『幸腹グラフィティ』第8話です。
以下、Bパートお気に入りな台詞を書き連ねてみました。
(ネタバレ注意)

きりん:こんばんは!
リョウ:早いですね、きりん。メールくれれば迎えに行ったのに。

きりん:ジャッジャーン!



リョウ:ええ!ど・・どうしたんですか?

きりん:体育祭はもう明日だからね、それに今日はいっぱいやる事あるの。

リョウ:やる事?

きりん:ほらほら、リョウも早く着替えて来て。
リョウ:あ・・はい。

きりん:じゃあ息を二回吸って二回吐いてを繰り返して。

よーし!このペースであのスーパーまで!

リョウ:はい・・。

きりん:こら!立ち止まるな!まだ終わってないよ。

リョウ:え?店内までがコースですか?ちょ・・ちょっと店内は走っちゃダメですよ、きりん。
きりん:じゃあ競歩で!


買う物はウィンナーと卵とちくわとキュウリ!

(リョウ:それ、わたしが書いたお弁当の献立メモの材料・・。)



(ですよね・・?)

ばれてたなんて・・。
きりん:何で隠してたの?言ってくれたら作ったのに。
リョウ:で・・でも、きりん料理苦手って言ってましたし。

きりん:リョウはわたしに作って欲しくない?

リョウ:え?
きりん:やっぱ下手だし・・。
リョウ:そんな!作ってもらいたいに決まってるじゃないですか!

きりん:おー!よっしゃー!明日楽しみにしてて超頑張るから!よーし!次は骨付きの鶏肉だ!

リョウ:待ってください!唐揚げ用ですから!丸焼き用じゃないですから!

きりんにはもう隠し事できませんね。
きりん:あったぼうよ!
リョウ:でもお弁当って品数も多いですし本当に大丈夫ですか?
きりん:任せて!ちゃーんと特訓済みだからリョウが食べたいおかずみーんな作っちゃうよ!
リョウ:楽しみです!
きりん:でもお弁当って中身がわからないのもいいところだよね、フタ開けるまでがワクワクっていうか。
リョウ:それは確かに。

じゃあ次はワクワク感重視にする!楽しみにしてて!

リョウ:え?


(いろんな意味ですごいのができそうです。)
きりん:そうと決まったらリョウは休んでて。明日早いんだから。
リョウ:あ、手伝える事があったら・・。

きりん:今回はいいの!他人を第一に考えるのはリョウのいいところだけど、わたしの前ではあんまり我慢しなくてもいいから。

リョウ:きりん・・。

きりん:ほらほら、リョウ。

リョウ:とは言っても・・。


き・・きりん!


きりん:みじん切りは猫の手・・猫の手・・。


リョウ:きりん・・きりんがあれだけ応援してくれたんです・・わたし必ずやってみせます!

そう・・わたし・・風になりまーす!

「町子さん、すごい!」
「うん、ホントすごい!」


「表情だけはすごく速そうな顔して走ってるのに、遅いよね!」
「あ、ゴールだ。」

「はい、6位ね。」

リョウ:やりました、きりん!転んで足を挫かずに済みました、きりんのおかげです!
「え?」

「町子さん、お疲れ様!」
リョウ:あ、はい。
「あれ、町子さん眠そうだね、大丈夫?」
リョウ:昨日緊張であまり眠れなくて・・。

(お弁当が楽しみなのと、きりんが怪我をしないか心配で、覗いちゃいけないと思いつつ結局一晩中見守ってました。)
「町子さん?」
リョウ:あ、いえ。そろそろお昼ですね。
「うん!みんなで楽しみにしてたんだよ。町子さんのきっとすごいお弁当だろうねって!」

リョウ:すごいお弁当・・はい!これ以上ないぐらいすっごくすっごいお弁当です!
「え!どんなのだろ?」

「わー!」

「てあれ?」
「意外に普通。むしろ少し地味め?」

「町子さん、これ自分で?」

リョウ:今回は大切な人に作ってもらいました。
「彼氏?」
「なんでそうなる。」
「いやーこれは大人の人が作った物でしょ。だって献立、中学生らしさのかけらもないもん!」




リョウ:あ・・あれ・・?

