『幸腹グラフィティ』第1話です。
以下、Aパートお気に入りな台詞を書き綴ってみました。
(ネタバレ注意)





リョウ:ほろほろとほどけるご飯にじゅわーっと甘いお揚げ、それは幸福の味。









大根はひとつひとつ面取りをして型崩れしないように、

塩をふったブリは霜降りにして臭みを取って、

丁寧に丁寧に手をかけただけ、気持ちをかけただけ、料理はおいしく・・

おいしくなってくれないですー!!

こんなにいい香りなのにどうしてこんなにまずいんでしょう・・。

おばあちゃん、ひとりになってからというものわたし料理が下手になってしまいました・・。

「いいかい?リョウ、料理ができるとね、いいお嫁さんになれるんだよ。」

リョウ:ごめんなさい、おばあちゃん。このままじゃわたし・・、

悪いお嫁さんになってしまいます・・!

はい、町子です・・。
明:やっほー、リョウ。元気?
リョウ:明さん!

明:正月はごめんねー、今の仕事が丁度山でさー。
リョウ:大丈夫ですよ、お仕事おつかれさまです。
明:いやでも問題だよ、中二の女の子をひとりにさせちゃうなんてさ。おばのわたしがそばにいてやれないで。

リョウ:ホント大丈夫です。たった今一生独り身を覚悟しました。悪い嫁になるならいっそ・・。
明:え?なになに?
リョウ:え?いえ・・。
明:あ、そうだ。ちょっとお願いしたい事があるんだけど・・。

ユキ:鳥大根・・。
リョウ:え?同い年のはとこがわたしの通ってる予備校に?
明:うん、リョウと同じ美術高校志望なんだって。日曜コースだっていうんで土曜だけそっちに泊まらせてあげれない?

リョウ:志望校まで同じなんですか・・でもわたしも受験勉強が・・。それに料理のおもてなしもちゃんとできないかと・・。

明:大丈夫!そういうのは裸エプロンでカバーよ!

リョウ:無理です!

(結局引き受けてしまいました。)

いいなあ・・。
(こんな寒い日には暖かい部屋で大切な人と一緒に温かい料理を作って、暖かい関係を・・。)

誰!?苦しいです・・!


きりん:町子リョウさんですね?
リョウ:え?
きりん:初めまして、わたし森野きりん。

リョウ:えーと、同い年のはとこって・・?
きりん:うん、それわたしの事。
リョウ:同い年ですか・・。

いえ・・!

それより荷物重そうですね、それ全部ひとりで?
きりん:うん!力には自信があるの。

そうだ!よかったら受け取って!
リョウ:白菜・・?

きりん:実家のを何個かかっぱらって来たの!

リョウ:かっぱ・・黙って持って来ちゃったって事ですか?

きりん:実は今回の上京で親と喧嘩したまま出てきちゃったんだ・・。

「ほら、たーんとおあがり!」

きりん:たーんとってまた野菜炒めじゃん・・おいしいけどたまには肉食べたい。

「ほれ、ここに肉あるわよ、肉。ふりかけもすき焼き味だし。」
「うまいよ、母さん。」

きりん:あのさ・・。

「え?東京の美術高・・何?じゃああんた上京するつもりなの?」
きりん:うん。
「試験も普通と違うんじゃないの?塾とか通わなきゃなんじゃないの?」
「まあまあ。」

きりん:うん、だから東京の塾申し込んできた。日曜日コースってのがあって・・。
「んな勝手な!」
「母さん・・あのー・・。」
きりん:お金の事で迷惑とかかけないよ。奨学金でね授業料も免除に・・。

「そういう問題じゃない!とにかくお母さん許さないわよ!受験もそうだけど東京の塾なんて家から遠すぎて通えないわよ!」
きりん:そ・・それは・・。

東京でどっかおいしいご飯作ってくれるやさしい人の家にお世話になるもん!
「なんじゃそりゃー!」

きりん:今まで何も相談しなかった自分が悪いのかもしれないんだけどさ。
リョウ:お家から毎週日曜に通う事は許してくれたんですよね?
きりん:うん、でもどうせ通いきれないだろうって。

リョウ:あれ?風邪気味ですか?
きりん:ん?
リョウ:そういえばこんな寒いのに随分薄着ですね。
きりん:だって!東京の予備校に通うんだもん!雑誌とかで見る東京の女子ってコート着てないんだもん!
リョウ:そうですか・・?

