オリジナルはPS2で発売された恋愛ゲーム。
その後、PSPにも移植されたらしいが私はこのPSVita版が初プレイとなる。
早い話がクリスマスを好きな女の子と過ごすために奮闘する男子高校生が主人公の物語。
今回攻略したのはメインヒロインの絢辻詞(あやつじつかさ)。
一通りのキャラとのイベントをこなしているうちに、このメインヒロインが面白いことがわかったので選んでみた。
一応クリアはできたが、アルバムを確認する限り3分の1ほどのイベントは見られていないらしい。
↑パッケージにも描かれているメインヒロインの絢辻詞。こうして見ると問題ないのだが……
●ゲーム内容
本作は大きく分けて2つのモードから女の子を攻略していく構成となっている。
行動アイコンから自由にどの行動をするか選べる行動モード。
話題を選択して女の子のテンションを上手に上げる会話モード。
行動モードは説明をしっかり読まないとおそらく最初は理解不能。
というよりも、おそらく私自身まだ理解できていない。
ちゃんと理解しないと最高のエンディングへは辿り着けなさそう。
(行動モード)
学校では「休み1」「休み2」「昼休み」「放課後」の4つの時間帯で接したい女の子を選んで行動が可能(行動アイコンがある場合のみ)。
行動アイコンにカーソルを合わせると、誰とどこでどんなイベントが発生するのかという行動メッセージが画面右上に表示される。
なお、自分で選択する以外でも強制イベントが発生する場合があり、その時間は強制的にそのイベントで終了してしまう。
↑行動モードからはイベントが発生したり会話モードへ移行する。こうして見ると問題ないのだが……
(会話モード)
各種話題の中から選択して、女の子のテンションと好感度を上げる重要なパート。
女の子のテンションは3段階あり、テンションを下げ過ぎると強制的に会話を打ち切られるらしいが、私がプレイした中ではそれは一度もなかった。
選んだ話題が正しかったか間違っていたか、それによってテンションが上がったか下がったかは記憶してくれるらしく、下で紹介する「今朝に戻る」とあわせてプレイすれば、そこまで苦戦することはないはず。
(今朝に戻る)
行動モード中、メニューから「今朝に戻る」を選択すれば、その日の朝からやり直しが可能となっている。
●アマガミぬくぬくまーじゃん
「ストーリーモード」と「フリー対戦モード」が用意されたその名のとおり麻雀が遊べるモード。
ストーリーモードではストーリー展開の中でキャラクター達と麻雀対戦をする。
クリアすれば対戦したキャラクターはフリー対戦モードで選択可能となる。
まぁオマケモードみたいなものか。
じつは本編を遊ぶよりも最初こっちばかり遊んでいた。
1人のヒロインを最高エンディングではない形でクリアしただけなので、私も正直まだまだ理解できていない部分はある。
なので、ここでの感想は「オリジナル未経験者が1周だけ遊んでみた感想」として見てもらいたい。
とりあえず良質な恋愛ゲームという印象。
行動モードや会話モードといった他の恋愛ゲームにはないゲーム性も盛り込まれており、失敗してもメニューでその日の朝からやり直せるなど結構親切。
これらのシステムに関しては初プレイ時は少し戸惑うかもしれないが、遊んでいるうちに少しずつ理解できるようにはなる。
まぁ覚えにくく感じたのは私の頭のせいかもしれないが。
最近の同ジャンルをプレイしていないのでなんとも言えないが、オリジナルは5年前のゲームながら今でも十分遊べる内容。
気になったのは一点。
電子説明書がぼやけているということ。
読めないことはないのだが見栄えの問題というかパッケージに説明書が入っていない以上、この電子説明書がプレイヤーにとってシステムを理解する情報の全てなんだから、くっきり見やすくして欲しかったな。
せっかくゲーム内容は丁寧に作ってあるんだし、こういう部分もきっちり仕上げて欲しかったところ。
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