『幸腹グラフィティ』第4話です。
以下、Aパートお気に入りな台詞を書き綴ってみました。
(ネタバレ注意)






「さ、リョウちゃん、僕らの頭をお食べよ。」


リョウ:うん、いただきます!

おいしい!



「みんな聞いて。来週の授業だけど校内工事があるので急遽お休みになりました。」
(リョウ:え?来週休みって事はきりんが家に来ない・・!)
「各コース課題出しといたからみんなちゃんとやってくるように。」
「はーい。」

(リョウ:ひとりぽっち・・。)

「何?町子さん、予備校がないのがそんなに不安なの?受験生の鏡ね。」

椎名:あ、先生。それ多分違います。


きりん:リョウ!来週予備校お休みって聞いた?
リョウ:きりん!

きりん:二週間もリョウに会えないなんて嫌だよ!
リョウ:わたしもです。

せっかく来週の夕飯のメニューは中華フルコースの予定でしたのに・・。

きりん:はっ!フルコース!?餃子は?
リョウ:はい。餃子もお肉たっぷりの焼き餃子とエビがプリプリの水餃子の二種類用意するつもりで・・。

きりん:わたし親に電話して来週もリョウん家に遊びに行けるように頼む!

椎名:意外に策士。

きりん:あ、お母さん?あのね来週ね予備校がお休みになったんだけど、うんそう、だから来週は家にいられるんだけど、でもいつも通りに東京に行きたくって・・え?何?その日に家族全員で外食?


三ツ星高級中華料理店!?

行く!!

リョウ:惨敗です・・。
椎名:うん。


きりん:ごめん、リョウ。三ツ星には逆らえなかった・・。
リョウ:いいんですよ。
きりん:そうだ、来週はリョウが家に来なよ。お母さんに頼んで一緒に高級中華を・・!
リョウ:本当いいんです。家族水入らずのところお邪魔なんてできないです。
きりん:でも・・。

リョウ:ちなみに椎名さんは来週は何を?よかったら家に遊びに・・

椎名さんその格好は一体・・!?
椎名:あー、わたし水に濡れるの苦手なんだよね。ちょっと濡れるだけで一週間くらい寝込んじゃうからさ。通学も命がけだよね。

(リョウ:意外に病弱?)

椎名:来週も雨だったらずっと家で勉強かな。
リョウ:そうですか、残念。
椎名:でも頑張れば町子さん家にも行けるよ。

リョウ:本当ですか?
椎名:頑張ればね。これだけ完全防備してたら濡れる事なんて滅多にないし。

クシュン!



(リョウ:結局ひとりで過ごす事になってしまいました。)

椎名さん風邪大丈夫でしょうか。きりんも今頃何をしているでしょう。
(きりん:リョウ、さみしくなったらいつでもメールしてね!)


リョウ:こんにちは、きりん。あいにくの雨ですね、どうしてますか?椎名さんにも。こんにちは、椎名さん。お身体の具合はどうですか?

そんなすぐ返事は来ないですよね・・。

こんな時こそおいしいご飯です!さっぱりした物でジメジメした気分を吹き飛ばしましょう!

できました!さっぱりゴマだれ風味のサラダ冷やし中華!あ!いけない・・土曜日だからつい・・。


はい。いただきます。


んー!おいしい!

あー、ひとりで食べるとやっぱり味気ないですね・・。

返事・・まだ来ない・・。いつでもメールしてとは言われたけどいつでも返事をくれるとは言われてないんですよね。


違います違います!わたしはそういうんじゃなくって・・!

あ!メール!

こんなにびっしり丁寧なメール。具合の悪い時になんだか申し訳ないですね・・。


あ!こんにちは、きりん。ところでこの天井の木目、顔に見えませんか・・。こんなメールなんて返事したらいいかわからないですよね・・。


あー!もう!わたし何をしているんでしょう!
(不思議です。きりんが家に来るようになるまでわたしはどうやってお休みを過ごしていたんでしたっけ。)

これじゃいけません!そうだ、勉強でもしましょう。

あ、ここ資料が必要ですね。図書館に行って借りてきましょうか。

(そう。家に閉じこもっているからうじうじしちゃうんです。外に出て季節の空気をしっかりと感じて、そして・・。)


(きりんが思わず返信したくなるような面白いメールを!)
と・・違います・・資料探しです・・。
(ここの図書館に来るのも久々ですね。)

渡辺:リョウちゃん!

リョウちゃんー!

リョウちゃん、わたしわたし!

リョウ:あ、渡辺さん。
渡辺:すごい叫び声、驚かせちゃってごめんね。これ館内企画の着ぐるみ。子供たちが喜ぶんだー。
リョウ:よ・・喜ぶんですか・・。
渡辺:リョウちゃん、元気してた?
リョウ:あ、はい。お久しぶりです、五年ぶりくらいでしょうか。

渡辺:昔はおばあちゃんとよく一緒に来てたもんね。見ない間に綺麗になっちゃってすっかり大人ね。
リョウ:そんなこと・・。
渡辺:じゃあそんな大人になったリョウちゃんにはこの図書館の七不思議、異世界へ続く秘密の扉のありかを教えてあげよう。
リョウ:え?
渡辺:なーんて。
リョウ:本当ですか!?

(渡辺:よし、中身はあんま変わってない!)

リョウ:い・・意外と人気があるんですね・・それ。そうだ!渡辺さんちょっといいですか?
渡辺:ん?




(リョウ:懐かしい本の香り。おばあちゃんが本を借りるのをわたしはあのあたりで児童文学を読みながら待って。)

渡辺:リョウちゃん、おいでおいで。
リョウ:あ、はい。


これみんな料理の本ですか?
渡辺:そう、あなたのおばあちゃんがよく借りてた本よ。
リョウ:え?おばあちゃんが?あれ、みんな初心者向けの物ばかりですね。

渡辺:よく覚えてるわ、おばあちゃんの事。わたしがここに勤め始めた頃に料理が上手になる本はどこですかって涙目で聞いてきたの。かわいいおばあちゃんだなーって。
リョウ:それじゃあまるでおばあちゃんが料理が苦手みたいじゃないですか。
渡辺:え?そうでしょ?

リョウ:え?

明:おばあちゃん?うんそうよ、料理が大の苦手でね。
リョウ:本当だったんですか!?
明:あれ?言ってなかったっけ?お姉ちゃん、リョウのお母さんとわたしの小さい頃はさ、魚焼かせれば丸焦げか半生だしお味噌汁もほとんど味しなくて、あれ出汁取ってなかったわね絶対。


お弁当もひどくてさ、ご飯の上にあんこのせただけとかあったわね。即席おはぎ弁当とか言って。

リョウ:うー。
明:リョウの面倒見ることになってから必死こいて料理の勉強するようになったのよね。
リョウ:わたしのために・・?
リョウちゃんひとりで過ごすの巻でしたね。
きりんちゃんは三ツ星中華料理店の誘惑に負けてましたね、面白いです!
椎名さんは水に弱いと・・。
以上、Aパートでした。
関連リンク
第4話「じんわり、バリリッ。~コンビニご飯~」Aパートお気に入り台詞集
第4話「じんわり、バリリッ。~コンビニご飯~」Bパートお気に入り台詞集
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