椎名:え?お弁当?
きりん:うん、リョウに作ったんだ。椎名もよかったら食べて。
椎名:食べたいけど遠慮しとく。わたし胃が弱いから。
きりん:いやいや、遠慮なんていらないって。たーんと食べなさい、たーんと。

椎名:そういう意味じゃないんだけど・・。

え?なにこの量。

きりん:いやーいっぱい失敗しちゃって・・。
椎名:で、失敗作を二人で食べようと。
きりん:ち・・違うよ。これは見た目が悪いけど味はリョウのとはそんな変わんないやつで。
椎名:うーん。
きりん:で・・でもほら、失敗は成功の母だよ。子供弁当がリョウのところに行ってるからわたしたちは母弁当を食べるんだよ。

椎名:よくわからないけどわかった。

「いただきます。」



「うーん・・。」

リョウ:骨付き唐揚げ、玉子焼き、ハンバーグにサラダ!これわたしが書いた献立にアレンジがしてあります!サラダにポテト、ハムが足されてます!ハンバーグはチーズ入り!

料理苦手なのにアレンジって、きりん、おばあちゃんと同じ事してます!
「どしたの?」
リョウ:いえ、では、いただきます!


玉子焼きに昆布が入ってます!やわらかな卵の甘さに心をくつろがせていると突然しょっぱさとくにっとした歯ごたえのアクセントが訪れてこのうれしいハプニングに止まりません!


肉汁たっぷりのハンバーグにチーズが練り込んであります!完全に練り込まずにわずかに歯ごたえを残した挽き肉。その野性味をなめらかなチーズがトロリと包み込みもつれ合って!

食べたことない味ばっかり!どれも新鮮な味で、でもどれもおいしい!

「おいしそう!いいないいな!」
「おかず、一つ交換しよう!」

リョウ:え・・あ・・はい。
「いっただきまーす!」


「あれ・・意外と普通・・。」
「ていうか普通よりちょっと・・。」
「こ・・こら。」

リョウ:やっぱりきりんの作ったご飯は最高です!このブロッコリーもおいしそうに茹でられてます。色合いの美しさまで完璧に考えられ・・。これ!?

「はい、リョウ。お弁当だよ。」
リョウ:おばあちゃん、これ・・。
「リョウ、ホントに頑張ったものねえ。はい、リョウちゃんの金メダル。」


リョウ:うん!おいしい!

おいしい!本当においしいです!




サツマイモのほっくりとした自然な甘さとレモンのスッキリした酸味が疲れた身体に染み渡って、これぞまさにお弁当の金メダルでーす!

「ま・・町子さん?」
「町子ってああいうやつだったの?」
「わかんないけどなんかすげー盛り上がってるな。」


「じゃあまたね!」
リョウ:はい。え?きりん。どうしたんですか?予備校が終わったらそのまま帰るんじゃ?

きりん:ごめんなさい・・!お弁当おいしくできなかったー!
リョウ:きりん・・!


きりん:味見したんだよ・・ちゃんとしたはずなんだよ!でもね、最初に作ったのね、あんまりにもまずすぎたからちょっとマシになってきたらすごくおいしくなった気がしちゃったんだよ、きっと!
リョウ:待ってください、きりん!
きりん:あとなんか意識も朦朧としててよくわかんない達成感に支配されてしまったというか・・!

リョウ:きりん、おいしかったですよ。

きりん:気休めはやめて・・!


リョウ:本当においしかったんです。
きりん:え?
リョウ:きりん、あのサツマイモのレモン煮、メモになかったのにどうして?
きりん:う・・うん、お母さんから聞いて。
リョウ:暖かくてやさしくて、おばあちゃんの味が・・幸せの味がしました。
きりん:ホント?
リョウ:はい!

きりん:よかった!


椎名:胃・・痛くならなかったな。

リョウ:今日は本当にありがとうございました。練習もいっぱい付き合っていただいて。
きりん:ううん、せっかくだしさ、体育祭関係なくてもたまには一緒に走ろ。
リョウ:え!
きりん:健康にもいいしさ。あ、電車来ちゃう!また来週ね!
リョウ:はい。

きりん、ごちそうさまでした。

きりん:どういたしまして!




愛情は最高のスパイスって感じでしょうか?サツマイモのレモン煮おいしそう!
「リョウちゃんの金メダル」と「お弁当の金メダル」は名言ですね!
以上、Bパートでした。
関連リンク
第8話「ほくほく、はぷっ。~きりんの弁当~」Aパートお気に入り台詞集
第8話「ほくほく、はぷっ。~きりんの弁当~」Bパートお気に入り台詞集
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