第77話「土壇場に強い? の巻」の感想です。
※1月8日にコメントをいただいて一部修正しました
ネタバレ含むのでご注意!
お花茶屋との決勝戦。
墨谷は1点リードされた9回表2アウトから久保の2ランホームランで2対1と逆転。
奇跡はお花茶屋じゃなく墨谷に起こったと喜ぶ相木と今野。
「よく打った久保!」
出迎えた谷口監督に久保は
「いやホント軽く振っただけなんですが…」
と言うと、丸井はそれが良かったんだと言う。
筋トレ効果で上半身が強くなっているから、タイミングさえ合えば軽く振るくらいの方が理にかなったスイングになるのだと。
打席に向かう9番那須に久保が声をかける。
久保は春から体重が5キロ増えたといい、那須も4キロ増えたらしい。
二人の頭にはメシトレが浮かぶ。
「力は本当に入れなくていいんだ。今のおれ達はあの形のスタンスで軽く振るくらいが丁度いいんだ」
「それで打球は飛んで行ってくれる」
久保からアドバイスを受けて那須が打席に立つ。
初球。
「おれ達は知らず知らずのうちに…パワーアップしている!」
那須が打った打球はレフトワイン際に落ちそうなあたりだったがギリギリでキャッチされて3アウトチェンジ。
9回裏の攻撃を前に杉本監督は
「いいか思い出せオマエら! 準決勝明善戦9回で起こした奇跡を!」
「ウチは土壇場に強いんだ! いままでやってきたことを信じて振れ! 振り抜け!」
と選手たちを鼓舞する。
打席には6番台保。
初球ストレートはファール。
イガラシは思う。
(ヘタクソお花茶屋のスイングの不思議な迫力)
(それはおれ達と同じなのかもしれん)
そもそも墨谷の筋トレとメシトレはお花茶屋を参考に導入したもの。
自分が今日休養十分なのに妙に疲れているのは、この”妙な迫力”につられて、知らず知らずのうちに力を入れているからかと。
2球目もファール。
(9回投げてみるとわかる。コイツらはやはり鍛えられている)
(増してやこのバッターはこんな体型)
台保を前にその迫力を感じながら投じた3球目を打ち返され、センターオーバーのツーベースヒットにされてしまう。
続く粕目が送りバントで1アウト3塁となり、打席には8番目方。
今度は2塁ランナーがいないので8回裏のような攻撃はできないと考えての初球。
スクイズを仕掛けてきた目方の打球は、勢いが完全に死んだキャッチャー前に転がるバントとなる。
「出てくるな井口! まかせろ!」
捕球しようと出てきた井口をイガラシが制するが、井口がホームへ戻ろうにも際どいタイミング。
「いい! おれがタッチする!」
捕球したイガラシ自らが3塁ランナー台保の足にギリギリタッチしてアウト。
2アウト1塁とする。
打席には9番大路修二。
(甲子園まであとアウトひとつ)
(このバッターは代わって最初の打席だ…。目が慣れてないハズ)
イガラシと井口それぞれが考える。
1塁への牽制を入れてからの初球。
打った大路の打球はレフトへと飛んでいく。
(終わったか?)
そう思う谷口監督。
だが打球を追いかけるレフト半田がフェンスにつき、打球はスタンドへと落ちて行く。
ここで第77話が終了となります。
お花茶屋を参考に谷口監督が取り入れた筋トレとメシトレ効果を実感する墨谷。
でもそれは参考元のお花茶屋にも言える事だったようで、大路修二の大飛球によって試合は……って感じですね。
半田がへばりついた位置を見るとポール際なので、ホームランかファールかまだわかりませんが……。
まるでタイミング合ってなかった変化球主体で攻めるのかなと思っていたけど、見た感じ9回裏は全部ストレートでしょうか。
大路の打球がホームランになったとすればここから延長入るのか。
サヨナラで終わるのか。
ファールならこのまま9回で終わるかなぁ。
気になります。
・第73話「気の弱すぎる人の巻」
・第74話「ほんのちょっとだけの変化の巻」
・第75話「おとりの巻」
・第76話「積んできた経験の巻」
・第77話「土壇場に強い? の巻」
・「キャプテン2/プレイボール2」感想ページ
・「キャプテン」連載開始50周年記念特集ページ
・キャプテン2(13)
・キャプテン(1)
・プレイボール2(1)
・プレイボール(1)
お疲れ様です、今年も宜しくお願いしますm(_ _)m
こんなとこに負けてほしくない気持ちと、こんなとこに勝って念願の甲子園達成?って気持ちが入り乱れてます。
ここで甲子園行かせて、丸井得意の一回戦負けさせて、来年本命イガラシキャプテンに甲子園勝ち進ませる布石なんですかね?
