『Eマンガ先生』第10話です。
以下、Bパートお気に入りな台詞を書き綴ってみました。
(ネタバレ注意)




エルフ:ううう・・。

正宗:読み終わったみたいだな。

ムラマサ:君が予告した通りすっごく面白い駄作だったぞ!

正宗:だろ?

エルフ:すっごく面白い駄作ってどんなのよ・・。

正宗:「銀狼」の作中で死んだキャラが全員生き返って幸せに暮らす話。

エルフ:駄作だーー!!でも面白かったんだ。
ムラマサ:ああ、わたしが読みたかったのはこれだ。
正宗:ありがとな、先輩。

クリス:すまないが一時間ほど席を外す。わたしがいない間サボるなよ。

エルフ:はい!お兄様!

わたくし、決してお仕事をサボったり致しませんわ!

クリス:はあ・・。

エルフ:ヒャッホー!みんな!遊ぶわよー!

正宗:仕事しないと後で怒られるんじゃないか?
エルフ:ちょっとだけだから!ね!ね!お願ーい!

正宗:しょうがない・・ちょっとだけだぞ・・。

エルフ:やった!あんたのそういう押しに弱いところ、好き!

獅童:では何をします?短い時間で終わるものがいいと思いますが。
エルフ:だったら王様ゲームね!
正宗:はあ?お・・王様ゲームだと・・?

エルフ:ムラマサ、あんたもやるのよ!
ムラマサ:ん?いや・・だがわたしは・・。

エルフ:いい?ムラマサちゃん、王様ゲームってのは・・ゴニョゴニョ。それでマサムネに・・ゴニョゴニョ。
ムラマサ:なんと!そんな事が!ふむ!ふむ!

ま・・マサムネ君!王様ゲームをやるぞ!
エルフ:エヘヘ。

クジの代わりにこれを使うわよ。

さ、あんたたちも引きなさい。

キングを引いたら王様で1から3の数字を引いた奴になんでも命令できるからね。

お!わたしが王様ね!
正宗:ん・・。
エルフ:うーん、最初の命令はどうしようかしらねー!



まずは小手調べ!一番がー
正宗:あ!
エルフ:二番にチューする!

正宗:おい!
獅童:え・・!?あああー!!


ムラマサ:貴様!打合せと違うじゃないか!せっかく番号を教えたのに!
正宗:おい!事前打ち合わせとかズルいぞ!
エルフ:脱落者が出たのでメンバーを補充してゲームを再開します。


紗霧:王様ゲームと聞いては参加しないわけにはいかないな!

正宗:でもスカイプだとカード引けないだろ・・どうするんだ?

エルフ:そんなら、王様を工口マンガ先生に固定しちゃいましょうか。

紗霧:え!?ホント!?いいの!?
エルフ:さ、引いて。

さあいいわよ。なんでも命じてちょうだい。今この時より我らは・・

「工口マンガ大王」の下僕となったわ!
紗霧:そ・・そんな危険な名前の人は知らない!

えーっと、三番の人が服を一枚脱ぐ。

エルフ:わたしよ!
正宗:うわ・・!
紗霧:エルフちゃん、ずるーい!それ水着じゃん!
正宗:え?

エルフ:ゲフフ!こんなこともあろうかと準備しておいてよかったわ!

紗霧:ずるーい!かわいいけど。

エルフ:さあ!次のターンよ!工口マンガ大王!
紗霧:次は・・

一番の人が、
ムラマサ:あ・・。
紗霧:どんなパンツ穿いてるのか教えて。

ムラマサ:は!?

は・・。

紗霧:どうしたの?ムラマサちゃん、どんなパンツ穿いてんの?
エルフ:あ、わかった!ムラマサあんたさては・・

はうっ!
ムラマサ:それ以上言ったら殺す!
紗霧:ムラマサちゃんもしかして・・

ノーパンなの?


ムラマサ:き・・着物だから・・!

着物だからなのー!!

正宗:おい!お前のせいで超気まずいゲームになっちゃっただ・・。

獅童:やあ・・!

エルフ:国光!あんた裏切ったわね!わたしたちが仕事サボって王様ゲームで遊んでいることを兄貴に言いつけるなんて!

獅童:違いますよ!クリスさんとはそこで偶然お会いしただけで。
エルフ:なーんだ、疑って悪かった・・
クリス:ほーう。仕事をサボって王様ゲームで遊んでいたのか。

エルフ:あ・・。

クリス:全く・・お前という奴は・・ムラマサ先生を少しは見習ったらどうだ?
エルフ:息してるだけで指先から小説が沸いてくる能力者と比べないで欲しいんですけど。

クリス:うちの作家のワガママに付き合わせてしまって申し訳ありません。ところで先生が今お書きになっているのはもしかして「幻刀」の13巻?

