『一週間フレンズ。』第10話「友達とトモダチ。」Aパートお気に入り台詞集

『一週間フレンズ。』第10話Aパートです。
九条君登場で急展開を見せる『一週間フレンズ。』。一体どうなってしまうのでしょうか？
以下Aパートお気に入りな台詞を書き綴ってみました。
（ネタバレ注意）

祐樹：藤宮さん。

香織：な・・なんですか？

祐樹：長谷祐樹です。俺とまた友達になってください。

香織：え？あなたが長谷君？日記にそう書いてあったけど本当に話しかけてくれるんだね。
（祐樹：俺が以前言っていたあの言葉を再び口にしたのは藤宮さんの記憶が完全にリセットされてしまったからだ。）

（それもたった一人の転校生の出現によって。）

一：すみません、俺まだ教科書もらってないんですけど。

祐樹：藤宮さん、席交換しよ！
教科書俺が見せてあげてもいいですよね？見せてあげたいんです！
一：安心しろよ、もうこの間みたいなことは言わないから。

わざわざ机くっつけんの？
香織：教科書落ちちゃうから。

一：ふーん、この前のこと気にしてないんだ。
香織：この前って何のことですか？
一：あーそうですか、そうですよね。

祐樹：すごいな。
一：別に。昔放課後残ってみんなで百人一首暗記してたもんな。
今度はしかとかよ。

祐樹：今までのとは違うんだよ、完全にリセットされてた。
将吾：じゃあこのまま逃げ出すのか？
祐樹：別に逃げ出したりなんか！ただくやしいんだよ。今まで積み上げてきたものが全部どこかへ行っちゃったみたいで。それもほんのちょっとあいつと言葉を交わしただけで。

一：何それ俺のこと？俺も何か飲も。校内うろついてたら喉渇いた。

何？
おまえ長谷って言ったっけ？なんか俺に恨みでもあるわけ？
あいつが倒れた時すげー慌ててたもんな。あの女のこと好きなわけ？
で俺の登場によって藤宮香織といざこざが起きた。ビンゴ？

祐樹：俺こいつ嫌い！
一：安心しなよ。俺はただあの女と小学校が一緒だったってだけで別に何もない。
祐樹：小学校？
一：ああ小６の時に転校してあの女ともそれっきり。それに他人の女に手出すほど根性ひん曲がってねえし。
祐樹：別に藤宮さんとはそんな関係じゃないし！
一：ああそうなの？じゃあ狙っちゃおうかな。
ウソ。
祐樹：はあ？一体何なんだよ！

一：そもそも俺藤宮香織のこと大嫌いだから。

じゃあ俺もうちょっと校内探検してくるんで。

将吾：何とも言い難いやつだったな。
祐樹：だから・・だからくやしいんだよ。あんないけ好かないやつに今までの努力が無駄にされた気がして。俺の存在よりあいつの存在の方がでかいってことなのかな。

香織：長谷君、お弁当作ってきたよ。

日記に書いてあったから。
毎日作ってたんだよね、わたし。

祐樹：作ってきてくれただけでうれしいよ、藤宮さん。
香織：よかった。

祐樹：あ！玉子焼き！
香織：うん、お砂糖ちゃんと18グラムにしたよ。でも何で18グラムなんだろう。19グラムじゃダメなのかな？そんなに味に違いがあるのかな？

長谷君はどう思う？
祐樹：藤宮さん・・ごめん。。

（香織：長谷君！今日は何の日でしょう？）
（祐樹：6月18日ってなんかあったっけ？）
（香織：正解は18の付く日でした！）
（18と言えば？）
（祐樹：玉子焼きの砂糖のグラム数。というか藤宮さんの記憶が初めて戻るきっかけになった数字だよね。）
（香織：ピンポン！カレンダー見てても意味なく18日にチェック付けちゃったり、でも月曜日にそれを見てハッとしたりするからいい事かなって思ってみたりして。）
（祐樹：もしかして、それで？）
（香織：うん！だから今日は18の付く日なの。）

（祐樹：日記、大分きれいになったね。）
（香織：最初はよごれちゃったことが少し残念だったけど、長谷君が一生懸命探してくれたことを思い出せそうな気がする。こうやってひとつひとつの思い出が増えていくのってすごく素敵なことだよね。）
（祐樹：俺、少しは藤宮さんの役に立ててるのかな？）
（香織：え？）
（祐樹：無理矢理話しかけて毎日一緒にいるようにして余計なおせっかいだったんじゃないかなとか。）
（香織：そんなことないよ！誰かと一緒に思い出を作っていくことが素敵なことだって気づかせてくれたのは長谷君だよ。前は諦めかけてたけどもっと努力しようって思うようになったのも長谷君のおかげ。ありがとう！）

（祐樹：こうして少しずつ前進後退を繰り返しながらも前に進んでいると思っていた。夏休みが終わってまた学校で藤宮さんと沢山の思い出を作れる。そう思っていた・・。それなのに・・。）