3DS本体と同時発売された無双最新作。
「無双なんてどれも同じでしょ?」
という声も多かった中、今作は高い評価を受ける事となった。
基本はいつもの「戦国無双」だと思えば問題ありません。
キャラクターデザインは「戦国無双3(Z)」のものを採用。
PS3版「戦国無双3Z」に登場した武将全員登場する。
メインとなる無双演武モードではオリジナルの武将を操作し、
4つの章と外伝で構成された全58ステージで、史実に沿った戦いを有名武将達と共に戦う事となる。
最初のオリジナルキャラ作成で選べるのは性別のみだが、
ゲームを進めるにつれて服・防具などの外見を好きにカスタマイズできるようになる。
戦の前後には武将達との会話があり、そこでの選択肢によって好感度が変化。
これらの解説や会話シーンは全てフルボイスとなっている。
ステージでは4人の武将を操作する事で進行。
「無双OROCHI」をイメージしてもらえればわかりやすい。
あちらは3人が一緒に行動し、その場で他キャラに変更できるが、
今作では4人の武将はそれぞれ違った場所で戦っており、
ミッションが発生した場合などに条件を達成するためや、
もっとも近くにいる武将に操作変更をしてゲームを進めていく。
1つの場所へ向かうにしても誰を向かわせるかで大きく変わってくるというわけだ。
方針設定で操作キャラのチェンジをせずとも、各武将をどこへ向かわせるかの指示出しの可能。
一度クリアしたステージは何度でもプレイ可能となり、
また初プレイ時には主人公含む4人の武将は固定だが、2回目以降は好きな武将を選択できるようにもなる。
ナレーション演出やステージ前後の演出もスキップ可能となり、
遊びやすさの面も考慮されている。
無双の目玉でもある敵兵のワラワラ感はないものの、
そこを「4人の武将を操作してミッションクリア」で上手くカバーされている。
ステージ開始前の演出もムービーなどは多様せずに、ナレーションをメインとした解説が始まるが、
下手にムービーを見るよりもこちらの方がわかりやすいかもしれない。
何より世界観に入り込めると私は感じた。
様々な場面で3D演出も活かされているため、3D本体を購入して3D映像を体験したいという人にもオススメできるソフトである。
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