今月27日に発売されるWiiソフト「ラストストーリー」のお話。
先月行われたプレゼンテーションを見て、楽しみになったという人も多いのではないだろうか。
「Wiiではゲームらしいゲームが売れない」
なんて、台詞も囁かれる中、本作がどんな評価を得るのか非常に興味深い。
本作はファイナルファンタジーシリーズの生みの親でもある坂口博信氏がディレクターをし、音楽は植松伸夫氏が作曲するという、昔ながらのFFファンにはたまらないスタッフとなっている。
本作の主人公はエルザという青年。
動画を見た限りでは昔知り合ったクオークと傭兵団をやっており、依頼を受けては仲間と一緒にこなすという感じかな。
酒場がこの傭兵団の溜まり場のように見えたね。
戦闘中の攻撃は基本オート(マニュアルと切り替え可能)。
敵に直接攻撃をするだけなら、プレイヤーはアナログスティックさえ操作していればいいが、ゲームが進むにつれて魔法や技といった要素が加わるため忙しくなるとの事だ。
そういう意味では直接攻撃をオートでやってくれるというのは、余計な部分に集中せずとも、しっかり戦略を見つめるという上で便利と言える。
また、本編とは別にWiFi通信を介しての対戦プレイと協力プレイも用意されている。
最大6人までが参加でき、使うキャラクターも選べるとのこと。
プレゼンテーションでは対戦である「乱戦」しか見られなかった。
「乱戦」は最大6人で他プレイヤーを倒し、その際に入ったポイントがもっとも多い人が勝者となる。
対戦時間は5分。終了後はランダムでアイテムが入手可能だ。
こうして見るとかなり気合いの入った1作である事は伺える。
どれだけ完成度が高くてもオリジナルタイトルは売れにくいのが今の日本ゲーム市場。
売れた売れないではなく、実際にプレイしたユーザーの評価が楽しみな1本だ。