いずれにせよ、皆さんが納得する内容は来年世代に描いて下さるのかなと思いますが、その場合は谷口二浪確定なんでしょうが(^^;)
まもるさん。
こちらこそ今年もよろしくお願いいたします!
私も以前は甲子園行き決める相手はやっぱり佐野のいる東実か、恐怖を植え付けられた谷原かなと思っていたので、そういう部分で色々思うところはありますね~。
この決勝戦とその行方に関してはみなさんほんと様々な思いで読んでいらっしゃるんだなぁと思います。
いよいよ明日決着が着くのか。
その結果が我々が望む結果なのか。
今から気持ちが落ち着きません(笑)
漫画を越えるメジャー選手の物語があるのに、敢えて努力が報われ無い物語を完結させる作者は、ある意味スゴイ。次回に期待。
この試合の結末がどうなるのか……。
次回が気になりますね~。
9回表と全く同じことをされたって書いてあるので墨谷の負けって解釈してます。
作者にはガッカリしました。
「9回表の攻撃と全く同じことをやり返されてしまった墨谷……次号。」
っていう一文がまたなんとも……。
おっしゃる通りの解釈もできますもんねぇ。
本年もよろしくお願い致します。
エース蕪木の登板無しで、もし墨谷が負けたらどんだけ屈辱な展開なんだ!と不満しか残らないと思います。外角に投げてた球をレフトに引っ張ったわけですからバッターボックスから足が出ていてホームランでもアウトな展開になるかも!それで墨谷の甲子園行きが決まっても白けるからやっぱりファールであって欲しいです。
回想シーンの噂がありますが作者さんはひょっとしてプレイボール3を連載したくなり駆け足でキャプテン2を終幕にするため回想シーンを使うかもしれないですね。
お参りさん。
こちらこそ今年もよろしくお願いいたします!
やっぱり甲子園行きは描き方も含めてスッキリした形で決めて欲しいですよね~。
谷原でも東実でもなくお花茶屋を決勝戦の相手にしたんだから、最後は墨谷の地力で差を見せて欲しいなと思っちゃいます。
もしプレイボール3という形があるなら谷口メインで大学行ってからの物語になるかな?
ご無沙汰しております。本年もよろしくお願いします。
これは延長の可能性が高いですね。墨谷もお茶花屋も似ているようでスタイルが対極なのでそういったお互いの良さを吸収したことが今に繋がったのかなとは思います
ベレーナさん、お久しぶりです!
今年もよろしくお願いしますね~。
墨谷はお花茶屋のメシトレ取り入れた形でパワーつけた感じですからねぇ。
今回ラストの大路修二の大飛球がホームランで同点となり、延長10回からお花茶屋はエース蕪木登板の流れかなぁ。
延長入ると墨谷も投手交代ですかね~。
ランナーが1塁に残ってるからこれがホームランなら逆転サヨナラ2ランで3対2となり試合終了なのでは?w
失礼しました(笑)
1塁ランナー忘れていました……。
そうですよね。
延長とか書いてるけどサヨナラ負けとは
思ってましたが。コレ負けましたね。
何かこんなチームに負けるなんて漫画とは
いえ不愉快だなぁ。
2のプレイボールとキャプテンは努力を肯定しているようで否定してると思います。
中学から野球に打ち込み、野球名門高校に入り3年努力した選手達が、
お花茶屋に負けるって、本当の努力の否定です。明善とか。
食事・筋トレとか、明善も当然やってるでしょ。
何年も努力の選手達が1年そこら素人監督の元、努力したチームに負けるってさぁ..
