『響け!ユーフォニアム』第4話です。
以下、Aパートお気に入りな台詞を書き綴ってみました。
(ネタバレ注意)




晴香:そこを話し合うためのパーリー会議なんだし・・。
(久美子:パーリー会議とはパートリーダー会議の事だ。学校によってパーミーだとかパーリー会議などと略されている。)

ヒロネ:サンフェス人質に取るなんてひどいと思う!

樹里:今までのうちらの伝統全無視じゃん!

香織:でもここで滝先生に逆らって練習拒否したら本当に出場できなくなるよ、いいの?

名来:それにサンフェス出ないのはあくまで一週間後の合奏の内容によっては、という事だし。

晴香:野口君、真面目にやろ。
ヒデリ:はーい。

「今、香織が発言したところ!」

「なんて言ってた?」
「先生に逆らったらサンフェスに出場できなくなるかもって・・。」

(久美子:北宇治高校吹奏楽部は現在60名を超える部員を有する。その部員の意見をまとめ部の方針や問題点を話し合うのがパーリー会議で、恰好よく言うと我が部における最高意思決定機関なのである。)
晴香:低音パートはどう?


あすか:そうだよねー。どっちの言ってる事もわかるけどね、わたしは。
晴香:そう・・。

(久美子:そんなくだらない事どうでもいい、とでも言うように高坂さんのトランペットは空に響いていた。)


晴香:というわけで来週の合奏まで練習して、その結果サンフェスに出場しないと先生がおっしゃるようであればその時はきちんと抗議しようという事でまとまりました。何か意見のある人いますか?
滝:こんな時間に集まって、合奏ですか?
晴香:あ・・いえ、パートリーダー会議があって・・。
滝:そんな事は別に時間を取ればいいでしょう。せっかく今週は三者面談で授業が短いというのに。一週間後の合奏で改善が見られなければサンフェスには出られないのですよ。
晴香:はい・・。

滝:言っておきますがわたしは本気ですよ。

さあ練習をしますよ。みなさん、体操着に着替えてください。

晴香:た・・体操着?
滝:はい、着替えたら楽器を持ってグラウンドに集合です。

晴香:走るんですか!?
滝:はい、全速力で一周走ってきてください。タイムは90秒です。それ以上かかった人はもう一周追加で。
「待ってください!それに何の意味が?」

滝:よーいスタート!

葉月:うそ!

滝:はい、走る走る!
(久美子:やばい・・やばい!走るの遅いのに・・!高坂さん、はやっ!)


(緑ちゃん、おそっ!)

あすか:ほらほら、だらしないぞ!

滝:はい、ゴールしたらすぐ吹く。
「え?マジ!?」
滝:何のために楽器を持ってきたと思っているんですか?さあ、早く。




はい、口の前に手をかざして。自分の息を感じるようにして。窓の外にあるあの遠い雲を動かすつもりで吹いてください。ただ強く吹くのではなく、遠くあの雲の奥の奥にある地平線の彼方まで一本の強くて長い息の橋をかけるのです。それでは届きませんよ。もう一度、三四!


10分間一度も落とさなかったら楽器持っていいですよ。

ではいきますよ、三四。


はい、ではもう一度。
「あの!これいつまで・・!」

滝:最初に言ったはずですよ。10回連続で全員のタイミングがピッタリ合えば次の練習に移ります。

ちょっと高いです。よく聞いてください。

久美子:わー・・ロングトーンばっかりこんなに・・。
葉月:うん・・あなたは初心者だからこれをできるようになりなさいって滝先生が。

卓也:ロングトーンはすべての基礎だから。
葉月:でもちょっとつまんないです!
梨子:まあ退屈だよね。
緑輝:大事な事ですよ、葉月ちゃん。

久美子:でも次に進むとまた気になるところが出てくるというか、何度やっても完璧にならないというか・・。
夏紀:疲れすぎ・・ちょっと休憩。


「フルート持ったまま泣いてたな。」
「割とスポコンだよな、吹奏楽部。」



滝:基礎の基礎ですよ。何年も貴重な時間を割いてこの部活にあててきたのですよね?
「はい・・。」
滝:それでその演奏しかできないのだとしたらそれこそ時間がもったいない。
「それでもいいです!みんなで楽しく演奏するのも吹奏楽の楽しさだと思います!」
滝:だから最初に聞きましたよね?目標はどうしますかと。あなたたちは全国大会を目指すと答えたのです。

「もうあの先生わけわかんない・・!」
「自分はこういうやり方嫌いじゃないです。」
「これサンフェスもやばいんじゃないですか。」


緑輝:何かあったんですか?
葉月:べ・・別に・・!
久美子:何にもないよ!
緑輝:マウスピース洗いに行ってからなんか変です。
久美子:そ・・そうかな?

