ユーフォニアム302
『響け!ユーフォニアム』第2話です。
以下、Bパートお気に入りな台詞を書き連ねていきました。
(ネタバレ注意)


ユーフォニアム260
ユーフォニアム258
久美子:ああ!
ユーフォニアム259
麗奈:ちょっとどいてくれない?
ユーフォニアム261
久美子:あ!ごめん!
葉月:ねえ高坂さん!
久美子:葉月ちゃん!シー!シー!
葉月:なになに?
ユーフォニアム262
ユーフォニアム263
滝:おや?準備できましたか?
ユーフォニアム264
大丈夫ですか?
「すみません!大丈夫です!」
ユーフォニアム265
滝:はじめまして。顧問の滝です。よろしく。
ユーフォニアム266
「よろしくお願いします!」
葉月:結構イケメンだよね?
久美子:そう?
ユーフォニアム267
滝:新入部員が22名ですか。これで欠けていた楽器も埋まりますね。
晴香:はい。コントラバスは聖女でやっていた子が入部してくれました。
滝:それはよかった。
ユーフォニアム268
では部活を始めるにあたって最初にわたしから話があります。わたしは生徒の自主性を重んじるというのをモットーにしています。
ユーフォニアム269
ですので今年一年指導していくにあたって。おっと失礼。まずみなさんで今年の目標を決めてほしいのです。
ユーフォニアム270
これが昨年度のみなさんの目標でしたよね?
ユーフォニアム271
「頑張ってはいるんだけどねー。」
ユーフォニアム272
晴香:あの先生・・それは目標というかスローガンみたいなもので・・。
ユーフォニアム273
滝:なるほど。ではこれはなかった事にしましょう。
ユーフォニアム274
久美子:あ・・。
ユーフォニアム275
滝:では決めてください。わたしはそれに従います。
晴香:決めるっていうのは・・?
滝:そのままの意味ですよ。みなさんが全国を目指したいと決めたら練習も厳しくなります。反対に楽しい思い出を作るだけで十分というならハードな練習は必要ありません。わたし自身はどちらでもいいと考えていますので自分たちの意思で決めてください。
晴香:わたしたちで決めるんですか?
滝:そう言ったつもりですが。
ユーフォニアム276
あすか:わかった。わたし書記やるから多数決で決めよ。
晴香:多数決?
あすか:こんだけ人数いて他に決めようないじゃない?いいですよね?先生。
滝:どうぞ。みなさんの納得のいくようにしていただければ。
ユーフォニアム277
あすか:ほら。
晴香:それでは多数決で決めたいと思います。
ユーフォニアム278
久美子:まずい・・どうしよう・・。
ユーフォニアム279
晴香:えっとまず全国大会出場を今年の目標にしたいという人。
ユーフォニアム280
久美子:どう・・しよう・・。
ユーフォニアム281
晴香:では次に全国まで目指さなくてもいいと思う人。
ユーフォニアム282
ユーフォニアム283
久美子:葵ちゃん・・!
ユーフォニアム284
晴香:はい。多数決の結果、全国大会を目標に活動していく事になります。
ユーフォニアム285
滝:ご苦労様。反対の人もいましたが今決めた目標はみなさん自身が決めたものです。わたしはその目標に向かって力を尽くしますが努力するのはみなさん自身、その事を忘れないでください。わかりましたか?
「はい。」
滝:何をボーっとしているのです。返事は?
ユーフォニアム286
「はい!」
滝:もう一度言います。みなさんわかりましたか?
「はい!」
ユーフォニアム287
緑輝:久美子ちゃん、さっきどっちにも手を挙げませんでしたね。
久美子:うーん。
葉月:そうだったの?
緑輝:どうしてです?
ユーフォニアム288
久美子:だってイヤじゃない?ああいうのって。
緑輝:ああいうのって?
久美子:全国大会か楽しければいいかなんて選択肢。
ユーフォニアム289
緑輝:それで手を挙げなかったんですか?わたし久美子ちゃんが手を挙げなかったの高坂さんの事があったからだと思いました。どっちに手を挙げても高坂さんにどう思われるのか気にしているのかなって。
ユーフォニアム290
久美子:あー!わたしのバカ!何質問のせいにしてんのよ!緑ちゃんの言う通りだよ・・高坂さんが怖かっただけじゃん・・。引きずってるな・・。
ユーフォニアム291
ユーフォニアム292
葵:久美子ちゃん?
ユーフォニアム293
そっか・・そんな事があったんだね。
久美子:わたしきっとどこかで自分は悪くないって思ってるんだよ。だから謝るのもイヤでだったら気にしなきゃいいのにそれもイヤで・・。
ユーフォニアム294
葵:高坂さんにわたし悪くないって言いたいんだ。
久美子:え?
葵:違う?
ユーフォニアム295
久美子:うーん。そうかも・・。
葵:鳴るねえ。
久美子:一応吹奏楽部なので、って吹奏楽関係ないけどね。
葵:気持ちはわかるよ。うちの部だって去年も一昨年も目標は全国大会って書いてあったけど、本気で目指してる人なんていなかったんじゃないかな。
久美子:だよね。でも今日みたいに聞かれたら全国大会目指すっていう方に手挙げるでしょ。
葵:そりゃあねえ。
久美子:だからややこしくなるんだよ。大人はずるいよ。
ユーフォニアム296
葵:それ言ったらどっちにも手を挙げなかった誰かさんが一番ずるいんじゃない?
久美子:それは・・そうだけど・・。
ユーフォニアム297
ユーフォニアム298
葵:きっとそうするしかないんだよ。みんな何となく本音を見せないようにしながら一番問題のない方向を探ってまとまっていく。学校も吹部も先生も生徒も。
久美子:どうして?
葵:そうしないとぶつかっちゃうからだよ。ぶつかってみんな傷ついちゃう。
ユーフォニアム299
久美子:葵ちゃん。
葵:ん?
久美子:じゃあ何で葵ちゃんは手を挙げたの?全国行くか聞かれた時に。
葵:そうね・・アリバイ作りかな・・。
ユーフォニアム300
久美子:アリバイ?
葵:わたしそろそろ行くね。
ユーフォニアム301
久美子ちゃんも気をつけた方がいいよ。三年なんてあっという間だから。
ユーフォニアム302
(久美子:わたしはその言葉が何を意味しているのか葵ちゃんがその時どんな思いでいたのか全く知らなくて、きっとわたしの背中を押そうとしてくれているんだと思って・・。
ユーフォニアム303
緑輝:久美子ちゃん、やるしかないんですよ!
葉月:おー!
ユーフォニアム304
ユーフォニアム305
久美子:エヘヘヘ・・。
ユーフォニアム306
麗奈:ん?高校もユーフォだね。
ユーフォニアム307
久美子:そう・・だよ・・。
麗奈:そっか。
ユーフォニアム308
(久美子:交わした言葉はそれだけで、でもなぜかわたしはホッとした。
ユーフォニアム309
そして・・
ユーフォニアム310
滝:練習を始めましょうか。
(久美子:次の曲が始まるのです。

滝先生、かなり生徒たちに迫りましたね・・自主性を。厳しいですね。
麗奈ちゃんは久美子ちゃんの言葉は覚えてないんですかね?
以上、Bパートでした。

関連リンク

第2話「よろしくユーフォニアム」Aパートお気に入り台詞集
第2話「よろしくユーフォニアム」Bパートお気に入り台詞集
アニメ台詞感想記事ページ
TVアニメ「響け!ユーフォニアム」公式サイト

関連商品

Comments are closed.

Post Navigation