『響け!ユーフォニアム』第3話です。
以下、Bパートお気に入りな台詞を書き連ねてみました。
(ネタバレ注意)





晴香:いい?先生、よろしくお願いします。

滝:ではみなさん、よろしいですか?今日が初めてになりますね。よろしくお願いします。


では最初から一度通してやってみましょうか。


三四!





はい、そこまで。

何ですか?これ。


部長、わたし言いましたよね。合奏出来るクオリティになったら集まってくださいって。
晴香:はい・・。

滝:その結果がこれですか。
晴香:すみません・・。

滝:みなさん、合奏って何だと思います?

塚本君、どう思います?
秀一:あ、はい・・えーと・・そりゃその・・みんなで音を合わせて演奏する・・。

滝:そうですね。しかし各パートあまりに欠陥が多すぎてこれでは合奏になりません。みなさんパート練習やってたんですか?

「やってました!みんなやってました!毎日パート練習やって最後に合奏もして。」

「ていうかどこが悪かったか具体的に言ってもらえないとわかりません!」
「ただダメだダメだって・・。」

滝:そうですか。わかりました。トロンボーンのみなさんはこのメトロノームに合わせて最初から吹いてください。いいですか?一二三四。

はい、そこまで。みなさん、この演奏を聞いてどう思いました?よいと思った人、よくないと思った人。

わたしはトロンボーンだけじゃなく他のパートも同じだと思いました。パート単体でも聴くにたえないものばかりだと。

でもそれでは困るのです。あなたたちは全国に行くと決めたんです。だったら最低基準の演奏はパート練習の間にクリアしておいてもらいたい。この演奏では指導以前の問題です。わたしの時間を無駄にしないで頂きたい。

部長。
晴香:はい。
滝:今日はこれまでにして来週の水曜に再度合奏の時間を取ります。以上です。

香織:あ・・あの・・。
滝:何ですか?
香織:サンライズフェスティバルの曲は・・?

滝:あなたたちはそういう事を気にするレベルにはありません。来週まともなレベルになってなかったら参加しなくていいとわたしは思っています。失礼。

「なんなのあいつ・・。」
「いきなり来てサンフェス出ないとかありえないんだけど。」
「ていうかまた一週間この曲練習しろっていうのかよ。」

「部長、ちゃんと言ってきた方がいいよ。」
晴香:え・・。
「サンフェス毎年出てるんだしさ。」
晴香:え・・でも・・。

あすか:はいはいはい。聖徳太子じゃないんだからいっぺんに言ってもわからないよ。今晴香が言いに行ったってあの先生が言うこと聞くわけないと思わない?
「じゃああいつの言う事聞けって?」
あすか:そういうわけじゃないよん。とりあえずいきなりこの人数で話しても収拾つかないから各パートで意見まとめてパートリーダー会議で話したらいいんじゃない?
香織:そうだね。それがいいと思う。
あすか:よっしゃ!じゃあそういう事で!




緑輝:ああ・・ホルンちゃん・・。
葉月:もういい加減諦めなよ・・。
緑輝:月に手を伸ばすのが緑の信条です!たとえ届かなくても!
葉月:はい、行くよー!
緑輝:ああ!待ってください!

葉月:でも今日の合奏ってそんなにひどかったの?
久美子:まあねえ・・。
緑輝:出だしがバラバラでしたし拍が取れてない人もいました。
葉月:そうなんだ。
久美子:パート練習少しやってればできるはずなんだけど・・。

あ、秀一。
秀一:久美子。
久美子:何?
秀一:あ・・いや・・。

久美子:ん?
緑輝:帰りましょうか?
久美子:え?

秀一:ああ・・違う・・そういうんじゃない!ちょっと話しておきたい事があるんだ。


久美子:退部?
秀一:そう。30人くらいいた今の二年生の半分くらいが辞めたんだって。
葉月:なんで?
秀一:その二年生たちはすげーやる気あったらしいんだけどそのせいで当時の三年生と衝突したらしくてさ。
緑輝:それでやる気があった人たちが辞めてしまったわけですね。


秀一:そう。だから何となくダラっとした二年生が多いだろ。

緑輝:でも後藤先輩や梨子先輩はとても真面目だと思いますけど。

秀一:そりゃそういう先輩もいるけどさ、今日の練習後のみんなの文句の言い方見たらわかるだろ。ホルンとかまともに練習してるとこ見たことないもん。

葉月:そうなんだ・・。

秀一:こんな学校に全国なんて無理だろうな。

晴香:はあ・・。
香織:とりあえずトランペットはわたしがまとめるから。晴香とあすかのところも大丈夫だから。パーリー会議で主導権を握るのは難しくないと思う。

晴香:うん・・でもこの先もまたこんな事があったら・・。
香織:それはその時考えるしかないかもね・・。
晴香:だよね・・はあ・・!去年みたいのは今年はないって思ってたんだけどなあ・・!

あすか:あれー!二人とも何してんの?
晴香:あすか!まだいたの!?
あすか:うーん。なんかむしゃくしゃしたからずっと一人で吹いてた。で、二人は何?秘密の相談してるのかい?
香織:違うよ!
晴香:だったらいいけどね。明日頼むね、パーリー会議。

あすか:お任せください!わたくしめは部長の忠実な部下でありますので!ではこれにて失礼致しまする!アディオスアミーゴ!

香織:相変わらずだなー。
晴香:だねー。

(久美子:それでも部長がパートリーダー会議で文句を言っている人たちをなだめ、また普段通り練習が始まるんだろう。どこかでそんな風に楽観していたわたしの予想は翌日見事に裏切られた。)

え・・。
緑輝:休み?

香織:各自自由練習でいいんじゃないかって話もあったんだけど、
晴香:それじゃ意味がないっていう人もいてね・・。

パートリーダー会議が終わるまでは練習は休みにする事になって・・本当にごめん!

久美子:はあ・・。


(部長の話では一部の生徒が先生の方針に対してどうするべきかを決めるまでは練習しないと言い出したらしい。一年生のわたしたちはなすすべなく従うしかなかった。)
葉月:このままで大丈夫なのかな・・。
緑輝:わかりませんけど部長たち頑張ってるみたいですし・・。
葉月:わたしはやるなら一生懸命やりたい!せっかく放課後遊ばないで頑張るんだもん。
緑輝:それは緑も同じです!ですけど・・それぞれの心の持ち方じゃないでしょうか・・。


葉月:でも吹奏楽って個人競技じゃないよね。みんなが同じ方向を向いてみんなで頑張らなきゃ意味がなくて・・。
緑輝:はい。
葉月:今みたいにやる気のない人たちにイライラしながら頑張るのって・・わたしは・・なんか・・。
緑輝:久美子ちゃんは?

久美子:あ。
葉月:誰?

久美子:高坂さんだよ。
緑輝:あ。
久美子:高坂さんだよ。




葉月:これ・・。
久美子:「新世界より」。ドボルザークがアメリカにいる時に故郷のボヘミアを思って作った曲なんだって。まだ何もない新しい世界で。



麗奈:わー!!!


(久美子:その日わたしたちはそれ以上何も話さずに帰り、あくる日何も言わずに三人で練習に向かっていた。)

こんにちは!


(そして次の曲が始まるのです。)

滝先生、ガンガンダメ出ししますね・・厳しいです!
二年生が少ない理由が明らかになりましたね・・どうなるんでしょうか?
一年生三人が引っ張っていくのでしょうか?気になります!
以上、Bパートでした。
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アニメ台詞感想記事ページ
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