『Eマンガ先生』第9話です。
以下、Bパートお気に入りな台詞を書き連ねていきました。
(ネタバレ注意)




エルフ:どうしたの?早くしなさいよ!わたしの美しくも幼い肉体にその催淫効果のあるいやらしい粘液を思うさま塗りたくるがいいわ!
正宗:こ・・こいつ・・。

エルフ:ひゃ・・!あんたみたいな最低のクズに何をされたって心までは自由にさせない んだから!

正宗:ち・・違うんです!クリスさん!これはあくまで取材で・・!

あれ・・?

エルフ:第二の取材!恋人同士のラブラブ水かけっこ!ほら例の「キャー冷たーい!もうやったわね!」ってやつ!
正宗:恥ずかしいからイヤなんだけど。
エルフ:なんでよ!仕方ないわね、じゃあ第三の取材!美少女に泳ぎを教えるから!
正宗:俺、泳げないよ。
エルフ:え!?そんな・・!わたしの完璧な計画が・・!
正宗:お前が俺に教えてくれよ。
エルフ:わたしも泳げないの!

南の島の楽しみ方は沢山あるわ!さあマサムネ!気を取り直してイチャイチャするわよ!取材のためにね!
ムラマサ:そうはさせん!
「ん?」


ムラマサ:山田エルフ!貴様のよこしまな計画はもはやここまでだ!
エルフ:あら?意外と早かったのね。
正宗:せ・・先輩・・!あんなにイヤがってたのに・・ま・・まさかホントにエッチな水着を・・!
ムラマサ:ち・・違うんだ・・マサムネ君・・

そいつだ!そいつが災いの元凶だ!

正宗:何やったんだよ、お前・・。
エルフ:ゲフフ。

ムラマサ:た・・タオルまで隠しおって・・こんな水着で外に出るなど・・。

正宗:先輩・・これ・・使ってくれ・・。

ムラマサ:マサムネ君、
正宗:ん?
ムラマサ:わたしがこの合宿に来た理由なんだが・・君の小説が読みたかったからだ!

正宗:俺の小説?

エルフ:あんたのPCにはお蔵入り小説が沢山眠っているでしょ?

正宗:そりゃあるっちゃあるけど・・。
ムラマサ:読みたい!
エルフ:それを読ませてあげるってのがムラマサが合宿に参加する条件だったの。
正宗:別にいいけど・・でもお蔵入りだけじゃ・・あ、そうだ!なんか新しく書くよ。

ムラマサ:和泉マサムネしぇんしぇいの新作・・!
正宗:大したモノは書けないけど例えば「銀狼」シリーズのアフターストーリーとか!
ムラマサ:読みたい!
正宗:じゃあ合宿中に仕上げて渡すよ。
ムラマサ:ぜ・・是非!

正宗:せっかく書くなら絶対に売り物には出来ねえような超面白い駄作を書いてやるぜ!
ムラマサ:うん!

エルフ:よし!じゃあ取材の続きよ!
あー楽しかった!帰ってお風呂にしましょう!エヘヘ・・露天風呂があるのよ。

正宗:へえ露天風呂かー。
獅童:風情がありますねー。

エルフ:あ、マサムネ!覗こうとしても無駄だからね!下手に登るとメキって音がする柵を使ってるんだから!慎重に登れば大丈夫だけど絶対に覗いちゃダメだからね!

正宗:なるほど・・いい風呂だ・・。


ん?

さっきの事があったからか・・き・・気まずい・・。
クリス:妹と、
正宗:え?
クリス:随分仲がいいようだな。
正宗:いや・・その・・まあ・・仲は悪くないと思います・・。

クリス:和泉先生・・いや・・和泉マサムネ君、

結婚してくれ!

正宗:はい!?

獅童:あああ・・!!し・・失礼しましたー!
正宗:あ・・いや・・ちょっと・・。

クリス:結婚してくれ!妹と!
正宗:妹とかよ!あの・・エルフと・・け・・結婚って・・!?

