今回ヒロ達ESメンバーがやって来たのは巨大な世界樹の麓にある「夢の街」。
名前とは違って見た目で連想する言葉は「ガラクタ街」ではあるが、こういう場所は子供時代を思い出して嫌いではない。
せっかく新しい土地へ来たのだからグルメを堪能しようと提案するリアリー。
だが、唯一置いてあるテーブルには先客が。
しかもちょっと近寄りがたい種類の客である。
臆せず相席いいかと尋ねるリーダーヒロ。
見た目に反して快く了承する男。
男の名はエイリーク。
彼も世界樹の上へ行くらしい。
今のところ悪いイメージはないが目が怖い。
そして「夢の世界樹」へ。
頂上付近には強力な滋養強壮効果を持つ花が咲くと言われており、
さらに100年に一度だけ果実が実るといわれており、最後に確認されてから今年がちょうど100年目だという。
何か聞こえないかというリアリー。
だいすけやヒロは聞こえないみたいだが。
ここは爆弾でスイッチを入れて邪魔なブロックを消しながら、ワープを遣って上へと進んでいく。
この単純な仕掛けで何の侵入を拒もうとしているのかは不明。
上へあがっていくと飛行船。
とたんにリアリーの顔色が変わり、飛行船めがけて攻撃を始めた。
慌てて止めるヒロとだいすけ。
そこへ現れたのは奇妙な風貌の男たち。
「ジェバの若枝・団員」とかいうその連中にリアリーは、
「お父さんを返せ!」
と怒鳴る。
さらに飛行船を追いかけていくと、大量に横たわるジェバの若枝団員。
その先にはエイリークの姿。
どうも様子がおかしい。
どうやら彼が言ってたスイッチが入ってる状態のようだ。
「俺を楽しませてくれるのか」
と、ヒロたちに凄むエイリーク。
だが、
飛行船がエイリークを攻撃。
その攻撃をことごとく弾く。
このオッサン、化け物である。
そして、高々と飛び上がると飛行船めがけて急降下!
そりゃそうなるよね。
頂上へと上昇する飛行船を追ってたどり着いた先にいたのはシャマランという顔にマスクをした男。
どうやら世界樹の多肉果を狙っているようだが、
それは突如現れたガイザーによって奪われる。
「この果実は人外の者たちへの供物。人の子が食したところで、なんら影響はない。」
ガイザーの言葉の意味は今のヒロ達にはわからないが、シャマランはさすがに相手が悪いのかこの場は引き下がるようだ。
そんなシャマランに父を返すよう怒鳴るリアリー。
シャマランはリアリーをいつか招待すると言い残し去る。
残されたヒロ達とガイザーの気まずい空気……というわけでもなく、
ガイザーはヒロにマリアイヴの匂いを感じ取る。
さすがに只者ではない。
そしてなぜか戦うハメに……。
めちゃくちゃ強いとは感じないものの体力がすごい。
まぁある程度安定した戦いで勝利はできたが、
まだまだ本気を出していないのが丸わかり。
もちろんヒロだって本気ではなかった(はず)。
「パラディソスを目指せ」
と言い残し、ガイザーは姿を消した。
その日の夕食。
やはり話題はリアリーとシャマランの関係。
シャマラン率いるジェバの若枝に彼女の父親は連れ去られたらしい。
奴らを探し出し、父親を助け出すのが、リアリーがエクスプローラーになった理由だった。
深夜。
一人で悩むリアリー。
彼女の決断は……。
・プレイ日記1(第1話・ヒロの旅立ち)
・プレイ日記2(第2話・エクスプローラー試験)
・プレイ日記3(第3話・タコトパスの涙)
・プレイ日記4(第4話・俺のダチ公)
・プレイ日記5(第5話・世界樹の多肉果)
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