『甘城ブリリアントパーク』第2話です。
以下、Bパートお気に入りな台詞を書き記していきました。
(ネタバレ注意)

西也:お前支配人代行だったのか。
いすず:一年間やってたわ、ラティファ様の代わりに。

さっきの85000円、もしかして栗栖隆也の心を読んだの?
西也:昨日の客入りやこのパークの規模からざっくり推定しただけだ。フェルミ推定という思考ゲームだ。
いすず:フェルミ推定?
西也:あとで調べろ。それよりなぜ俺をあんな連中に会わせた?

いすず:敵を知っておいて欲しかったから。あなたが支配人になった時のために。

西也:いいかげんにしろ。お前は俺の休日や放課後を奪い、あまつさえ珍妙な銃で撃ち、なのにあつかましくも助けてくれと言っている。ここまで人を小馬鹿にした要求があるか?

いすず:わたしはこちらの世界に慣れてないの。地上の人にものを頼む方法を知らないのよ。
西也:それで銃か。

いすず:ええ。魔銃シュタインベルガー、様々な弾を撃つ事ができるわ。
西也:出さなくていい!
いすず:あなたを撃った弾はペインブリンガー、タンスの角に足の小指をぶつけた時の二倍の苦痛に見舞われるわ。
西也:いいからしまえ!

そもそも俺に頼む前になぜ経営のプロを雇わないのだ!?
いすず:雇ったけどみんな辞めてしまったわ。
西也:なぜ?

いすず:わたしが銃で脅したからかな?
西也:おい!
いすず:責任は感じているわ。だから何としてもあなたには引き受けて欲しかった。あなたの学校に来たのもそのためなの!
西也:はあ・・付き合いきれん。
いすず:帰る気?
西也:ああ。

いすず:可児江君、あなたは最後の希望よ、わたしたちを救って欲しい!

西也:お断りだ。
いすず:もう一度ラティファ様に!



栗栖:よう!
西也:どうも。

栗栖:ん?ん?
西也:何か?

栗栖:君もしかして児玉誠也か?
西也:人違いです。
栗栖:いやいや間違いない。驚いたな、あの大スターがこんな寂れた遊園地でバイトとはねえ。


西也:だから!余計なお世話です。
栗栖:ま、色々事情があるんだろうが忠告しておこう。バカな気は起こすなよ。負け犬と付き合っていると自分も負け犬になるぞ。

じゃあな。

(西也:子供が怪我をしないようにか・・。)


(こんな工夫をする暇があったらまず見てくれだけでも何とかしろ・・力の入れ処が違うだろ・・バカ。)


(なんにせよ、心を読む魔法は何とかしてもらわんとな。)

ミュース:やっぱりよくない話なんでしょうか・・?
コボリー:モッフルさん、何かご存知ないですか?

マカロン:どうロン?キャストリーダー様。
モッフル:まあ多分思ってる通りフモよ。

いすず:傾注せよ!傾注せよ!これよりメープルランド第一王女ラティファ・フルーランザ殿下よりお言葉がある。心して聞くがよい。
ティラミー:みんな諦めムードだミー。
マカロン:まあ無理ないロン。

ラティファ:こんばんは、みなさん。今日はとても悲しいお話をしなければなりません。

この甘城ブリリアントパークはあと三か月で閉園になります。このパークとももうすぐお別れです。

でもみなさんの職場は何とかわたしが探します。色々と苦労する事もあるかと思いますけど・・。

ワニピー:苦労?苦労ピー!?ラティファ様!おいら知名度なんてほとんどゼロだよ!今さら人気なんて集められないピー!どうしてくれるの!?

ラティファ:それは・・わかりません・・。でも頑張れば・・!

ワニピー:頑張っても無駄だピー!どうせどこかの駅前でティッシュを配るしかなくなるピー!それできっとすぐ忘れられて消えてしまうんだピー!

ピー!ピー!地上で人気がなくなったら消滅だピー!どうしてくれるっピー!



モッフル:黙るフム、ワニピー。
ワニピー:モッフル?
モッフル:お前ここに来て何年になるフモ?
ワニピー:12年だっピー。
モッフル:ならチャンスはいくらでもあったはず。こうなったのはパークに甘えて固定客を掴んでこなかったお前の怠慢。今さら取り乱してどうするフモ。

ワニピー:でも・・でも・・!

モッフル:心配しなくてもティッシュ配りくらい一緒にやってやるフム。お前が本気を出せば地元の人気者になるくらいは造作もないフモ。

ワニピー:一軍の余裕っピー。

モッフル:何!?
ワニピー:モッフルならどこかの遊園地に移籍するのも簡単だっピー。
モッフル:そんな事考えてもいないフモ。
ワニピー:それにモッフルは浦安デジマーランドの大スター、マッキーと付き合いがあるピー!どっちもネズミだし二番手キャラとして生きる・・。

モッフル:僕は誰かの二番手じゃない!人真似で売れてるわけじゃないフモ!
ワニピー:痛い!痛いピー!

マカロン:ふたりともやめるロン!ラティファ様の前だロン。一番つらいのはラティファ様、そんなのわかってるはずだロン。
モッフル:すまなかったフモ。


ラティファ:いえわたしの方こそです。みなさん、すみません!わたしの力が足りないばかりに・・。


わたしからはただ・・謝る事しかできません・・。みなさん本当に本当に・・すみません・・!

