『一週間フレンズ。』第5話「新しい友達。」Aパートお気に入り台詞集

『一週間フレンズ。』第5話です。
『一週間フレンズ。』はオープニングとエンディングテーマ曲聞くだけで泣きそうになります。
「新しい友達。」・・・これまたどんな展開になるかドキドキします。
以下Aパートお気に入りな台詞を書き綴ってみました。
（ネタバレ注意）

（祐樹：俺たちの間にはルールがあった。）
（教室で話しかけてはいけない、挨拶するのも禁止だ。）

香織：さっきはごめんね、長谷君！

祐樹：こっちこそ話しかけてごめん。だけど屋上でしか話せないってやっぱり寂しいよね。

香織：わたしと喋ったら長谷君までいろいろ言われちゃうから・・。
自分で決めてやってることだし、それに自然体でいられる人と出会えただけでわたしは幸せだよ。

祐樹：こ・・これからもそういう人が増えるといいね。
香織：そうだね。

（祐樹：本当は特別でいられることがうれしくて、窮屈なルールもちゃんと守るのが友情の証だなんて思っていた。あの子が現れるまで・・。）

沙希：見つけた。ここにいたんだ、藤宮さん。

香織：長谷君？

沙希：こんにちは、藤宮さん。
わたし山岸沙希、藤宮さんとお話がしたくてついてきちゃった。
香織：話って・・？

沙希：あのね。

よかったらわたしとお友達になって下さい。

な・・なんで？

沙希：友達になりたいからだよ。本当はお姉ちゃんになってもらいたいんだけど。
あ、お母さんでもいいよ。でもやっぱりお姉ちゃんがいいかな？ふたつ上くらいの。
香織：なにそれ・・。
沙希：わたしね、憧れてたの。藤宮さんって大人っぽいし、ひとりでなーんでもできてしっかりしてるでしょ。わたしも藤宮さんみたいになりたいなーって思うし面倒見てもらったりしたいなーって。
ねえイヤ？わたしと友達になるの。
香織：イヤって訳じゃ・・。
沙希：よかったあー！それじゃあこれからよろしくね、藤宮さん。

香織：長谷君！
沙希：こんにちはー。
祐樹：山岸さんだよね？ここで何を。
香織：友達になって下さいって言われたの。

香織：長谷君と桐生君か、ねえふたりは藤宮さんのお友達？

祐樹：うん！厳密に言えば俺ひとりが友達だけど。
沙希：じゃあ今日から藤宮さんの友達はふたりになるね。わたしも含めて。

香織：そのことなんだけどわたし、屋上でしかこんな風にお話できないの。教室では話しかけないで欲しいんだ。
沙希：なんで？
香織：それは・・いろいろあって・・。
沙希：よくわかんないけど、わかったよ。

沙希：おはよう、藤宮さん！びっくりした？わたしだよ。
香織：山岸さん・・。
沙希：お喋りしてただけだよ、ねー？

あれ？

祐樹：なんか普通に話しかけてるんですけど。

沙希：待って藤宮さん！
次の選択授業同じだよね？一緒に行こう。

香織：えっと・・山岸さん。
昨日屋上以外では話しかけないでってお願いを・・。

沙希：え？そうなの？なんで？
香織：覚えてないんだ・・。
沙希：そんなようなこと言ってた気もするけど、なんで話かけちゃいけないの？わたしが嫌い？
香織：そ・・そうじゃないけど・・。
沙希：じゃあ話しかけていいよね？
ね？早くいこ。
香織：あ・・ちょっと・・。

沙希：ねえ藤宮さん、数学の課題でわからないところがあるんだ。よかったら教えてくれないかな？

あ！どこ行くの？藤宮さーん！どーこー！？

祐樹：山岸さん、マイペースっていうかちょっと強引なところがあるから。
香織：明るいしおもしろいよね。友達になれたら楽しいんだろうなー。
祐樹：え？友達になりたいの？

香織：でも友達になったら忘れちゃう。それがイヤで今まで誰とも喋らないようにしてきたのに。
祐樹：そのルール、やぶっちゃえば？
俺は藤宮さんと友達になれてホントよかったと思ってる。あの時勇気出して話しかけて大正解。最初は緊張するし怖いかもしれないけど、絶対イヤなことばっかりじゃないはずだよ。

きっと山岸さん話しかけて欲しいって思ってる。
香織：長谷君、ありがとう。

山岸さん！わたしの話聞いてくれる！？

沙希：友達の記憶がリセット？一週間おきに？
香織：うん、ごめんね。いきなりこんな話して。信じられなくてもしょうがないと思ってるから。
沙希：信じられないというか難しくてよくわかんない。
友達の記憶ってどういうこと？リセットって何？一言で教えて。
香織：えっとね・・友達のことを忘れちゃうってことかな？
沙希：忘れちゃうの？

じゃあわたしと一緒だね。
わたしも物忘れが多くってしょっちゅう人の名前忘れちゃうし一度話したことも忘れちゃうんだよね。
香織：それとは違うんだけど。
沙希：一緒だよ。
ただ藤宮さんは忘れる日にちが決まってるんだよね？だったらいつ忘れちゃうかわからないわたしより全然いいよ。
香織：山岸さんってなんかすごいね。
だってそんな風に考えたことなかったから。
沙希：藤宮さんは難しく考えすぎなんだよ。もっと肩の力を抜いて楽しく生きていこうよ。

忘れんぼさんでも結構みんな助けてくれるよ。まあわたしの場合難しいことから逃げすぎって言われるけどね。

香織：山岸さんはそのままでいいと思うよ。
沙希：藤宮さんって笑った顔もかわいいね。
ねえ！これから香織ちゃんって呼ぶから、わたしも名前で呼んでいいよ。
香織：沙希ちゃん？
沙希：そうそう！

香織：名前で呼び合うのすごくうれしい！

沙希：わたしも友達になれてうれしい！