クリス:勿論今すぐとは言わない。ふたりの気持ちが決まっているなら婚約だけでもいい。
正宗:いやいやいやいや!誤解ですって!俺とあいつはそんなんじゃないです!
クリス:ん?妹と交際しているわけではないのか?
正宗:してません・・どうしてそんな勘違いを・・?

クリス:妹のツイートで和泉マサムネ先生と付き合っていると。

正宗:あー!!あれはタチの悪い冗談っつうか・・。
クリス:そうだったのか・・勘違いしてすまなかった。
正宗:あ・・いえ・・クリスさんのせいじゃ・・。

クリス:ところでどうだ?わたしがいうのもなんだが妹は優良物件だと思うのだ。
正宗:は?
クリス:そうは思わないか?

正宗:えーまあ・・そうですね・・料理はうまいしかわいいし・・。
「ん?」
正宗:なにより一緒にいると楽しいし将来はいい奥さんになると思います。
「ん?」

クリス:ああ見えて好きになった相手には一途に尽くすタイプだ。君との相性もいい。楽器、外国語、花嫁修業と名のつくものはほぼマスターしている。家の方針でね。
正宗:改めて聞くとすごいですね。

クリス:そこで聞こう。うちの妹のどこが不満なんだ?

正宗:えっと・・しいて言うなら・・今あえて触れなかった部分・・全部です。

クリス:ハッハッハ!よくわかってるじゃないか!

そう、うちの妹は数多ある長所を全て台無しにするほど欠点だらけだ。締め切りはちっとも守らない、態度は大きい、金遣い荒い、中二病とかいう不治の病にかかっているし、何よりバカだ。
正宗:バカっすね。

でも、バカな所もかわいかったり、痛い台詞もかっこよかったり、エルフは欠点を全部帳消しに出来るくらい凄い奴です。魅力的な女性です。頼りになる先輩です。だから俺今ここにいるんだと思います。

もし俺に好きな人がいなかったらもう5回くらい惚れていると思いますよ。

クリス:そうか。よくわかった。よくわかった。

エルフ:ああ・・!
正宗:お前、顔真っ赤だぞ?のぼせたか?

エルフ:うっさい!バカ!

「おー!」
正宗:それからみんなでエルフの手料理を食べたんだ。
紗霧:おいしかった?

正宗:うん、うまかった。家に帰ったら俺も作ってみるよ。
紗霧:兄さん、ひとり部屋?

正宗:ああ、結局獅童君に誤解されたままでさ。
紗霧:ねえ取材はどう?

正宗:ああ、南の島ってこんな感じなんだなとか、こういう話するんだなとか、そういうのなら沢山。
紗霧:そっか。なら行ってよかったね。

正宗:ああ、お前が送り出してくれたおかげだ。いつか一緒に温泉旅行とか行こうな。
紗霧:イヤだ。
正宗:ああ・・なんで?

紗霧:だって兄さん、今ぜーったいエッチなこと考えてたもん。
正宗:考えてないって!
紗霧:えーと・・あのね兄さん、
正宗:ん?
紗霧:実はわたしも色々あったの。これ見て。

正宗:おお!もしかして表紙イラストか!?
紗霧:そう、今日はこれを描いてたの。
正宗:すげえ!めっちゃかわいいじゃん!
紗霧:帰って来たら完成版を見せてあげる。だから絶対に帰って来てね・・。

正宗:紗霧・・あったりまえだ!お土産何がいい?

紗霧:エルフちゃんの靴下!
正宗:帰ったら家族会議な。

ん?

エルフ。

おい、そろそろ教えてくれよ。どこに行くんだ?
エルフ:妖精の森よ。わたしのデビュー作読んだんでしょ?作中に登場するエルフの森のモデルがここなの。
正宗:へえー。ん?

エルフ:あなたに見せたいものがあるの。

正宗:光の・・精霊・・。

エルフ:蛍よ。どう?エルフの森に足を踏み入れた感想は?
正宗:すごいな・・すごい!