滝:遅くなってすみません。

他のパートで少し時間を使ってしまいまして。

えっと低音のみなさんは・・まず楽器を置いてください。

みなさんにはチューニングの音を歌ってほしいんです。
葉月:歌う?
あすか:もしかしてソルフェージュですか?
葉月:何ですか?それ。

緑輝:楽譜を声に出して読む基礎訓練ですね。
滝:その通りです。ではまずこの音から。


後藤君はあまり歌が得意ではないですか?

卓也:すみません。
滝:大丈夫ですよ、慣れていけばどんどん上手になっていきますから。
あすか:心配しなくても晴香よりは上手だし。
梨子:部長に悪いですよ。

滝:では次に同じ音を楽器で吹いてみましょう。

いきますよ、三四。



はい、そこまで。今、Fの音が聞こえましたか?
あすか:はい。
滝:それが倍音です。音程が揃っている時に聞こえてくる音です。正しく音が取れていれば今のように純正律と同じ効果でハモります。わかりましたか?

「はい!」
滝:ではもう一度。

葉月:思ったより優しかったね、滝先生。
久美子:うん。あれ緑ちゃん今日はガチャガチャやらないの?
緑輝:葉月ちゃんから聞きました。さっき練習中にフルートパートの教室を覗きに行ったって。

久美子:え・・うん、滝先生すごく怖かったんだよ・・。

緑輝:なんでわたしも誘ってくれなかったんですか?
葉月:そっちかよ!
緑輝:緑も滝先生の特訓が見たかったです。
久美子:そんなにいいもんじゃなかったよ・・。
葉月:うんうんうん!

緑輝:あ、塚本君です。
秀一:あ、お、うまそうな物食べてるな。
久美子:上げないよー。
葉月:ねえ、トロンボーンはどんな感じ?今日先生に見てもらったんでしょ?

秀一:たっぷり絞られたよ。塚本君、わたしが言った意味わかっていますか?

葉月:やっぱり優しかったのって低音パートだけだよ。もしかして先生に認められてるのかも!
久美子:それかもう諦められているか・・。
葉月:どうしてそういう風に思うの!?
久美子:え!?
秀一:久美子って結構ひねくれてるよな。

久美子:は?

秀一:あ・・いやいや・・。

悪かったよ、ついさ、ほら、会話の流れっていうか。待て待て!話があるんだよ。
久美子:何?
秀一:高坂の事なんだけどさ。
久美子:高坂さん何かしたの!?

秀一:いや・・トランペットパートの先輩に目付けられてるみたいで・・。

麗奈:はい、練習量で言えば中学の時の半分くらいです。

秀一:なんか先生に聞かれて思ってる事ハッキリ言ったらしくてさ。
久美子:そっか・・。

秀一:いい先生ならそういうところもうまくフォローしてくれるんだろうけど、あの先生吹奏楽部の顧問するのも初めてらしいし。
久美子:そうなんだ・・。

秀一:ずーっと同じ練習させるし強引だし、指導力があるかって言ったら・・、
麗奈:あるに決まってるでしょ!

秀一:高坂!?
久美子:なんでここに?
麗奈:わたしの家、この近くだし。
久美子:見た事なかった・・。
麗奈:電車使ってないからじゃない?わたし自転車通学だから。

言っとくけど滝先生すごい人だから!バカにしたら許さないから!
秀一:あ・・ああ・・。

麗奈:わかった?
久美子:わかった・・。
秀一:別にバカにした・・。

麗奈:何か言った?
秀一:いえ!何でもないです!

滝先生無双なAパートでしたね、厳しい先生です!
しかし葉月ちゃんが言うように低音パートには優しかったですね・・何かあるんでしょうか?
高坂さん、最後お怒りでしたね・・久美子ちゃんとの関係は如何に!?
以上、Aパートでした。
関連リンク
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