『Eマンガ先生』第2話です。
以下、Aパートお気に入りな台詞を書き記してみました。
(ネタバレ注意)



めぐみ:はあ・・。
正宗:何見てるんだ?

めぐみ:いや・・かわいいカレンダーだなあと。

正宗:あ・・ああ・・好きな小説のカレンダーなんだ・・。
めぐみ:和泉さんじゃなくてお兄さんが?

もしかしてオタクってやつです?

正宗:グサッ!ま・・まあな・・。

めぐみ:いいですね!
正宗:え?
めぐみ:実はわたしもかなりオタクでー、昔からすっごいマンガとか読むんですよ!

正宗:へー意外だな。どんなの読むんだ?
めぐみ:ワンピとか大好きです!
正宗:そ・・そうか・・お・・俺も好きだよ・・。

めぐみ:ですよねー!

正宗:誰もが知ってる超人気作品だしな・・。
めぐみ:ところで、
正宗:ん?
めぐみ:和泉さんの部屋って二階ですか?
正宗:あ・・ああ。
めぐみ:ん?
正宗:あ・・う・・ちょっと待ってろ・・。

紗霧ー、クラスメイトが来てくれたぞ。

怒っていらっしゃる・・。

ん?

はい、和泉です。どちらさま・・。
紗霧:わたし・・。
正宗:紗霧!?

紗霧:そ・・そう。
正宗:お・・お前な、なんで家にいるのに電話なんだよ?
紗霧:扉を開けずに兄さんと会話するにはこうするしかなかったの。

正宗:いいけどさ・・よく俺の番号わかったな・・。
紗霧:そ・・それより兄さん、ど・・どういう事?
正宗:ああ、お前のクラスの委員長が今うちに来てるんだよ。

紗霧:なんでうちに入れちゃうのー!

正宗:あ・・いや・・もしかしたらこれでお前が部屋から出てきてくれる・・
紗霧:出るわけない!

出ない出ない出ない!出ないったら出ない!追い返して!

正宗:なあ、電話でもいいからクラスメイトと話してみる気は・・。
紗霧:ない!
正宗:わかった。でもすぐに追い出すのは無理だから俺が話だけでも聞いてみる事にするよ。じゃあ・・

紗霧:あ・・ま・・待って!その・・委員長って女の子・・?
正宗:待たせたな。
めぐみ:ん?

(紗霧:時々指示を出すから気づかれないようにして。
(正宗:お・・おう・・。
めぐみ:あれ?和泉さんは?呼びに行ってくれたんじゃないんですか?

正宗:ああ・・一応呼んではみたけど、
めぐみ:けど?
正宗:部屋から出て来ないんだ。どうだ!どうしようもないだろ!
めぐみ:偉そうに言わないでください!うー、部屋からも出て来ないなんて・・。

お兄さんはこのままでいいと思ってるんですか?

正宗:もちろんよくないと思ってる。この一年間あいつが部屋から出て来てくれるよう俺なりに頑張ってきたつもりだけど・・。
めぐみ:だったらわたしと目的は一緒ってわけですね?
正宗:ま・・まあ・・そうかもな・・。

めぐみ:でしたらお兄さん、わたしと同盟を組みましょう!

名付けて、和泉ちゃんを部屋から引きずり出すぞ同盟です!
正宗:同盟ね・・。

めぐみ:隣に座ってください。
正宗:う・・あ・・。

めぐみ:あれー?お兄さんどうしちゃったんですかー?顔真っ赤にしてー。かーわーいーいー!
紗霧:お兄さんとか・・なにこいつ・・ムカつく。

兄さんも兄さん。ば・・バカじゃないの!どうせ鼻の下伸ばしちゃってるんでしょ!最低!

正宗:そ・・そもそも、なんでお前は紗霧を学校に来させたいんだ?

めぐみ:わたし友達作るの好きなんですよ!中学に入学して速攻同学年の全員と友達になったんですけどー。
正宗:ぜ・・全員!?
めぐみ:和泉ちゃんとはまだ友達になれてないなーって。

そんなわけでわたしは今、和泉ちゃんを学校に連れて行く事に超熱意を燃やしちゃってるわけですよん!

(紗霧:すっごく嫌いなタイプ。親切押し売り偽善者。帰れ!
正宗:で・・具体的にどうするんだ?

めぐみ:お兄さんは和泉ちゃんが部屋に引きこもって何をやっているかご存知ですか?
正宗:えーと・・。
めぐみ:よくあるケースでずーっとパソコンをいじっているというのがありまして。そうなら秘策があります!
正宗:秘策?

めぐみ:ネットを解約してください!

正宗:あ・・!

紗霧:あ・・!
めぐみ:さあ!今すぐプロバイダに電話して諸悪の根源を断ってしまいましょう!

正宗:がー!お前は人間じゃない!神にでもなったつもりか!
めぐみ:い・・いつの間にそんな大きな方針に・・。
正宗:いくらなんでもひどすぎるだろ!

