色々な意味で話題となったバンダイナムコゲームスのPS3/Xbox360ソフト「テイルズオブヴェスペリア」です。
本作の主人公は帝都ザーフィアスの下町に住む元騎士団所属のユーリという青年。
普段から揉め事は絶えなかったようで騎士団の世話にはよくなっている様子。
しかし、今回は下町の噴水にあった魔導器が盗まれた事から思わぬ事態へと発展していく。
ゲーム内容は至って普通のロールプレイングゲーム。
敵を倒す事で経験値や金を取得。レベルを上げて装備をより強いものにしていく事でキャラは成長していく。
各武器にはそれぞれスキルが設定されており、定められたＬＰ（ラーニングポイント）を貯める事で、
武器に付属しているスキルを習得する事が可能。
習得したスキルはＳＰ（スキルポイント）内ならいくつでも装備可能となっている。
戦闘ではオーバーリミッツゲージを消費する事でオーバーリミッツ状態となり、
その状態から発動できるバーストアーツや、特定の条件下で発動するフェイタルストライクといった本作ならではの要素がある点や、
ボス戦ではそれぞれにある条件が設定されており、
その条件を達成する事でGRADEと実績を入手できるシークレットミッションの要素があり、爽快かつ緊張感のあるバトルが楽しめる。
また、ステータスには関係ない部分でキャラの見た目が変化する様々なアタッチメントも用意されており、
お気に入りのキャラを好きな衣装に着替えさせる事も可能となっている。
特にレベル上げを要求されるような場面はなく、普通に遊んでいれば自然と先へ進めるバランスになっている。
取得したGRADEを使って2周目以降に様々な条件設定で最初からプレイできるのはいつものとおり。
本作はこれまでの同シリーズの中でも完成度は非常に高い。
グラフィック、サウンド、ゲームバランス、ミニゲーム、サブイベントなど、
どれを取っても丁寧に作られているというのがよくわかる。
他にも本作で同シリーズのイメージが変わったという人はいるのでは？
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