西也:謝るのはまだ早いんじゃないのか?


全く、あきれた連中だな。哀れっぽくため息をつくならやる事をやってからにしろ。

ティラミー:あいつが神託の子だミー?

モッフル:小僧、何をしに来たフモ。
西也:何はないだろ?俺を呼んだのはそっちじゃないのか?
モッフル:支配人代行は断ったと聞いた。さっさと帰るフモ。

西也:そうはいかん。この俺が一肌脱いでやる気になったんだからな。

モッフル:これは僕たちの問題フモ。お前の助けなどいらないフモ。
西也:それでこのザマだろうが。
モッフル:何!?


西也:見ろ!雁首そろえて何もできない!客も呼べず資金も集まらずみすみす職場を失おうとしている。さっきあの甘城企画の男が言っていたぞ、こんなパークに来る客は大馬鹿だそうだ!
正論じゃないか、こんな楽しさも興奮もないネタにさえならないダメ遊園地にわざわざ来る客なんだからな。さすがに俺も反論できなかったぞ。それでお前らときたら何をやってる?なーんと自己憐憫の残念会だ!なるほど、確かにこんな奴らに金を出すのはバカのやる事だ!

モッフル:言わせておけば・・!
ラティファ:モッフルさん。

すみませんでした、可児江様。どうぞこちらへいらして下さい。



西也:自己紹介がまだだったな、可児江西也だ。ふーん、お前らの声が聞こえるぞ。まずわかるのはそう!お前らが俺の事を嫌いだという事だな。どこの何様だ、こんな奴にパークを任せるって?あと三か月で何ができるって言うんだ。まだあるなー俺たちのラティファ様があんな奴に?キー悔しい!不愉快だろうムカつくだろう、それでいい。俺はお前らに何かを懇願したりしない。独裁的にやってやる!逆らうなら今すぐクビだ!俺の指示通りに仕事をしろ!どうせ潰れるダメパークだ、やりたい放題やらせてもらう。だがお前らは必ず見る事になる、お前らが嫌いなどこぞのガキがこれから三か月で奇跡を起こすのをな!俺は25万人の客を呼ぶ。お前らの神が出した神託をこの俺が叶えてやる!

いすず:演技?
西也:ああ、わざと連中を怒らせた。
ラティファ:わざとですか?
西也:お前らの客はバカだって言っただろ、連中は本気で怒った。客をバカにされて怒るのは自分の仕事に真剣だという事だ。それならまだ希望はある。

ラティファ:勉強になります。
いすず:では力を貸してくれるんだね?

西也:ああ。但し三か月だけだ。俺の仕事はそこで終わりにさせてもらう。
ラティファ:はい。深く感謝します。

西也:感謝などしないでくれ。やれるだけの事はやってみるがほぼ不可能だ。その覚悟はしておいてくれ。

いすず:じゃあさっき言った話は!?
西也:ああ言うしかなかっただけだ。最善を尽くすなら連中にも希望を持ってもらうしかないからな。
ラティファ:わたしも希望は捨てません。
西也:神託でそう予言されているからか?
ラティファ:いいえ、神託はほんの少し道を照らしてくださるだけです。先の事は何もわかりません。
西也:だったらなぜ?

ラティファ:可児江様が来てくださったからです。このパークは変わります。ならばきっと新しい未来もあるはずです。

いすず:言われた資料はこれで全部よ。
西也:ああ。
いすず:他にいるものは?
西也:いや。
いすず:家には連絡した?今日は帰れないって。
西也:ああ。
いすず:仮眠を取れるように毛布を置いておくわ。
西也:ああ。

いすず:可児江君・・。
西也:ん?
いすず:ありがとう・・。
西也:ああ。

タカミ:あ、モッフルさん。いらっしゃい。
モッフル:生と冷やしトマト。
タカミ:はーい。

マカロン:おーモッフル、先に始めてたロン。
ティラミー:やっと来たミー。
モッフル:モッフル。

タカミ:失礼しまーす、生一丁でーす。
マカロン:タカミちゃん、生ふたつ追加だロン。
タカミ:はーい。
ティラミー:タカミちゃんのおしりも追加だミー。
タカミ:はいはい。
モッフル:ティラミー、下品な言葉は控えるフモ。いつ誰に聞かれるかわからないフモ。

ティラミー:ララパッチのお守りがあるから大丈夫だミー。これがあれば僕らの事誰も気にしないミー。

モッフル:それの効き目は見た目だけだフモ。甘ブリのマスコットが居酒屋で女の尻の話とか実況されたらえらい事フモ。

ティラミー:むー僕はもっと自由に生きたいミー。○×□△!


タカミ:暴れないで下さい!

「ごめんなさい。」

「じゃ乾杯!」
ティラミー:モッフルが機嫌悪いのはやっぱり可児江君の事だミー?
モッフル:モッフル。
マカロン:まあまずはお手並み拝見だロン。神託で選ばれた彼がまず何をするか楽しみだロン。


モッフル:ど・・ど・・どういうつもりフモ・・あの小僧!!

いすずちゃんの銃撃の痛さはタンスの角に足の小指をぶつけた二倍なんですね・・。
そしてキャストのマスコットが当然のように喋り出した第2話でしたね。
最後の西也君の指示はすごく真っ当な気がします。
以上、Bパートお気に入り台詞集でした。
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