよかった。

では部活を始めるにあたって最初にわたしから話があります。わたしは生徒の自主性を重んじるというのをモットーにしています。

ですので今年一年指導していくにあたって。おっと失礼。まずみなさんで今年の目標を決めてほしいのです。

これが昨年度のみなさんの目標でしたよね?

「頑張ってはいるんだけどねー。」

晴香:あの先生・・それは目標というかスローガンみたいなもので・・。

滝:なるほど。ではこれはなかった事にしましょう。

久美子:あ・・。

滝:では決めてください。わたしはそれに従います。
晴香:決めるっていうのは・・?
滝:そのままの意味ですよ。みなさんが全国を目指したいと決めたら練習も厳しくなります。反対に楽しい思い出を作るだけで十分というならハードな練習は必要ありません。わたし自身はどちらでもいいと考えていますので自分たちの意思で決めてください。
晴香:わたしたちで決めるんですか?
滝:そう言ったつもりですが。

あすか:わかった。わたし書記やるから多数決で決めよ。
晴香:多数決?
あすか:こんだけ人数いて他に決めようないじゃない?いいですよね?先生。
滝:どうぞ。みなさんの納得のいくようにしていただければ。

あすか:ほら。
晴香:それでは多数決で決めたいと思います。

久美子:まずい・・どうしよう・・。

晴香:えっとまず全国大会出場を今年の目標にしたいという人。

久美子:どう・・しよう・・。

晴香:では次に全国まで目指さなくてもいいと思う人。


久美子:葵ちゃん・・!

晴香:はい。多数決の結果、全国大会を目標に活動していく事になります。

滝:ご苦労様。反対の人もいましたが今決めた目標はみなさん自身が決めたものです。わたしはその目標に向かって力を尽くしますが努力するのはみなさん自身、その事を忘れないでください。わかりましたか?
「はい。」
滝:何をボーっとしているのです。返事は?

「はい!」
滝:もう一度言います。みなさんわかりましたか?
「はい!」

緑輝:久美子ちゃん、さっきどっちにも手を挙げませんでしたね。
久美子:うーん。
葉月:そうだったの?
緑輝:どうしてです?

久美子:だってイヤじゃない?ああいうのって。
緑輝:ああいうのって?
久美子:全国大会か楽しければいいかなんて選択肢。

緑輝:それで手を挙げなかったんですか?わたし久美子ちゃんが手を挙げなかったの高坂さんの事があったからだと思いました。どっちに手を挙げても高坂さんにどう思われるのか気にしているのかなって。

久美子:あー!わたしのバカ!何質問のせいにしてんのよ!緑ちゃんの言う通りだよ・・高坂さんが怖かっただけじゃん・・。引きずってるな・・。


葵:久美子ちゃん?

そっか・・そんな事があったんだね。
久美子:わたしきっとどこかで自分は悪くないって思ってるんだよ。だから謝るのもイヤでだったら気にしなきゃいいのにそれもイヤで・・。

葵:高坂さんにわたし悪くないって言いたいんだ。
久美子:え?
葵:違う?

久美子:うーん。そうかも・・。
葵:鳴るねえ。
久美子:一応吹奏楽部なので、って吹奏楽関係ないけどね。
葵:気持ちはわかるよ。うちの部だって去年も一昨年も目標は全国大会って書いてあったけど、本気で目指してる人なんていなかったんじゃないかな。
久美子:だよね。でも今日みたいに聞かれたら全国大会目指すっていう方に手挙げるでしょ。
葵:そりゃあねえ。
久美子:だからややこしくなるんだよ。大人はずるいよ。

葵:それ言ったらどっちにも手を挙げなかった誰かさんが一番ずるいんじゃない?
久美子:それは・・そうだけど・・。


葵:きっとそうするしかないんだよ。みんな何となく本音を見せないようにしながら一番問題のない方向を探ってまとまっていく。学校も吹部も先生も生徒も。
久美子:どうして?
葵:そうしないとぶつかっちゃうからだよ。ぶつかってみんな傷ついちゃう。

久美子:葵ちゃん。
葵:ん?
久美子:じゃあ何で葵ちゃんは手を挙げたの?全国行くか聞かれた時に。
葵:そうね・・アリバイ作りかな・・。

久美子:アリバイ?
葵:わたしそろそろ行くね。

久美子ちゃんも気をつけた方がいいよ。三年なんてあっという間だから。

(久美子:わたしはその言葉が何を意味しているのか葵ちゃんがその時どんな思いでいたのか全く知らなくて、きっとわたしの背中を押そうとしてくれているんだと思って・・。)

緑輝:久美子ちゃん、やるしかないんですよ!
葉月:おー!


久美子:エヘヘヘ・・。

麗奈:ん?高校もユーフォだね。

久美子:そう・・だよ・・。
麗奈:そっか。

(久美子:交わした言葉はそれだけで、でもなぜかわたしはホッとした。)

(そして・・)

滝:練習を始めましょうか。
(久美子:次の曲が始まるのです。)
滝先生、かなり生徒たちに迫りましたね・・自主性を。厳しいですね。
麗奈ちゃんは久美子ちゃんの言葉は覚えてないんですかね?
以上、Bパートでした。
関連リンク
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第2話「よろしくユーフォニアム」Bパートお気に入り台詞集
アニメ台詞感想記事ページ
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