「E3 2018」でのハードメーカー3社の発表を見ての感想です。
「キングダムハーツIII」「NieR: Automata」などスクエニソフトのXboxOne版が発表されたほか、フロム・ソフトウェア開発の「SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE」、コーエーテクモゲームスの「DEAD OR ALIVE 6」、カプコンの「Devil May Cry 5」「バイオハザード RE:2」など、国内サード製タイトルも多く発表されました。
ただ、これらはどれもPS4やPCとのマルチなので、国内でXboxOne本体を売るという点ではやはりまだまだ弱い。
(海外向けの場で日本の話してもしょうがないけど)
個人的に趣味でのんびり遊んでみたいと思ったのは「Forza Horizon 4」。
「The Last of Us Part II」「DEATH STRANDING」や「Ghost of Tsushima」など、去年までに発表済タイトルの新PVが紹介された他、コーエーテクモゲームスの「仁王2」が発表。
「キングダムハーツIII」の発売日決定はファンにとってはやっとといった気分か。
個人的には「Ghost of Tsushima」が一番楽しみ。
「DEATH STRANDING」は映像の凄さはわかるんだけど、やはり今回もプレイヤーはこの世界で何をするのか(どんな遊び方をするのか)がほぼわからなかったのは残念。
「JUMP FORCE」など、他のタイトルはそのほとんどがXboxOneやPCとのマルチなので、どの機種版を選ぶかは所持ハード次第だろうけど、日本ではPS4版が強いだろうな。
ダイレクトに関しては目玉である「大乱闘スマッシュブラザーズ スペシャル」がメインだったので、スマブラに興味がない人にとっては物足りない発表だった。
紹介されたソフト数自体はそれなりにあるものの、サード各社の主力タイトルほとんどがSwitch向けに発表されなかった事は残念でもあった。
実際、E3後には様々なところから今回のダイレクトに対しての不安の声も聴こえている。
任天堂据え置き機はWii末期からWiiUまで、ライバルハードと比べてソフト不足がずっと問題視されてきただけにユーザーとしてはその不安が常に付きまとうため、サードから多くのソフトが発表されたマイクロソフトやソニーのカンファレンスを見たあとでは、
「大丈夫なのか」
という印象を持つ人がいてもしょうがない。
サプライズらしいサプライズもないおとなしめのE3だったなという感じです。
わかっちゃいても年に一度のお祭り感覚を求めているせいか、各社から驚きの発表があるのでは? なんてどこかで期待してしまいますね。
その中で今回は静かに始まって静かに終わったなぁと。
PS4とXboxOneについては洋ゲーに関してはどちらも安泰。
国内メーカーの主力タイトルもほぼマルチで発売されるので、どちらかのハードをおさえておけばゲームに困る事はなさそう。
Switchは国内メーカーのソフトは増えつつあるものの、他機種版と比べて発売が遅れたり延期になったりといまいち動きが重い。
一方でインディーゲームは続々と配信されているので、それらを遊びつつ欲しいソフトが出るまでのんびり待てばいいのかなって思います。
むしろSwitchの正しい楽しみ方ってそういう事であり、それによって他2機種との差別化を図っていくのだと感じました。
まぁそれを任天堂やユーザーが望んでいるかいないかは別ですが。