PC98版「イース3」の感想です。
ゲーム内容部分の紹介に関しては他機種版とほぼ同内容。

ゲーム内容


サイドビューになった事で前作までよりもアクション性が強くなった今作。
主人公アドルのアクションにもジャンプや剣を振るといった動作が加わった。
敵との戦闘を繰り返してレベルアップさせていく要素や、装備やリングによる強化、アイテム使用など、シリーズの基本的な仕様はそのまま継承されている。

ストーリーの節目に登場するボスキャラ達。
ここで活躍するのが1作目以来の登場となるリング。
5種類あるリングはそれぞれ装備すると攻撃力アップや防御力アップなどの効果があるが、1作目と違ってリングパワーを消費する。
正直このリングが強力すぎて、ほとんどのボスが適正レベルなら簡単に倒せてしまうのは残念(PC88版やPCE版も同様)。

ゲーム内容とグラフィック、サウンド面はオリジナルであるPC88版をほぼそのまま移植。
さすがに多重スクロールも軽々動作するし快適そのもの。

PC98版の要素


ユーザーディスク作成時にゲーム難易度を3段階から選べます。
違いは説明書によると、敵からダメージを受けた直後の無敵時間の長さのようです。


テキスト表示とエンディングが400ライン表示。
また、エンディング曲がPC88版ではループしたけどPC98版ではちゃんと完結します。
いい曲だけに嬉しい変更点。

ユーザーディスク1枚につきセーブが3つ可能。
正直そんなに必要なほどのボリュームはないんだけど、あっても困るものではない。

ゲーム中、ステータス画面でゲームスピードを10段階から変更できます。
これのおかげでレベル上げポイントなんかだと、スピードを最速にして左右斬りながら行ったり来たりであっという間にレベルアップ!

感想

PC88版でも快適なゲームだったけど、スピード調節も加わった事でさらに快適に遊べるようになりました。
しかし、PC98になった事での恩恵は主に遊びやすさの部分とエンディンググラフィックくらいなので、他機種版をプレイしていればあらためてプレイする必要は感じません。
とは言っても、好きな人間はちょっとした違いのためならプレイしてしまうんですけどね。
特に今作は慣れてしまえばクリアまでにかかる時間は短いので、他機種版と同じだとわかっていても遊んでしまいますw

関連商品

関連リンク

・「イース」(PC98)レビュー
・「イースII」(PC98)レビュー
・「ワンダラーズ・フロム・イース」(PC98)レビュー
ゲーム感想ページ

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