めぐみ:えー?友達がいれば別にネットとかパソコンとかいらなくないですか?
正宗:な・・何!?

めぐみ:ていうか不思議なんですけども友達がいないのにネット環境だけあっても意味なくないですか?

友達がいないのに。
正宗:い・・いや、いろいろあるだろ。パソコンがあれば・・。

めぐみ:えー?学校で友達とお喋りしてた方がずーっと楽しくないですか?

紗霧:楽しくねええー!!!
正宗:うわ・・!

めぐみ:お兄さん、大丈夫ですか!?というか今の声・・。
正宗:だ・・大丈夫だ・・問題ない・・。

めぐみ:じー・・なるほどー。和泉ちゃん、聞いておるね?
正宗:あ・・!
(紗霧:兄さん、ごまかして。

正宗:無茶言うなよ、あーバレちまったら・・。
めぐみ:ストーップ!
正宗:ん?

めぐみ:和泉ちゃん、今通話を切っちゃうと後悔するかもよ・・?
紗霧:何言ってるの・・この女・・。

めぐみ:すりすり・・すりすり・・エヘヘ・・お兄さんいい匂い・・。
正宗:お・・おい・・あんだよ・・。
紗霧:あ・・!

めぐみ:エヘヘ・・お兄さん、やーっとわたしにドキドキしましたね?
正宗:ひゃー!や・・やめ・・!

めぐみ:お兄さん、チューしたことあります・・?

正宗:あ。

めぐみ:いっただきー!
正宗:あ・・!
めぐみ:和泉ちゃん、はじめましてー!めぐみんでーす!

正宗:お・・おい!返せ!

めぐみ:はい、お返しします!切れちゃってますけど。
正宗:ったく・・。
めぐみ:すみません。それよりも質問させてもらっていいですか?

正宗:なんだよ。
めぐみ:和泉ちゃんってどんな子なんですか?
正宗:どんな子ってそうだな・・まず見た目はむちゃくちゃ綺麗でかわいい。
「ん?」

正宗:切れてるよな・・?
めぐみ:ほうほう。それで?

正宗:パッと見無表情でおとなしそうでまさに可憐な乙女って感じなんだが、話してみるとコロコロ表情が変わって愛嬌があるんだ。

めぐみ:にゃるほどー。

ウフフ・・。
正宗:何笑ってんだ?
めぐみ:いや・・何でもないです!それで?

正宗:あとは・・むちゃくちゃ絵がうまい!

めぐみ:へー。どんな絵ですか?
正宗:エッチな絵がうまい!
めぐみ:エッチな絵ですか・・。
正宗:ああ・・非常に素晴らしいエッチな絵だ!

めぐみ:もしかして和泉ちゃんってエッチな子・・だったり・・。
正宗:工口い!
紗霧:は!

正宗:なにしろ中一のくせになかなかすごいパンツを・・
めぐみ:はいてるんですか!?
正宗:描いてるんだ!

めぐみ:な・・なんだもう。てっきり和泉ちゃんとお兄さんが変な関係なのかなーって。

正宗:ありえない誤解はやめろ。一緒に暮らしてるからって兄と妹が恋愛関係になどなるか。

紗霧:あ・・。
正宗:なぜ黙り込む?
めぐみ:い・・いえ別に。

じゃあ最後の質問。お兄さんは妹さんにどうなってほしいんですか?
正宗:どうって?
めぐみ:本当に学校に行かせる気があるのかって事です。だってお兄さん、まるでわたしから妹さんを守ってるみたいでした。
正宗:ないと言えばないな。
めぐみ:え?
正宗:俺は紗霧に部屋から出て来てほしいだけなんだ。

めぐみ:家にいたら永遠に友達もいないままなんですよ?

正宗:友達か・・あいつにだって友達・・というか大切に思ってくれている人たちが沢山いるんだぜ。どうだ?すげえだろ?
めぐみ:それって・・。

正宗:だから例え学校に行ってなくても部屋から出て来なくても、あいつは俺の自慢の妹だ。誇らしいよ。
めぐみ:そうですか!お兄さんは和泉ちゃんの事そういう風に思ってるんですね!

正宗:今日はありがとな。
めぐみ:いえいえ、また来ますよー。わたし諦めたわけじゃありませんから。和泉ちゃんが進んで学校に来たくなるようなそんなプランを考えてきます!
正宗:おう!
めぐみ:じゃあこれからもよろしくお願いします!お兄さん!

正宗:紗霧、さっき変な音したけど大丈夫か?・・答えてくれない・・か・・。

(めぐみ:エヘヘ!和泉ちゃん、お兄さんに愛されてますね!
紗霧:ふん・・はあ・・。

なるほどー!紗霧ちゃんは正宗君の事好きなんですね!?
しかしなぜ好きなんでしょうか・・わたし気になります!
しかしめぐみんは策士でしたね・・こんな中学生おそろしいです・・。
以上、Aパートでした。Bパートに続きます。

 

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