エルフ:そう。よかったわ。ここね、わたしの父がわたしの母にプロポーズをした場所なの。
正宗:へえ。

エルフ:まあ失敗しちゃったんだけどね。
正宗:なんで?
エルフ:母は虫が嫌いだったの。「こんな虫だらけの場所でプロポーズなんて最低ね。」って。

正宗:でもその後ちゃんと結婚出来たんだよな。
エルフ:5年くらい貢ぎ続けて必死に拝み倒して結婚してもらったんだって。

母は凄くモテる人だったから。

正宗:少し分かるかも。
エルフ:ん?あんたも?
正宗:好きになってもらうためなら何だってやるよ。俺だって。
エルフ:わたしもそう思うわ。父のやり方はひどくみっともなくて、でもとても正しい。
正宗:なんでそんな事を俺に?
エルフ:兄貴からなんか変な事言われたでしょ?
正宗:あ・・ああ・・なんか妹と結婚してくれって。

エルフ:せ・・説明させてくれる?うちの父はかなり前に亡くなってるのよ。

正宗:そうなのか。
エルフ:亡くなる前、父はお母様に言ったの。あの子たちを立派に育ててください、幸せにしてあげてくださいって。

(正宗:どこも同じか・・。
エルフ:お母様はこう言った。いいわ、最後くらいあんたのお願い聞いてあげる。

おかげでいろんな習い事をさせられたわ。

将来あなたが幸せになるためよって。


兄貴はさっさと家を出てしまった。だからわたしに負い目があるのよね。

厳しく育てられたけどお母様を恨んでるわけじゃない。むしろ感謝してるくらい。わたし両親のこと大好きよ。

でも結婚相手は自分で決める。
正宗:結婚?
エルフ:ある日母がわたしの婚約者を決めるって言い出したの。ずっと言う事聞いてきたけどそれはダメよ。わたしは絶対に幸せにならなくちゃいけないんだから。

そのためのパートナーは自分の目で見定めて決めるわ。

正宗:それで家を出たのか?

エルフ:家出じゃないわ。母と話をつけてきたの。お母様ったらバカね。お母様はお父様と一緒にいられて毎日楽しかったでしょ?幸せだったでしょ?だからわたしもお父様と同じにするわ。素敵なお婿さんを捕まえて一生楽しく過ごすのよ!文句ある!?そんな感じだったかしらね。
正宗:なるほど。

エルフ:エヘヘ。

正宗:そうか、その話をするためにここへ連れてきたのか。ありがとう、おかげで素敵なものが見られたよ。
エルフ:勝手にしめないでちょうだい!
正宗:あ・・。

エルフ:い・・一度しか言わないからよく聞いてね。

あんた、わたしのお婿さん候補だから!

正宗:え・・ええ!それって・・!

エルフ:か・・勘違いしないでちょうだい!あんたなんかにわたしが恋しちゃってるわけじゃないんだからね!ただ・・その・・そう!あれよ!あんたと結婚したら毎日楽しいかなって、幸せになれるかなってそう思ったから!

正宗:つ・・つまり・・俺は今お前にぷ・・プロポーズされてんのか!?

エルフ:ち・・違うわよ!わたしじゃなくてあんたがわたしにプロポーズするの!そしたら前向きに検討してあげるわ!

正宗:お・・俺がお前にプロポーズって・・しないぞ!?だって俺は・・。
エルフ:いいえ、するわ!
正宗:あ・・。

エルフ:だってあなたはわたしに惚れるもの!ち・・近い将来、他の誰かじゃなくてわたしのことが一番好きになるもの。な・・なんとか言いなさいよ。
正宗:あの・・。
エルフ:や・・やっぱ今のなし!も・・戻るわよ!

今日の所はこのくらいで勘弁しておいてあげるわ!

マサムネ、特別にわたしの真名を教えてあげる。エミリーよ!わたしにプロポーズする時は、

その名前で呼んでちょうだい。





エルフちゃん無双な第9話でしたね!山田エルフ大先生!
またもやなんか涙してしまいました・・エルフちゃんいい子ですね!
紗霧ちゃんの出番が少なかったけど・・致し方ないです・・ムラマサちゃんも!
以上、Bパートでした。

 

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