『ハナヤマタ』第1話Bパートです。
「シャル・ウィ・ダンス？」の展開が気になります。
以下、Bパートお気に入りな台詞を書き連ねてみました。
（ネタバレ注意）
ハナ：連れて行ってあげます。あなたが望むなら不思議な世界へ。
こことは違うとってもいい世界です。おら、あなたはこれからわたしたちと宇宙の旅に出るんです。さあ行きましょう！
なる：来ないで！もう何でついて来るの！昨日断ったのにー！
ハナ：よさこいしませんか？
なる：い・・イヤです。
ハナ：えーだって絶対迎えに行くって約束したじゃないですか！
だからちょっとそこで話だけでも。
なる：結構です！
（このままじゃ学校中の噂になっちゃう・・！）
ついて来ないでー！
ハナ：よーさーこーいー！
あれ？おさげさーん、どこですか？
ヤヤ：おー探してる探してる。なるってばモテモテね。それで返事はしてあげたの？
なる：やめてよ、ヤヤちゃん。もうホント恥ずかしくて死にそうなんだから。
ヤヤ：まああんなに求愛されたらね。
でもさー別にやってもよかったんじゃない？そのよさこいってやつ。
なる：え？
ヤヤ：だってほら、なるって好きそうじゃん。確かコスプレして踊るやつでしょ？それちょっと頂戴。
なる：だって・・あの子と一緒にいると目立っちゃうから・・。
ヤヤ：あーまあ、なるってばそういうのは苦手そうだもんね。すぐ赤くなるとこかわいいけど。
なる：あのねヤヤちゃん。ヤヤちゃんも一緒に断わるのついて来てほしいな・・なんて。
ヤヤ：絶対ヤダ！
なる：このままじゃわたしあの子に連れて行かれちゃう！
ヤヤ：どこによ・・。
わたしああいうのと関わるのが一番イヤなの。ただでさえ一度ひどい目に遭わされてるってのに。
じゃあさこの機会に部活とか入っちゃったら？そしたら諦めるかも。せっかく何もやってないんだからさ。
（なる：部活か。そういえば入学したての頃わたしも部活に入ろうとしたんだっけ。でも結局勇気がなくて・・あの時踏み出していれば何か変わっていたんだろうか。でも今までと変わらない生活が送れることにホッとしてしまった自分がいる。わたしは一体どうしたいんだろう。）
一体いつからそこに！？
ハナ：やっと見つけました！今度はちゃんと話聞いてくれるまで逃がしませんからね！さ、わたしと一緒に・・！
なる：やめてください！どうしてわたしばっかりかまうの？わたしの他にもいっぱい人はいるのに・・わたしの日常を壊さないで！
ハナ：楽しくなかったですか？
わたしはあの時あなたと一緒に踊れて楽しかったから、だからまた一緒に・・と思ったんですけど。
なる：そ・・それは・・わたしだって変わりたいってずっとそう思ってたんだもん。でも無理だよ、だってわたし！
もう関わらないでください！
ハナ：わかりました。ごめんなさい、わたしが勝手に勘違いしちゃって強引すぎました。もし気が変わったら声かけてください。それではまた明日。
なる：無理！わたし、絶対こんなの・・。
ヤヤ：たく、あいつも頑張るわよね。あんな怪しいやつのとこに人なんて集まるわけないでしょうに。
またあいつか。本当にいつまでやってんだろうね。毎日毎日遅くまで。
なる：遅くまで？
ヤヤ：ほら見てみなよ、あれ。
あんな貼り紙で一体誰が来るんだか、ね、なる？
なる：うん・・そうだね・・。
よし！違うんだからわたしはただこれを返しに行くだけであって、別に気になるとかそういうんじゃ・・。
ハナ：あれ？もしかして考え直してくれたんですか？
なる：そ・・そうじゃなくて・・！
これ返そうと思って・・。
ハナ：ああ、ありがとうございます。でもよければもらってくれませんか？その・・それで少しでもよさこいに興味を持って頂けるとうれしいので。出会った記念に・・とか。
なる：いつまでこんなことするの？遅くまで待ってても誰も来ないしみんなに変な目で・・。
ハナ：いいんです。だってわたしよさこいするの夢だったから。みんなに変な目で見られるのもわかってるけど気にしません。だって自分でやるって決めたことだから。
小さい頃旅行で日本に来た時、一度だけ目にしたよさこいの華やかで力強い踊りが目に焼き付いて、いつかわたしもあの中に入りたい、この人たちみたいに輝きたいって。
やっと憧れの日本へ来れてみんなでよさこいを踊ってみたい。そんな風に願ってきたことが今は頑張れば叶っちゃうんです！だから夢に向かって進んでいける、それだけでわたしすっごく幸せなんです！
なる：そ・・そんなのわからないよ。みんながみんなあなたみたいに好きなことがあるわけじゃない。わたしみたいにカラッポの人間だっているの！だから！
ハナ：じゃあこれから楽しいがいっぱいですね！
なる：え？
ハナ：だってカラッポっていうのはこれからいくらでも詰め込めるってことです！楽しいも好きも苦しいも新しいものだっていっぱい！
大、大、大丈夫！言ったでしょ、頑張れば誰だって輝くことができるって！
なる：わたしも・・わたしも楽しかったの。あの時あなたと踊れて・・
ホントはすっごく楽しかった！
初めてこんなわたしでも輝けるのかなって・・ホントはわたし・・。
わたしも手伝っていいかな？友達として！あ？えっと、いきなり人前で踊るとか無理だけどメンバー集めとかなら・・その・・ダメかな？
ハナ：本当ですか！？とってもうれしいです！日本で初めてのお友達！あなたのお名前は？
なる：なる・・関谷なるです。
ハナ：なる？素敵な名前ですね！
じゃあ改めて、わたしと一緒によさこいしませんか？なる！
なる：手伝う！あくまで手伝うだけだから！
最後の友達になるシーン、思わず涙ほろりでした。
消極的ななると積極的なハナ、のよさこいが楽しみです。
以上Bパートでした。
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