『響け!ユーフォニアム』第7話です。
以下、Bパートお気に入りな台詞を書き連ねてみました。
(ネタバレ注意)







あすか:はい。ユーフォ、今吹いてた?
久美子:すみません・・。

あすか:なんで?チューニングは必要ないの?
久美子:いえ・・。
あすか:じゃあちゃんと吹いて。

久美子:はい・・。

滝:204章節目から低音パートだけでもう一度。三。

黄前さん、
久美子:あ。
滝:何かもたついてませんか?さっきからずっと音を取りこぼしています。ちゃんと集中してください。
久美子:はい。

あー・・疲れた・・。

葉月:大丈夫?あんなに怒られてる久美子、初めて見た。
緑輝:音楽は一度奏でられると消え、二度と取り戻せないと言いますよ。常にそのつもりで演奏しないと・・。
久美子:うん・・。

夏紀:あんまり気にしてもしょうがないって。
梨子:葵先輩の事でしょ?
夏紀:受験だったんだし仕方ないよ。
久美子:はあ・・。

緑輝:やっぱり気になってたんですか?
葉月:幼馴染だもんね。
久美子:あの・・夏紀先輩・・。

夏紀:ん?

緑輝:ありがとうございます。
夏紀:去年の事か・・いろいろあったからね。
葉月:先輩はどうして部に残ったんですか?
夏紀:うーん、まあやる気がなかったからかな。でもその時はそれがいいと思ってたんだよ。
緑輝:思ってたんですか?
夏紀:ほら、吹奏楽ってサッカーみたいに点数で勝ち負けがはっきり決まらないじゃん?コンクールもあくまで決めるのは審査員だし。
久美子:はあ。
夏紀:そんなはっきりしない評価に振り回されるのって本来の音楽の楽しさとは違うんじゃないかってやる気のなかった先輩たちが言っててさ。わたしもそう思ってたわけ。

でもそれって結局きつい練習したくないための言い訳だったんだよね。

久美子:そうなんですか?


夏紀:うん。だってうちらの同級生が真面目にやろうって言ってきた時、その人たち無視したんだよ。まるでその子たちがいないかのように振る舞って、いなくなるまでずっと続けて。
緑輝:ひどい!ひどすぎます!
夏紀:でもそれに意見できる人はいなかったわけよ。相手は先輩だったし怖かったしさ。




それでも香織先輩や葵先輩は頑張ってた。無視には加担しないで互いの話を聞いて間を取り持とうとして。
緑輝:でも辞めてしまったんですね・・。
夏紀:うん。晴香先輩も葵先輩も香織先輩も多分思ってるよ、あの子たちが辞めるの止められていたら今頃って。

思っていないのはあすか先輩くらいじゃない?
久美子:あすか先輩が?

夏紀:あの人は去年どっちにも加担しなかった。どこまでも中立、今とまったく変わらず。

久美子:はあ。

夏紀:ま、そのくらい去年と今年の空気は違うって事。あれだけやる気がなかったわたしがちょっとやる気になってるくらいだからね。

晴香:はい・・あ、香織。

香織:おイモ。


緑輝:よいしょっと。
葉月:帰ったらご飯じゃないの?
緑輝:ご飯は別腹ですから。よかったらポテトどうぞ!

葉月:でも去年入学じゃなくてよかったなー。あんなんだったら辞めてたかも。
緑輝:緑は続けてたかもしれませんね。音楽好きなので。

「わたし、あなたの事認めないから。」

久美子:え?

緑輝:久美子ちゃん?
久美子:あ、ごめん・・。


晴香:なんでこの時期にイモなの?
香織:食べたかったのイモ、牛乳で。合うでしょ?
晴香:一応吹奏楽部のマドンナなんだよ?
香織:マドンナだってイモが好きなの。

晴香:練習はあすかが?
香織:副部長だからね、滞りなく完璧に。
晴香:だよね。


香織:でもね・・でもね、わたしそれ見て思った。あすかは部長断ったんじゃなくて引き受けられなかったんだなーって。

晴香:そうかな?

香織:多分あの状態の部を引き受けるのは相当な勇気が必要で、あすかは頭いいからそういうの全部計算しちゃって引き受けられなかったんじゃないかな。
晴香:それってわたしがバカって事?
香織:あーそうか。
晴香:そうか!?


香織:違うの。それだけ勇気があったって事。そしてその事を少なくとも上級生はみんなわかってる。あの時晴香が部長を引き受けてくれたから今の部があるんだって。

晴香:それは滝先生のおかげだよ。
香織:そう?わたしは晴香のおかげだと思ってるけど。
晴香:なにそれ?あすか派のくせに。

香織:かっこいいからねー。演奏者としてあそこまで切り捨てて演奏に集中できたらって思っちゃう。

晴香:浮気者!でもなんかわかるよ。なんだかんだ言ってわたしもいつも気にしてるもん、あすかの事。


葉月:つられてポテト食べ過ぎた・・。
久美子:Lサイズ同じ値段って罠だよね・・。
葉月:さて、じゃあ降りますか。
久美子:うん。

葉月:久美子。
久美子:ん?
葉月:あんまり力になれないかもだけど、話したい事あったらいつでも話してよ、聞くからさ。

久美子:ありがと。
葉月:どういたしまして、じゃあね。
久美子:うん、また明日。

秀一:悪い。


やっぱり部長、昨日の事があったから休んでるみたいだって。
久美子:あすか先輩は何も言ってなかったけど。
秀一:もし部長が辞めたら田中先輩が部長になるのかな。
久美子:辞めないよ、変な事言わないでよ。
秀一:仮にだよ。

俺さ、実は田中先輩苦手でさ。
久美子:あすか先輩が?いい先輩じゃない?

秀一:まあそうなんだけど・・完璧すぎるっていうかどこまで演技でどこから本気なのか全然わからないっていうか。いや・・久美子にこんな事言ったら怒られるかもしれないけど・・。


久美子:うーん、わかる気がする。あすか先輩って見てるところが全然違うっていうか・・。

秀一:わー!
久美子:いつの間に?
秀一:何か用か?

麗奈:別に。

晴香:昨日は休んでしまってすみませんでした。体調も戻ったので今日からまた頑張ります。

拍手するところじゃないって。
あすか:これからは皆勤賞で頼むよー!わたしは楽器とたわむれるためにここにいるんだから!
晴香:わかってるよ。じゃあチューニングベー。



本当に辞めるの?

葵:今から戻るわけにはいかないよ。

辞めてわかったの。こうするしかなかったんだなって。
晴香:葵・・。
葵:やっぱりわたし、そこまで吹部好きじゃなかったんだよ。

晴香はどう?

晴香:え!うん・・わたしは・・わたしは多分・・。

はい。

じゃあ次!
(久美子:葵ちゃんのいない吹奏楽部は新たなスタートを切った。そして・・)


お!やった!卵尽くし!

葉月:ねえ久美子・・
久美子:ん?


葉月:久美子ってさ、トロンボーンの塚本と付き合ってんの?


久美子:はい?
(次の曲が始まるのです。)
葉月ちゃん、秀一君の事好きになってしまったようですね!
晴香先輩と香織先輩のおイモトークが個人的にはよかったです。
以上、Bパートでした。
関連リンク
第7話「なきむしサクソフォン」Aパートお気に入り台詞集
第7話「なきむしサクソフォン」Bパートお気に入り台詞集
アニメ台詞感想記事ページ
TVアニメ「響け!ユーフォニアム」公式サイト
関連商品