『ご注文はうさぎですか?』第9話Aパートです。
「青山スランプマウンテン」って青山さん、スランプなんでしょうか?
以下Aパートお気に入りな台詞を書き記してみました。
(ネタバレ注意)

チノの祖父:苦労して建てた念願の喫茶店だが経営が軌道に乗らんのう。

いっそうさぎになれたらどんなに楽かのう。

ココア:おじいちゃん、こんにちは。
チノの祖父:こんにちは。
ココア:おじいちゃん、このもふもふしたの何?
チノの祖父:うちで飼っとるうさぎだ。
ココア:いい匂いがする。
チノの祖父:コーヒーの匂いじゃよ、うちは喫茶店やっとるからな。

ココア:おじいちゃんのご注文はうさぎさんになることなの?
(チノの祖父:聞かれてた・・。)


ココア:おじいちゃんにおまじないをかけてあげるね。いつかうさぎさんになれますように。

待って!お姉ちゃん!置いてっちゃやだ!

チノの祖父:同じうさぎでもおまえみたいなのにはなりたくないな。夏は暑っ苦しそうだ、冬は暖かそうだが。さーておまえがいないとチノがさみしそうにするからな、帰るか、ティッピー。


チノ:あ、またティッピー枕にして・・。
ココア:お姉ちゃん、置いてかないで・・。


リゼ:あ、そうだ。わたしまたバイト休むかも。
ココア:何か用事なの?
リゼ:部活の助っ人頼まれたんだ、演劇部の。
ココア:演劇部!すごい!
チノ:時々助っ人してる部活って演劇部だったんですね。
ココア:リゼちゃんって声が通るし暗記も得意だし役者さん向きだよ。
リゼ:そ・・そうかな?
チノ:演劇・・童話とかいいですよね。
リゼ:今度やるのはそんなかわいいものじゃないけど・・。
ココア:どんなダークメルヘンやるの?
リゼ:どうしてそうなる。普通のやつだ普通の。
チノ:何を演じるのか教えてください。
ココア:教えて教えて!
リゼ:笑うなよ。オペラ座の怪人のヒロイン、クリスティーヌだ。
チノ:うれしそうですね。
リゼ:そんなわけあるか!
ココア:力み過ぎてお皿割れそうだよ。落ち着いてクリスティーヌ!
リゼ:日常でその名前で呼ぶな!
ココア:わたしも犬の役ならやったことあるよ、ワンワン。
リゼ:犬じゃない!優雅でおしとやかな若いオペラ歌手の役だ!
チノ:優雅でおしとやか・・。
リゼ:す・・すまない、弁償する・・。確かにわたしにはおしとやかな演技は難しいかもしれない。
ココア:あ!おしとやかさなら千夜ちゃんとシャロちゃんがアドバイスしてくれるかも。
千夜:ココアちゃんからだわ。
うちのお店潰しに来るの・・。
リゼ:というわけで千夜に学びに来たんだ。
千夜:せっかく頼ってくれたんだから、本腰入れて指導しなきゃね。
任せて!魑魅魍魎も恥じらう乙女にしてあげる!
リゼ:ま・・任せた!
千夜:まずこれを着て。髪もいじらせてね。あとモデルガンは没収。
完成!これならどこから見ても立派な淑女よ。
(リゼ:この格好・・見覚えがある・・。)
千夜:さあ早速練習よ。まずは小手調べにこの花を愛でてみましょう。
リゼ:イエッサー!ところでこの格好に意味あるのか?
千夜:もちろん、形から入るのは大事よ。
というわけで・・
ダメですわ!クリスティーヌさん!全然腰が入ってなくてよ!
リゼ:おまえも役に入るのか!?これで殴って人格変えた方が早くないか!?
千夜:その考え自体がよろしくなくてよ!
青山:素晴らしいです。物事に全力でぶつかるその姿、とても花ざかりの乙女です。
リゼ:誰?
千夜:小説家の青山さんよ。ほら、この間みんなで観に行ったうさぎになったバリスタの作者さん。
リゼ:ああ!
千夜:青山さんにはメニュー名を考えるのを時々手伝ってもらってるの。
リゼ:共犯者か。
青山:苦悩の果てに素敵なメニュー名を思いついた瞬間、笑顔を咲かせる千夜さんもまた素敵な乙女です。
リゼ:詩人だ。
千夜:そういう青山さんは?
青山:わたしはまだ苦悩してます。
リゼ:人のこと励ましてる場合か?
ココア:リゼちゃん、踊ったり歌ったりするのかなー?
チノ:それはミュージカルでは・・。
ココア:夜のバータイムでかっこよく踊ればお客さんが集まるかも。
