『幸腹グラフィティ』第10話です。
以下、Aパートお気に入りな台詞を書き綴ってみました。
(ネタバレ注意)

ユキ:とろーりのびのびー!楽しいー!




わー!


(春はまだまだ遠い。)
あ・・あの・・。
「そうだ、お茶してこっか。」
「うん、いいね。内木さんも行く?」

ユキ:え・・あ!わたしはその・・耳がかゆいので大丈夫です!!

「内木さんて変わった人だよね。」




(ユキ:永遠に春なんてやって来ないような気がする。こんな日はいつものおいしいあれを食べて・・。)


リョウ:ん?今日は予備校お休みの人が多かったですね。

きりん:うちのクラスも。
椎名:受験もうすぐだからね。家で実技以外の勉強に集中してるのかも。
リョウ:そうかもしれません。いよいよ本番って感じですね。

きりん:いよいよ本番・・。
リョウ:わたしたちの志望校の制服です。やっぱりかわいいですね。
きりん:うーん。
椎名:どうしたの?森野さん。

きりん:なんかわたしいろいろ不安になってきた・・。
リョウ:え?いろいろって?
きりん:高校ちゃんと受かるかなとか受かったとしてもちゃんと友達できるかなとか。

リョウ:えー、受験はともかく友達に関しては心配いりませんよ。きりんは明るいからすぐできます。
きりん:でもわたし予備校でどっか遊びに行ったりするような友達いないよ。もう一年も通ってるのに・・。
リョウ:行きと帰りがわたしたちと一緒だからじゃないですか?
椎名:予備校では絵描いてるだけじゃん。

きりん:だけどさ・・だけど・・。
リョウ:今日のきりんはちょっとナーバスになってますね。
椎名:そういう季節なんじゃない?


リョウ:きりん、明日までいられるんですよね?
きりん:うん。
リョウ:じゃあ映画でも借りていきましょう。楽しい映画を観てパーッと。

きりん:パーッと!?


こ・・これが楽しい映画!?
リョウ:はい、こういう時は思いっきり叫んでストレス発散です!

きりん:そんな発散いらな・・。

「友達・・友達欲しい・・。」

きりん:え?気持ち、わかる!

リョウ:ホラー映画に共感!?

きりん:あー、もうダメ・・全部が不安になってきた・・。

リョウ:全部って何がですか?
きりん:友達とか受験の事もそうだけど、なんかもう他の事も不安。

来週雪が降るっていうじゃない。雪が降りすぎちゃったらうちの畑どうなっちゃうのかなとか。

それとか、これ以上自然が破壊されちゃったら地球はあと何年持つのかなーとか。
リョウ:い・・いきなり地球・・壮大ですね・・。
きりん:リョウは不安な事ないの?
リョウ:え?わたしですか?それはやっぱり受験の事が心配ですけど・・うーん。

きりん:他にどんな小っちゃい事でもいいよ。
リョウ:小さい事?そうですね、確かに雪はちょっと不安というか心配ですかね。洗濯物も家の中に干さないとい・・。

はー!そういえばお布団干して出掛けたのすっかり忘れてました!
きりん:え!?大変大変!

リョウ:あー冷え冷えに・・。
きりん:でもあんま湿っぽくないし大丈夫だよ、きっと。

ユキ:ダメだよきっと・・できないよ友達なんて・・。
「そんなことない。ユキは内気だけど真面目でやさしいし頑張ればできるわよ。」

ユキ:ううん、どうせ無理。明るい性格のお母さんにはわからないもの・・。

リョウ:ほら一階の人の話し声みたいです。
きりん:窓開いてるのかな?
ユキ:もうそっちに帰りたい・・お父さん元気?ポチは?
きりん:電話っぽいね。
リョウ:ちょ・・ちょっときりん・・!

ユキ:もうヤダ・・できないよ。え?フレンドリーに?そんなのどうやっていいか・・。

リョウ:これ聞かなかった事にした方がいいんじゃ・・。
ユキ:え!?腹踊り!?
「え!?」
ユキ:腹踊りなんて普通の女性はしないものなの!

