傭兵団をやっているというヴァンダムの案内でフレースヴェルグ村に到着。
みんなとの食事中、ヴァンダムも戦争しているのか尋ねるレックス。
そして自分もスカウトされるのか聞くが、子供をスカウトするほど不自由してないと聞きちょっと安心した様子。
レックスがサルベージャーとして引き揚げたものの中にも軍需物資は多いだろうと話すヴァンダムに、レックスは自分はそういうものは扱わないと反論。
しかし、磁流コンパスやエーテルコンロの調整バルブなどは軍や兵士の助けとなっているし、今レックスが食べている目の前のパンのルスカ粉もスペルビア政府から調達したものだとし、この世界は戦で満ち溢れており、その中にあって誰かと関係を持って生きる以上、それは戦に荷担しているのと同じだとヴァンダムは語る。
彼はそんな状況から大切な連中を守るために傭兵団を作ったのだという。
とくにレックスは天の聖杯のドライバーだから、戦は常について回る。
そこから逃げたければホムラを放棄すれば済むことだと話すヴァンダムに、レックスはカウンターの奥でみんなの飲み物を用意するホムラを見つめて無言。
そんなレックスの姿に口元を緩めたヴァンダムは突然立ち上がり、
「ついてこい」
と言って、どこかへ行ってしまいました。
フレースヴェルグ裏門で待っていたヴァンダムから、彼のブレイドであるスザクの紹介を受ける。
そして、大噴気孔付近に異常な力の反応があるという調査を依頼されていたそうで、その調査を手伝ってみないかとの提案。
「きっちり手間賃をもらう」
との約束でレックスは引き受けます。
清めの水場から先へ進むとエーテル瘴気によって通れない場所へ。
エーテル瘴気とは巨神獣の身体から漏れ出る毒素らしく、人間が汗をかくのと似たようなものなんだとか。
ヴァンダムとスザクが瘴気を消し去って先へ進めるようになります。
大胸骨のアーチから上へ登って行き、アルドンを発見したヴァンダムがレックスからアンカーを借りる。
そしてうまくワイヤーをその足にからませて転倒させてしまう。
これによってレックスのアンカーショットにダウン効果が付与。
早速アルドン相手に試し、一発で習得したレックスに、習得に5年かかったというヴァンダムは驚く。
レックスだけではなくニアやトラとの連携も良かったようです。
問題地点である魂の頂に到着すると、そこには傷つき死んでいる? 巨神獣の姿。
どうやら異常な力の反応はこの巨神獣だった模様。
そこにおそらくこの巨神獣を倒したらしきモンスターがブレイドを引き連れて出現。
ここでもさっきヴァンダムに教えてもらったブレイクからダウンに繋げての戦い方を駆使して勝利。
モンスターを倒すと、連れていたブレイドはコアへと戻る。
ドライバーを失ったブレイドはコアへと戻り、しばらく経てばまた新たなドライバーと同調できるようになるとヴァンダムは話す。
しかし、その時には以前の記憶を失った真っ新な状態で誕生するのだとか。
「何だか哀しいね」
そう語るレックスだが、
「忘れることができるのも幸せなのでは」
と、どこか悲しげな表情でホムラが呟く。
ヴァンダムは死んだ巨神獣からコアクリスタルを入手。
コアクリスタルはこのように巨神獣から生み出されるのだという。
「巨神獣の死、ドライバーの死、数えきれない程の死の上にブレイドはある。意志ある再生が歴史を作っているんだ」
だと話すヴァンダム。
消えていく巨神獣を見つめるホムラと、
その後ろ姿を見ながら、ホムラと出会ったときの事を思い出すレックス。
『ドライバーが死ぬとブレイドはコアクリスタルへと戻り、新しいドライバーと同調すると真っ新な状態で誕生する』
しかし、ホムラは出会った時から今の姿だった。
だとすれば、ホムラのドライバーはまだどこかで生きているということなのか。
それとも……。
ドライバーとブレイド、そして巨神獣の死。
レックスにとって色々と考えさせられる出来事となったようです。
異常な力の反応が巨神獣のものだとなんとなくわかっていた口ぶりのヴァンダムは、もしかしてレックスにこれらを教えるために同行させたのでしょうか。
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