(原作の墨谷は死に物狂いの練習と各相手の研究・対策で強敵に食い下がってます)
墨二や墨高の強さってまさにそこでしたもんね。
猛練習と相手を徹底的に研究して対策をしてから挑む。
ここでお花茶屋に負けてしまうって事はおっしゃるとおりかなぁと思います。
やっぱりここまで来たんだし納得いく結果と描かれ方をして欲しいな~。
ホームランだけど踏み忘れで延長戦突入とかありそう
最後のページの演出的に何かありそうな気はしますよね~。
言いたいことは一つ
なんで高めに投げるんだ!
大路修二への球もろに高めでしたねぇ……。
あんなヘボ野球部に負けるのは合点行かないですよね。努力したんだとは思いますがたかが一年足らずでここまでくるならよほど東京のレベルが低いのか。
ある意味青葉や東実、谷原からは墨谷はこんな風に見えていたのかもしれませんね。何年も厳しい練習を重ねて鍛え上げたチームが徹底的な対策やがむしゃらな努力に加えて幸運まで味方につけて食い下がってくる。墨谷側からしたら努力の結果であって偶然ではないにしろ、彼らには理不尽に見えたのかもしれません。
この試合に限っての視点てまさにそんな感じですよね。
今までの墨谷視点がお花茶屋で、かつての強豪校視点が墨谷という。
欄外の次号予告見ると、どうもこれはこの試合を回想で締める可能性が大?w スポ根漫画だから勝ちも負けもどちらの展開もあろうけど、転ぶんだったらキチンと転ぼうよといったとこでしょうか?まだわかりませんが、さすがに2年連続で回想で締めるというのはいかがなものかと。打ち切り展開でもなし、試合は最後までキッチリとゲームセットまで描いてほしいところです。
私もあの次号予告でどうしても前年の谷原戦回想終了を思い出してしまってどうにも気になってしまいました(笑)
今回は特に甲子園出場を賭けての決勝戦ですからねぇ。
最後まで試合を描いて欲しいなと思います……。
今回、甲子園に行かせないなら、谷口は甲子園に行かせないまま終わらせるのかね。
スミヤが数年かけて作り上げたチームが、一年足らずのお花に負けるなんて残酷すぎるし、
ここまで引っ張って悲劇で終わらす意味があるのかね。
谷口を選手で甲子園に行かせない時点で、漫画を再開した意味があるのかと思う。
どんな結末になろうが、作者であるコージーに権利があるけど、ちば先生ならこんな結末にはならないと思うよ。
選手として甲子園に行けず、監督としても無理だったとなれば、ここまで谷口を引っ張った意味が……って気はします。
なんとなく今回最後の飛球はファールでこのまま大路打ち取って勝つかなぁという気はするのですが、甲子園以降を回想で終わらせる可能性はあるのかなと思ったりしています。
もし延長戦入ったらそれはそれでまた回想で……とか。
全く同感です。
ちば先生だとあり得ない、雑なストーリーや試合展開など、特に昨年の谷原戦からもう限界です。
頭脳的ピッチングが持ち味のイガラシなら、変化球に切り替えるかタイミングを外すなど、当然やるでしょう。
また井口や近藤のリリーフは?当初の好投手4人の継投構想はどうなったんだか?
色々と雑すぎて何のために不朽の名作を再開したのやら?
次回サヨナラ負けしてたら、もう購読やめます。
ここまで来ていくら特訓して強くなったと言ってもお花茶屋に負けて甲子園行き阻まれたとなったらファンは納得いきませんよねぇ。
昔の墨谷も強豪相手に特訓して勝利してきたけど、やはり披露や実力差で必ず敗北してきたわけですし……。
全く同感です。
ちば先生ならあり得ない雑なストーリーや試合展開など、特に昨年の谷原戦以降もう限界ですね。
ストレートにタイミング合ってたら、変化球に切り替えるかタイミングをずらすとか、
イガラシの持ち味は頭脳的ピッチングですし。
またなぜ井口や近藤をリリーフさせない?4人の
好投手を継投させる構想はどこへいったのか!
