タイトル:ラストストーリー(THE LAST STORY)
ジャンル:RPG
ハード :Wii
メーカー:ミストウォーカー、AQインタラクティブ
開発元 :任天堂
発売日 :2011年1月27日
長所
○『戦略的な戦闘』
毎回の攻略が変化していく非常に戦略性の高い戦闘!
○『飽きさせない戦闘』
雑魚戦からボス戦まで(特にボス戦)戦略によって変化し飽きさせない。
○『新しいRPGの戦闘方法』
基本リアルタイム戦闘であるが、コマンド入力もできる。
つまりリアルタイム戦闘とコマンド入力の融合という新しいRPGの戦闘方法という事ができる。
また戦闘の操作には
・ハイド(障害物に隠れる)&乗り越え
・ガード(防御)
・ギャザリング(敵の注目を自分に集める)
・ダイブ(回避)
・魔法サークル
・テンション技
などがあり多彩!
○『難易度の高さ』
ボス戦などかなりの確率でゲームオーバーになることが多いが、そこが逆にやりごたえがある!
○『感動的なストーリー展開』
これは実際にプレイしてみて感じとって下さい!結構泣けます!
○『自由度の高いサブクエスト』
サブクエストが結構隠れています。やるやらないは自由!またいつやっても自由!
○『声優』
声優が豪華。
宮野真守、折笠富美子、石塚運昇、豊口めぐみ、下野紘、藤原啓治、能登麻美子、立木文彦、中田譲治、高橋広樹、石田彰、四反田マイケル
など非常に豪華!
○『キャラクターたちの声の掛け合い』
戦闘中及び普段のキャラクターたちの声の掛け合いが面白い&かっこいい&感動的だったりする。
○『曲と歌』
植松伸夫氏作曲の曲が非常にゲームとマッチしていてよい。また挿入歌も感動的。
○『マルチプレイモード』
シングルプレイ以外の要素として、Wi-Fiを利用した通信プレイ要素が用意されており、通信環境を整えることで最大6人でのプレイが可能。
通信プレイ専用のモードとして、参加者同士が協力して敵に挑む『討伐』、参加者同士で戦うことでその順位を競う『乱闘』の2種類のモードがある。
○『マップ移動』
マップ移動を使えば、指定した場所に瞬時にワープすることができる。
○『キャラクターの着ている服や装備によって容姿が変わる』
短所
●『難易度の高さ』
難易度の高さが長所でもあり、短所でもある。場合によっては詰まることも…。
●『操作キャラクターがほどんど主人公』
一部のシーンを除いては、操作キャラクターがほどんど主人公であるエルザ。
他のキャラクターでも操作自由変更可能にして欲しかった。
●『一部声優の掛け声』
戦闘シーンでの声優の掛け声でメインキャラクターであるカナンとセイレンの声が聞き取りづらい&小さい。
声優が豪華なだけにもったいない気がする。
●『マルチプレイモード』
マルチプレイモードが単発の『討伐』、『乱闘』の二種類しかない。
他のプレイヤーとストーリーを冒険できるような協力モードが欲しかった。
『ファイナルファンタジー』の生みの親、坂口博信氏待望の最新作『ラストストーリー』!
開発は既存のRPGのシステムから逸脱し、新たなRPGの形を求めて一からの挑戦を行いたいと言う坂口の意志の下、
約1年に渡るシステム構想や9ヶ月間もの長期に渡るデバッグを含め、完成まで3年半の年月を費やしたらしいだけあり、
非常に完成度の高いRPGに仕上がっている。
このような経緯もあり、『ラストストーリー』というタイトルは、かつて坂口が同じような苦境に立ちながら手がけていた『ファイナルファンタジー』シリーズの第1作目と同様、
「ここで最後(の作品となっても)でも後悔しない」という想いから付けられたものである。
ゲーム内容は、基本的に主人公を操作してストーリーを進めていくRPGではある。
戦闘は坂口博信が本作までに手がけてきたようなターン制の戦闘ではなく、リアルタイムに進行する戦闘システムとなっている。
戦況の行方を左右する要素として『混沌』と『秩序』という2つのテーマを基にして構築されたアクティブな戦闘システムが本作の特徴の一つであり、
主要な戦術として、地形を破壊して敵にダメージを与える、主観視点よりボウガンで狙い撃つ、主人公エルザの特殊能力『ギャザリング』を利用する、等が挙げられる。
とにかく毎回の戦闘が戦略性が非常に高く飽きさせない。また難易度の高さもやりごたえがある作品となっている。
また私サーシャが注目すべき点は、とにかく声優が豪華すぎるだろうと言う点であろうか。
次回作には、他のプレイヤーとストーリーを冒険できるような協力モードの実装を期待したい。
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