きりん:これはかなりはずかしいね。
ユキ:新しい環境でやっていけるのか死ぬほど不安だわ・・。
きりん:あ、この人今のわたしと同じ気持ちなんだ・・。
リョウ:きりん、聞き続けるのも悪いですし戻りましょう。


きりん:わー!
リョウ:きりん!



「わー!」

リョウ:こちら101号室にお住まいの内木ユキさんです。
ユキ:はじめまして。
リョウ:こちら週末にわたしの部屋に泊まりに来ている、
きりん:森野きりんです。
リョウ:きりん、内木さんに言う事は?

きりん:ごめんなさい。落ちそうなシーツを取ろうとしたらわたしも一緒に・・命を何とかするためにベランダをお借りしました。

(ユキ:身体能力すごいんだ・・。)
リョウ:ビックリさせてしまって本当にごめんなさい。
ユキ:あ・・いえ・・わたしも悪いんです・・その・・。

(ユキ:まさか窓を開けたまま電話してたなんて思わなくて・・。)

リョウ:ん?

(ユキ:挙句あんなにはずかしい話題を聞かせてしまって・・そのせいで二階から落ちたり今も気を使わせていたり・・。)
「え?」
(ユキ:本当にいろいろ申し訳なさすぎる・・。)
「わー!本当にすみません!」
(リョウ:ここは内木さんの傷を深くしないうちに帰った方が・・。)
あ・・あの・・きりん、そろそろ・・。

きりん:あ・・あの・・わたしも不安なんです!
ユキ:え?
きりん:高校入れるかとか、入れても友達できるかとかすごく不安で気持ちすごくわかります!


(ユキ:なんだろう、こんなに一生懸命。良い子だな、元気で瞳がキラキラして。この子なら試験のプレッシャーにも打ち勝ってきっと高校も合格できるはず。)
きりん:え?
(ユキ:とっても明るい子だもの、きっと大喜びだろうな。二人で合格パーティとかするのかな?いいな、とってもおめでたい・・。)

きりん:あの・・。
ユキ:え!?お・・おめでたいですね!
きりん:え!?何が!?

ユキ:あ・・ちがくて・・ごめんなさい!わたし頭の中で考えすぎて結局うまく話せない事多くて・・。


(他人相手だと緊張してしまって・・。)
感情表現苦手で・・自分の言いたい事ももう何年も言えてない・・。

そのおかげで未だにお友達二人しかできたことがないんです。
きりん:二人?
リョウ:その二人とは連絡は?

ユキ:あ・・通信機器とか持ってない子たちなので。元気かな?ジュンコにミカちゃん。



リョウ:その名前ってもしかして・・。
ユキ:今年の冬は寒いから心配で・・。
リョウ:大丈夫ですよ!ご実家に帰られた時に会えますよ、きっと。
きりん:うん!きっと元気に過ごしてる!

(ユキ:こんなわたしにこんなにやさしくしてくれて本当に良い子たち・・わたしもなにかお返しができたらいいのに・・。)


きりんさんのように自分の気持ちはっきり言えるのうらやましいです。その調子ならきっとお友達できますよ。

きりん:わー!

(ユキ:って勇気づけて上げられたらいいのに・・。)

(きりん:こ・・今度は見つめられてる・・!)
リョウ:ん?

ユキさんのお母さんは腹踊りするんでしょうか・・おもしろいですね!
耳がかゆいからお茶いけないとかも・・楽しいです!
以上、Aパートでした。
関連リンク
第10話「はもはも、みちちっ。~四種類のピザ~」Aパートお気に入り台詞集
第10話「はもはも、みちちっ。~四種類のピザ~」Bパートお気に入り台詞集
「幸腹グラフィティ」公式サイト
公式ツイッター
アニメ台詞感想記事ページ
関連商品