マーベラスエンターテイメントより発売されたニンテンドー3DSソフト「閃乱カグラ」。
忍の道を学ぶ女の子キャラ達を操作する以上に、ネット上では3DSならではの3D映像によって「飛び出すおっぱい」なんて言われているが、実際のところどうなのだろうか?

ゲーム内容

■ストーリー
主人公の5人、飛鳥、葛城、柳生、霧は~~学園の忍学科で忍びの道を学ぶ善忍。
敵対する蛇女学院の悪忍とのやり取りの中で、5人は忍として成長していくという物語。
善忍と悪忍。
非常にわかりやすいネーミングであり、それぞれ5人がライバル関係となるのもわかりやすい。

■ゲーム内容
(全五章)
ゲームは蛇女学院との闘争を描いたメインシナリオと、本編クリアには直接関係ないサブシナリオで構成されている。
物語は全5章に区切られており、一つの章で発生するシナリオは15前後。
そのうちの半分ほどがメインシナリオとなっており、メインシナリオさえ全てクリアすれば次の章が出現する。
なお、シナリオは違っていてもステージは同じというパターンが非常に多い。
これに関しては同じステージを繰り返しながらキャラクターを育てていく事に単調さを覚える人もいるだろう。

(三つのタイプ)
忍のタイプは陽と陰の2種類あり、普通に進めれば陽のメーターが、ステージ開始時にL+Rで命駆状態になる事で陰のメーターが上がっていく。
両方を究めると、キャラクター選択画面で『陽忍』『陰忍』『閃乱』の3つのタイプが選択可能となる。

(アクションパート)
メインとなるアクションパートでは、基本アクションであるYとXボタンでの攻撃とBジャンプを駆使して進めていく。
受けた任務内容にもよるが、ほとんどは過去にカプコンより発売された「ファイナルファイト」系の展開である。
画面左から右へ進んで行き、敵が集団で出現すると一定範囲内から出る事は不可能となる。
敵を全滅させると「進行」という指示が出て、また右方向へと進んでいく。

(3D映像)
3DSとなればやはり3D映像も魅力の一つ。
しかし、本作では「任務開始前」「任務終了時」「ボス戦前」「忍転身」「コスチューム破壊」が3D対応であり、メインとなる「アクションパート」や、女の子キャラの着替えが楽しめる「更衣室」、「忍部屋」は3D非対応となっている。
女の子キャラを3D映像でじっくり眺める事を目的(楽しみ)にしていた人にはちょっと残念か。
アクションパートの2Dに関してはあくまで演出上の問題だけなので、それによってゲームの面白さが損なわれるといった事はない。

感想

女の子キャラと着替え要素ばかりが注目されており、またそれが楽しみだという男性ユーザーの気持ちも十二分にわかるが、アクションゲームとして見た場合、システム自体は古いものの、初心者でもお手軽かつ爽快に楽しめるという点はポイントが高い。
ただし、ステージの使い回しが多い事や、使用可能なキャラクターが隠しキャラを入れても6人と多くはないため、人によっては本編クリアさえしてしまえば満足してしまい、繰り返しプレイしようとは思わない恐れもある。

どうせなら蛇女の5人も使用可能ならもっと楽しめたとは思うのだが、そのあたりは今後の展開に期待したいところ。

忍が題材だけにキャラクターの動きは誰も速く、またレベルアップ要素もあるので、先へ進める事が困難になれば一度クリアしたステージをやり直すのも手。
見た目に反して誰でも遊べるアクションゲームと言えよう。

最後にあくまで私個人の感想ではあるが、女の子キャラのおっぱいが飛び出して見えるという事はなかった。
この点が最重要だと言う人は一応ご注意を……。

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