チノ:かっこいいんですか?それ。
ココア:超かっこいいよ。チノちゃんは劇で何の役やったことある?
チノ:わたしは木の役を積極的にやりました。
ココア:しぶい!
チノ:木はいいです。不動のあり方は心があらわれます。
ココア:そっか!踊る木っていうのも新鮮かも。
チノ:木は動かないからいいんです!
シャロ:リゼ先輩、甘兎で用事あるって何だろう?
あいつは怖いけど・・このくらいの困難・・。
こんにちはー!
なんで・・なんで・・。
千夜:ごめんね、シャロちゃん。リゼちゃんの役作りのためにオペラ座の怪人のファントム役になりきっていたの。やっぱりこっちの方がファントムっぽいかしら。
リゼ:そもそも代用品としておかしい・・。
千夜:シャロちゃん、リゼちゃんはシャロちゃんの意見を参考にしたいらしいの。
シャロ:わかりました!それを使い鬼と仏の気持ちになって先輩に指導しろということですね!
リゼ:お面は関係ないぞ。
シャロ:違うんですか?
リゼ:シャロに習いたいのは上品さなんだ、コツを教えてくれ。
シャロ:コツと言われても・・。
これは生き抜くために無意識に身についた処世術のようなもので。
リゼ:そんな過酷なものだったのか!?
青山:なるほど。最近のウェイトレスさんは世渡りするのも大変なんですね。
シャロ:この前公園で会った変な人!
千夜:小説家の青山さんよ。
シャロ:え?この人が?
青山:ウェイトレスさんてホールを舞うアイドルみたいなものですね。
シャロ:そんな風に見えてるんですか?
青山:同時にホールで戦うファイターでもありますよね。
シャロ:イメージが主にわたしじゃないですか!?
リゼ:アイドルで・・ファイター・・。
千夜:まんざらでもなさそう。
ココア:思ったんだけどリゼちゃん本当は演劇部に入りたいんじゃないかな?
チノ:それはあり得ますね。
ココア:役作りに真剣に取り組むくらいだもんね。
チノ:そしたらこのバイトやめてしまいますね。
ココア:ええ!そんなの悲しいよ!
リゼちゃん。
チノ:リゼさん。
ココア:わたしCQCなんてできない!リゼちゃんの代わりにこの喫茶店を守ることなんてできないよー!
チノ:リゼさんはガードマンですか。
ココア:リゼちゃんの本心を聞きに来たよ!
ココア&チノ:あれ、ロゼちゃん(さん)。
リゼ:お久しぶりです。魑魅魍魎も恥じらう乙女です。
千夜:クリスティーヌが降臨したわ。
シャロ:あの台詞を教えたの誰!?
チノ:ロゼさん、うちの喫茶店に来てくれるの待ってたんです。
ココア:そっか・・チノちゃんはわたしよりロゼちゃんみたいな人に憧れるんだね。
チノ:ココアさん待ってください、話が終わってません!
リゼ:何しに来た・・!?
ティッピー:こんな店二度と近づかん!
青山:この声・・マスター!?お元気そうで何よりです。
リゼ:やっぱこんなの柄じゃないよな。クリスティーヌは断るよ。
シャロ:そ・・そんな・・やり・・
青山:やりたいことを諦める必要がどこにあるんでしょう。
シャロ:言いたいこと取られた・・!
あ・・青山さんの言う通りです!その格好すごく似合ってます!
千夜:こんなにかわいいのにもったいないわ。
(リゼ:いまさらだが恥ずかしくなってきた・・)
ありがとう、わたし頑張ってみるよ。あと勢いで来てしまったけどこういうのって人に聞くもんじゃないな。
千夜:聞く相手が悪かったのよ。
シャロ:自分で言う?
ココア:わー。これがリゼちゃんの演じたクリスティーヌかあ。
銃持って怪人と戦ってる。。
リゼ:最初から脚本をわたしのキャラに合わせたかったみたいだ。
せっかくおしとやかさのコツがわかってきたのに。くやしいから別の役でリベンジしてやる!
ココア:そんなのダメー!
ロゼちゃん登場!(リゼちゃんなんですが)でしたね。
チノちゃんの木の役を積極的にやってたってところが個人的には面白かったです。
シャロちゃんのおしとやかさは処世術なんですね。
青山さんの台詞もよかったです。
以上Aパートでした。
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