今回ですんなり甲子園出場が決定すると思いきや、新年号をこんな不吉な結末で終わらせるとは?
谷口くんの選手時代はおろか、監督でも甲子園出場させないなら、不朽の名作を何のために再開したのやら?
来週サヨナラ負けしてたら、もう購読やめます。
同感です。
これで負けたらちょっと今の作者許せないですね
そうですよね。
正直こんなヘナチョコチームに負けたら
ここまでの谷原、東実、川北、城東戦が
意味なしですよね。それともこんな油断
負けもあるとして翌年の選抜、夏と連続出場となりますかね。※春に。選抜で有力校に負けて夏の選手権で上位に行くシナリオとか。
でも今のお花茶屋も墨谷も勝って甲子園行っても初戦負けですね。
これは、どっちとも取れる打球の行方ですね
良いように考えれば、東実の初回の丸井のファールも結果が次回持ち越しで似たようなパターンだったんでファールの可能性が有りますね
次回まさか、イガラシが甲子園優勝で、その振り返りとか有り得ないとは思いますが
9回表の墨谷と同じように見せてあえてファール……って気もしますよね~。
この試合の行方も甲子園出場できた後も最後まで描かれるのかなぁという不安はありますよね……。
やっぱり昨年谷原戦の件があるからかなぁ。
先程、読み返しました。
2アウトの後、丸井がイガラシが慎重になと声を掛けた時、イガラシの反応が、、、、だったんで、その後撃たれたのは実はイガラシの打たれたという想像で、改めて次週、見事打ち取り決着か延長突入もあるんじゃ無いかなとひょっとしたらありえるかなと思ったりもします。
妄想ですいません
あと打った打者の足元が描かれてないのが、どうも気になりました
私ももう一度読み返してみました。
久保の打球とは違ってファールラインぎりぎりの打球なのでファールなのかなぁと思うのですがどうですかねぇ。
おっしゃるように打った時に大路の上半身しか描かれてませんね~。
色んな可能性があるだけに次回どうなるのかドキドキです……。
確か、明善とお花茶屋の時も三振で最後のコマが終わって、次の話がいきなりあの展開でしたから、今回は逆に墨谷がサヨナラ負けと思わせておいて、次回いきなりファールも含めて墨谷に有利な展開になるのかなとも思いますね
もし、お花茶屋が負けたらエースを出さなかった理由として監督が墨谷に蕪木が通用しないので、大路を先発させたと言う敗者の弁を述べる展開もあるのかなとも考えたりします
墨谷が負ければ、期待させておいてこれかよと思いますね
私も今回の終わり方的にあの大飛球はファールで警戒したバッテリーが見事抑えてゲームセットって形かなぁとも思うんですが……。
墨谷の負けだけはやめて欲しいとこですよね~。
いや負けて欲しくないですよね。
絶対嫌だこんなチーム。
やっぱり墨谷に勝って欲しいですよね~。
今年も宜しくお願い致します。
さすがにサヨナラなら、墨谷にとっては残酷過ぎる結末。次回予告も試合後の先の話にも取れますが、ここはファールであることを祈ります。たとえ延長になっても谷原の時みたく回想ではなく、しっかり描いて欲しいものです。
お花茶屋はカブ君以外の投手が居なく、下手すればカブ君を出さずに終わる可能性もあるため、ちょっと勿体ない気もしますが、延長行くなら大路を他のポジションにする等して、出てくるでしょう。
どちらのチームも応援している自分にとって、複雑な心境ですが、次回が待ち遠しいです。
ギブソンさん。
こちらこそ今年もよろしくお願いいたします!
次回予告見て真っ先に浮かんだのが谷原戦の回想シーン終了でした。
ほんとそれだけはやめて最後まで試合を描いて欲しいなと思います。
なんとなく最後のページはファールでこのまま墨谷の勝利で決着つくのかなとも思ったり……。
それとも延長戦入ってエース蕪木登板と、墨谷もイガラシから二番手に代わって仕切り直しとかあるのかな?
ほんと次回が気になりますね~。