ムラマサ:いや違う。というか・・小説はもう書かない。
獅童:え!
エルフ:ふーん。


獅童:いったいどういうことなんれすー?
正宗:何の話・・てか大丈夫ですか?めっちゃ酒回ってるみたいですけど・・。

獅童:大丈夫ですよー!しょれよりしゃっきのムラマサさんの発言ですよ!
ムラマサ:わたしの発言?
獅童:小説はもう書かないっていうハレでしゅー!本気なんでしゅか?
ムラマサ:本気だ。

獅童:しょんな!なんでやめちゃうんですか!?
ムラマサ:夢が叶ったから。
獅童:え?

ムラマサ:わたしが世界で一番面白いと思う小説を沢山手に入れる事、それがわたしの夢だった。そのためにわたしは小説を書いていた。

でもこの合宿で気付いたんだ。
正宗:ん?

ムラマサ:マサムネ君がこんな風にわたしのために小説を書いてくれるのならもう自分で書かなくたっていいんじゃないかって。

獅童:そんな・・。
エルフ:心配することないって。こいつみたいな小説馬鹿が書くのをやめられるわけないから。ま、一晩もたないわね。寝て起きたら気が変わってるわよ。

ムラマサ:それだとわたしがバカみたいじゃないか!

エルフ:だから、小説馬鹿だって言ってるでしょ。
ムラマサ:貴様・・!ん?何か言いたそうだな、後輩。

正宗:うん。言いたいっていうか・・伝えたい事がある。


ムラマサ:マサムネ君、伝えたい事というのは?
正宗:その前に見せたいものがあるんだ。

これ、なんだと思う?

ムラマサ:そ・・それは・・!?

正宗:俺のとっておきのファンレターだ。
ムラマサ:そ・・そ・・そうか・・ほー・・ファンレター・・ね・・。
正宗:俺に熱烈なファンレターをくれる人がいてさ。

一番新しいのなんか便箋50枚だぜ?すげーだろ?

中学生の女の子みたいなんだけど、

色鉛筆でイラストまで描いてくれてる。


ムラマサ:き・・君はいつもファンレターを持ち歩いているのか?
正宗:これ編集部から届いたばっかでさ、早く読みたくて持って来たんだ。あとそれから先輩に見せるため。
ムラマサ:は・・。

正宗:デビューしてからずっとこの人は手紙を送り続けてくれてさ。俺は何度も何度も読み返して元気をもらった。

本が出せなくて辛い時も、本の評判が悪くてヘコんだ時も、

この人のおかげで「俺の小説は面白いんだ。書いてよかった。」って胸を張れた。

先輩。
ムラマサ:は・・。
正宗:このファンレターを送ってくれたのは先輩だろ?
ムラマサ:ち・・違う・・!わたしでは・・。

正宗:この前「幻刀」12巻の手書き原稿送ってくれただろ?字が同じだってすぐに気づいた。
ムラマサ:は・・。
正宗:こんなに綺麗な字を書く中学生女子の俺のファンなんて一人しか思いつかない。

ムラマサ:バレてしまっては仕方がないな。だがそれと伝えたい事というのに何か関係が?

正宗:ありがと。

ムラマサ:は・・。

正宗:ずっと・・ずっとこの気持ちを伝えたかった。俺の小説をこんなにも楽しんでくれた人に。

ムラマサ:は・・!


正宗:これでデビューしてからの夢がやっと叶ったな。

ムラマサ:ちょっと待て。君の夢は確か自分の小説をアニメ化してそれを妹とふたりで観る・・という。
正宗:ああ、勿論それもあるよ。けど今のはそれとはまた別の夢。
ムラマサ:別の・・夢・・?いいのか、そんなの?

正宗:夢なんていくつあってもいいに決まってるだろ?

だからさ夢がひとつ叶ったくらいで書くのやめちゃうなんて勿体ないと思わない?

ムラマサ:ん・・。

正宗:俺はあの夢が叶っても書くのはやめないと思う。だって俺を100万点以上の気持ちにするファンレターを送ってくれる人がいるんだからさ。

ムラマサ:決めたぞマサムネ君!世界で一番面白い小説を書き、自分で読むこと。改めて、今度は自分の手で叶えてみようと思う!
正宗:小説書かない宣言、一晩どころか数時間ももたなかったな。
ムラマサ:アハハハ!亜人ふぜいの予言は大外れだったなー!

そしてもうひとつ。
正宗:ん?

ムラマサ:たった今新しい夢を見つけた。

正宗:へえ、どんな夢?
ムラマサ:ああ、わたしの新しい夢はわたしひとりでは絶対に叶えられないものなんだ。詳細は教えられないが・・そうだな、
正宗:ん?

ムラマサ:さしあたっては君にわたしのことを好きになってもらおうか。





ムラマサちゃんの真名は梅園花っていうんですね!かわいい名前です!
紗霧ちゃん無双の王様ゲームがあったり獅童君が酒癖悪かったり・・面白い!
けど最後またしても涙してしまいました・・!ムラマサちゃん無双の第10話!
エンディングも前回の山田エルフ大先生に続き、千寿ムラマサ先生でしたね!
以上、Bパートでした。

 

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