きりん:絶対東京の学校通うんだもん。お母さんに反対されたって。

リョウ:あの・・!

きりん:え?

リョウ:お腹空いてませんか?


えーっと・・。


(大食い選手権ってこんな感じなんでしょうか・・?)
きりん:あんまりおいしそうでいただきます忘れちゃった!

いただきます!そんでもっておいしい!

リョウ:ホントですか?よかったです。風邪の引き始めには温かい寄せ鍋がいいかなって。

きりん:うん、すごいよ!野菜炒め以外で名前のある手料理食べるの久々だよ!
リョウ:名前のある?
きりん:うち料理適当家族だからさ、リョウさん上手なんだね!料理!
リョウ:きりんさんがお腹空いててくれたからですよ、ほら空腹は最高のスパイスって言うじゃないですか。

近頃料理にちょっと自信がなくて・・。

きりん:そんなことない!わたしこんなおいしい鍋食べたの初めてだよ!空前絶後の奇跡の鍋だよ!自分でも確かめてみなよ!ほら、はい、あーん!
リョウ:えー。
きりん:絶対おいしいって!
リョウ:自分で取れますし・・。

きりん:あーん!早くしないと冷めちゃう!

リョウ:え・・あ・・え・・でも・・でも・・!

きりん:あ・・シュン・・。

リョウ:食べる・・!食べます!!

きりん:ホント?じゃあ、あーん!



おー!

リョウ:おいひい。

きりん:な・・なんか食べ方色っぽい!
リョウ:ちょっと・・そんなに見られてたらもう食べられないです!

きりん:あーホントすっごいよ、リョウさん。同い年なのにこんなに大人っぽくって料理も上手で。
リョウ:そんな・・鍋は簡単なんですよ。きりんさんも作れます。
きりん:え?ホントに?
リョウ:はい。

きりん:じゃあ・・ひとりでも生きていけるかな・・?
リョウ:え?
きりん:あーほら、ひとりで上京してもさ、鍋が作れたら・・。

リョウ:ニンジン残さずに食べられるようになったら生きていけるかもですね。
きりん:だ・・だって・・ニンジンくさいんだもん!
リョウ:ニンジン食べ終わったらお薬飲みましょう。
きりん:うー。

リョウ:こんなにきれいに食べてくれてうれしいですね。今日のお鍋は我ながらおいしくできました。

あれ?何でおいしかったんだろう。簡単な料理だしやっぱり取れたて白菜がよかったんですかね。あ!芯も何かに使えるかも。

はーい。
明:リョウ、きりんちゃんどう?

リョウ:今お風呂入ってます。
明:そうか、きりんちゃんからいきなり連絡来た時はびっくりしたけどね。
リョウ:え?きりんさん明さんに直接頼んだんですか?

明:そう、手紙が来てね。
リョウ:意外と古風ですね。

明:まあきりんちゃんのお母さんもホントに反対してるわけじゃないと思うんだけど、ちょっと寂しいのかもね。
リョウ:寂しい?
(きりん:ひとりでも生きていけるかな・・?)
リョウ:風邪気味なのに長風呂!?
明:え?
『幸腹グラフィティ』始まりましたね!食べ物の作画がすごいですね!
リョウちゃんの食べ物食べるシーンが色っぽいですね。
そしてきりんちゃんは今どきお手紙出して家を出たんですね・・面白いです!
以上Aパートでした。
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