タイトル:大戦略WEB
ジャンル:オンラインシミュレーションゲーム
ハード :PC
メーカー:システムソフト・アルファーとNHN Japanが共同開発
開発元 :ハンゲーム


長所
○『お手軽さ』
ブラウザゲームであり、専用クライアントのダウンロード不要。
大戦略シリーズのひとつでありながら、ずっとPCの前で命令を下す必要はなく、時間が空いているときに好きなだけプレイすればよい。
プレイヤーがログアウトしている間もゲームは進行する。基本料金無料。
○『兵器の多彩さ』
大戦略の名に恥じぬ兵器の豊富さ。
プレイヤーは契約国(JP国、US国、RS国、EU国、ME国、CN国、KR国)を選び、兵器を開発していく。勿論契約国によって開発兵器が異なっていく。
またプレイヤー間で兵器をトレードすることも可能。兵器には大別して陸兵器、空兵器・海兵器がある。
○『基地を発展させる村ゲー要素』
基地を発展させ、資源を増やし兵器を開発し兵器を増産するという所謂村ゲー要素も楽しむことができる。
また基地に名前を付けることも可能。
○『士官を雇う』
士官を雇用しないと派兵できないが、士官が戦闘で経験値を得るとレベルが上がり能力が上がったり、一度に持てる兵器数が増えたりする。
士官に名前を付けることも可能なのでちょっとした育成感覚を持つこともできる。
○『連合に所属』
ソロでNPCや他プレイヤーと戦闘してもよいが、連合に所属することにより、仲間が増えたり兵器のトレードが有利になったり、なによりより戦術的な大戦略を楽しめるようになる。

短所
●『チャットが実装されているが不便』
初期にはなかったチャットが実装されているがこの上なく不便。
特に連合に所属している人は、ほとんどゲームと関係ない別のチャットサーバーを借りてチャットしている。
連合チャット、世界チャットが実装されているが、使っている人は皆無。
●『レアメタル(課金)で格差拡大』
レアメタルというゲーム内通貨で、士官を一気に育成したり基地施設を時間短縮で発展させたりできてしまうので重課金者は有利になり、無課金者は不利になり格差が広がる。
これは他のオンラインシミュレーションゲームでも言えることではある。
●『早く始めた人勝ち』
資源地という鉄鉱採取地、油田、都市があるのだが、最初に占領した者勝ちな感がある。
連合所属者は特に連合と連合が戦争状態にならない限り資源地の取り合いにならず、取ってしまった者勝ちに…。

感想

お手軽に大戦略を、しかもオンラインで他プレイヤーとともに、できるという点はかなり評価できるであろう。
開発兵器数も多く、大戦略という名に恥じないゲームである。
しかしお手軽さが逆に、ずっとPCの前に座っている廃人や重課金者が有利になってしまうところが悲しい点である。

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