当時の藤子不二雄アニメと言えばもう大人気でした。
そんな中で発売されたのがハドソンの「ドラえもん」です。
プレイヤーはドラえもんを操作。
宇宙開拓史編は武器を手に入れながらゲームを進めていく。
大魔境編は隠しルートにいるジャイアンとスネオを仲間に加えて進行。
海底鬼岩城編はアイテムと仲間両方を集めながら進める。
各ステージ共通して難易度は昔のゲームらしく高い。
最初のステージでありながら宇宙開拓史編後半から、敵は雨あられのように弾を吐き出してくる。
大長編「のび太の宇宙開拓史」「のび太の大魔境」「のび太の海底鬼岩城」の3作品を題材としているが、
正直なところ敵キャラぐらいしか共通している部分は見当たらない。
敵以外で題材のキャラって登場したっけ?
第一ステージは宇宙開拓史編で見下ろし視点のアクションゲームとなっている。
ダンジョン内では横スクロールになる。
第二ステージは大魔境編で3ステージから構成されており、ゲーム内容もアクションがシューティングゲームへと変化する。
そしてラストステージは海底鬼岩城編でひたすら海の中を泳ぐ事となる。
難易度は非常に高いながらも、当時のゲームとしてはまとまったデキだったとは感じる。
ドラえもん、のび太、しずかちゃん、スネオ、ジャイアンの主要キャラは一応全員登場する。
これだけである程度は満足できるものだった。
私の周囲では当時ハドソンと言えば、スターソルジャー・忍者ハットリくん・高橋名人の冒険島と、
もうハドソンからゲームが出るっていうだけで喜ばれていた。
そのハドソンが毎年春休みに映画上映までしていた大人気の「ドラえもん」のゲームを作る。
それだけで嬉しかったし実際に楽しめたのではないだろうか。
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