先日、ニンテンドーeショップで「DX」のDL販売の始まった本作。
ゲームボーイオリジナルのゼルダであるが、
今作のシナリオがシリーズで一番好きという人も多い。
オープニングではリンクが海で遭難。
コホリント島に流れ着いたリンクを、掘ると喜ぶ島の少女マリンが助ける。
リンクが目を覚ますと彼女(とタリン)の家だった。
よく生きていたものである。
と、こんな感じでゲームは開始。
基本はゼルダの伝説シリーズのシステムを踏襲している。
剣を振う、弓矢を放つ、爆弾を置く、盾で守る、ダッシュ、物を持ち上げるといった動作に加え、
本作ではジャンプが新たに追加。
これらの動作は全てアイテムを装備する事で行え、AボタンとBボタンそれぞれ好きに振り分ける事ができる。
また、本作ではダンジョン内において横スクロール面が追加。
なんとあのクリボーをリンクがジャンプして踏み潰す場面も見られる。
唯一の欠点としてはゲームボーイのボタンの少なさから、
最大二つまでしか装備アイテムを装備できない点。
攻撃するための剣。
防御するための盾。
ジャンプするための羽。
物を持ち上げるためのブレスレット。
穴を掘るためのスコップ。
矢を放つための弓。
破壊するための爆弾。
これら移動や謎解きに欠かせない装備品を、
場面に応じて逐一スタートボタンでメニューを呼び出して変更しなければならないのは若干煩わしい。
ゲームボーイという限られた性能の中で、ゼルダを表現しているのはお見事という他ない。
エンディングを迎えた時のもの悲しさとリンクの笑顔は何とも言えない気持ちにさせてくれる。
シリーズファンだけではなく、ゼルダ初心者にもぜひプレイしていただきたい1本である。
なお、今回DL販売が始まったのはオリジナルではなく「ゼルダの伝説 夢を見る島DX」。
オリジナルとは違ってゲームボーイカラーでプレイした場合、
カラフルな世界を楽しめるだけではなく、本作だけのオリジナルダンジョンも用意されている。
それ以外にも細かい修正や変更点などもあるので、もし攻略サイトを見る場合には注意しよう。