スーパーファミコン本体と同時発売となった今作。
ゲーム内容が大幅パワーアップした前作に続き、今作ではハード性能の向上もあって表現力もパワーアップしました。
また、セーブ機能が追加された点が何より嬉しかったですね。
今作でもマリオの目的は
「クッパにさらわれたピーチ姫を救うこと」
です。
ヨースター島を舞台に今作で初登場となるヨッシーも仲間に加えての大冒険となります。
マップ画面
前作同様にマップ画面からステージを選択。
前作ではワールドごとで完全に区切られていた世界が今作では繋がっているのが特徴。
より、世界観を掴みやすくなったと思います。
コース
コース左から右のゴールを目指す基本ルールは変わらず。
強制スクロールステージ以外では来た道を引き返せる点は前作『3』と同じですね。
また、今作では1度クリアしたコースでも再挑戦が可能となったほか、その際には好きなタイミングでコースから抜け出す事も可能となりました。
従来通りの地上、地下、海、砦に加えて、今作ではお化け屋敷も登場。
他のコースと比べると、いやらしい仕掛けや迷わせる仕掛けが多く、これ以降のシリーズ作にも毎回登場するコースではありますが私は好きじゃありません。
面倒臭いの嫌いなんですよね。
今作でもマリオの新しいアクションが色々追加されています。
その中でも代表的なのがマントマリオでの飛行と、新キャラであるヨッシーの存在。
特徴的なアクションをいくつか紹介しておきます。
スピンジャンプ
回転しながらジャンプをし、スーパーマリオ状態であれば普通のブロックを破壊可能。
また、通常では踏めない敵キャラも踏めるので、使いこなせば冒険をかなり有利に進める事ができます。
マントマリオ
十字キーの左右で調整しながら空を飛ぶ事ができますが、慣れるまではなかなかうまく操作できませんでした。
慣れれば『3』の尻尾マリオと違っていつまででも飛んでいられるんですけどね。
ヨッシー
ヨッシーに乗った状態だと【Y】ボタンで敵やステージ内の果物を食べられるようになります。
その他にもマリオでは踏めない敵を踏んでも平気だったり、敵と接触してもヨッシーが逃げ出すだけでミス扱いにならなかったりと、様々な恩恵があるまさにスーパードラゴン様様です。
あくまで現在の感想になりますが、スーパーマリオシリーズの中で操作感覚が一番馴染みやすかった気がします。
ゲーム全体のバランスとセーブ機能が備わったおかげで、前作と比べて難易度はかなり下がりましたね。
今作あたりから特に無限増殖とか狙わず普通にプレイしていてもマリオの残機数が余りまくるようになったんじゃないかなぁ。
でも、同時発売だった『F-ZERO』のインパクトが強すぎて、当時は雑誌での今作の評価は地味だった覚えがあります。
「2から3ほどの驚きがない」
という感想を読んだ覚えがありますが、確かにあれほどの変化はないにしても完成度で言えば今作の方が上だったと思っています。
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