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ゲーム化によってこういうアニメがあるのだと知ったクチ。
どんなものかと全話観たので感想を紹介。


●物語
戦車道がないという理由で大洗女子学園へ転校してきた主人公の西住みほ上画像の真ん中)は、その年から復活することになった戦車道をやるように生徒会から強要される。
自分をかばうために本当は戦車道をやってみたいのに生徒会へ反論するクラスメイトの武部沙織五十鈴華のためにみほは戦車道をやることを伝える。
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↑大洗女子学園の生徒会の面々。みほに戦車道を強要するのには理由が。
観るまではピンとこなかった「戦車道」という言葉。
早い話が「華道」や「茶道」と同じ使い方でいいのだろうか?
ルールはフラッグ車を倒したチームの勝ちというシンプルなもの。

全12話構成で、ストーリーの大半は戦車道全国高校生大会の様子が描かれる。
対戦相手する相手は練習試合も含めて全5校。
練習試合の聖グロリアーナ女学院。
一回戦のサンダース大学付属高校。
二回戦のアンツィオ高校。
準決勝戦のプラウダ高校。
そして決勝戦の黒森峰女学園。

この中で、戦いの様子が描かれないのは二回戦のアンツィオ高校である。
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↑黒森峰女学園の隊長でありみほの姉である西住まほ
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↑個人的に目をつけていたプラウダ高校の隊長カチューシャ。この表情がいい感じ。

私は最初にも書いたようにゲーム版でこのアニメを知ったので、アンツィオ高校といえばゲームで初回封入特典にダウンロードコードがついてくる相手。
さぞ人気があるのだろうと思って観ていると、なんとすでにアンツィオが大洗女子学園に負けた場面が映るだけという……。
どうやらOVA版でそのあたりは描かれているそうだが、これリアルタイムで観ていたらどう思ったんだろうなw
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↑アンツィオ高校敗北の一場面。これだけで終わったw

●観終えての感想
戦車に詳しいわけではないので、動きがどうだとか戦車の再現度がどうだとかはさっぱり。
アニメとして観た感想は非常にテンポがいいということ。
キャラの感情や一つの出来事、一つの戦いをだらだら描くのではなく、むしろこんな簡単でいいのかと思うほどに簡潔に描かれている。
最初に「戦車道の大会に出る」という目的があり、終盤で「勝たなければいけない理由」がわかる。
そして色々な意味で負けられない決勝戦へとつながる。
この流れが観ている側からすると簡単でわかりやすい。
まぁ、全12話という中での物語なのでこうしないとダメだったんだろうけどね。

アニメファンの評価はどうかともかく、素人が観た感想としては傑作とか名作とかは思わないけど観ていて疲れないアニメという感じ。
それなりにシリアスな場面もあるんだけど、そこを引っ張らないというか切り替えの早さが理由かね。
個人的にはゲームでもマンガでも「疲れない」というのは大事。
今回アニメを観てゲームの方にも興味が出たけど、あっちは評判イマイチなんだよなぁ。
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↑大洗町名物あんこう踊り。意味不明。

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