『ブレンド・S』第4話です。
以下、Aパートお気に入りな台詞を書き連ねていきました。
(ネタバレ注意)


美雨:本日からここで働くことになりました天野美雨です。よろしくお願いいたします。

「よろしくお願いしまーす。」
店長:実はあの件の後アルバイト募集に応じて来られて。
秋月:それで即決したのか。
夏帆:わたしもさっきまで知らなくてビックリしちゃった。

美雨:あの時はお騒がせいたしました。
麻冬:言っちゃアレだけどなんでこの店選んだの?
美雨:お客で来た時にとても楽しそうなお店だなと思ってその雰囲気にひかれたんです。

それに・・あの本の一件でいろいろ隠す必要がないって考えたら逆に気が楽かなって・・
夏帆:隠す?隠すって何を?

美雨:あの本を描いたの・・わたしなんです。

秋月:な!

夏帆:あ!苺香ちゃんがフリーズしちゃった!

苺香ちゃん!しっかり!しっかり気を保って!戻って来て!苺香ちゃん!
秋月:えっと・・じゃあ・・花園フォルダさん・・?

美雨:はい。

秋月:マジで!?

美雨:というわけで二か月ごとで締め切りの一週間前とイベント前後の三日間はお休みをいただいていいですか?
店長:はい?締め切り前って修羅場ってやつですね。わたし知ってますよ。
美雨:お詳しいんですね、店長さん。

秋月:天野さん・・ちょっといいかな?
美雨:え?
秋月:失礼だけど・・
美雨:あ・・やっぱり休みすぎですよね・・。

秋月:ファンです!サインもらっていいですか!?
「ミーハーめ。」

秋月:やったー!!

しかしサークル主が女性だったとは・・。

苺香:じょ・・女性は奥が深いですね!
夏帆:苺香ちゃんも女性だよ・・でも描きながら外でも働くって結構大変じゃないですか?
美雨:時間をうまく使えば大丈夫だと思います。それに・・

ネタと刺激が欲しいんですよね・・。
夏帆:ネタ!
苺香:刺激!?

美雨:前まで二次で百合やBL描いてたんですが、今はオリジナルNL熱が高くて・・

でもそれだとネタの消費が・・
秋月:ああ。働くってのは使えそうなネタ収集ってこと?

美雨:はい!ここなら変わった日常を過ごせそうですし。何より・・
麻冬:ん?

「あ・・」
美雨:生の女子高生と絡むことができるので。
「え?」


夏帆:苺香ちゃん!
苺香:え?
夏帆:早くも後輩ができたね。

美雨:ではあらためてよろしくお願いいたします、先輩。

(苺香:ああ!先輩!?よ・・よろし・・く・・)


シャー!シャー!
美雨:これは何てジャンルかな?Sデレ?ド悦?
夏帆:アハハ・・。

美雨:いらっしゃいませ。空いてるお席へどうぞ。すぐに行くからね。

サンドイッチね。苦手な野菜とかある?抜いてあげるから言ってね。

もう。こんなに汚しちゃって。ウフフ。

苺香:あ・・あれは何か属性が付いているんですか・・?
店長:お姉さん属性です。

(苺香:あ!なんて優しくサービス精神に満ちた接客!)
店長:ん?
(苺香:わたしも・・わたしも頑張れば・・)
店長:苺香さん?
(苺香:できるはずです!)

お客様。
客:ん?
苺香:口にケチャップ付いてますよ。

ふきふきしましょうねー。

客:あ・・あの!それ・・台拭き・・。

苺香:あ!ごめんなさい!ごめんなさい!ごめんなさい!

(どうしてわたしは・・)

(いえ!わたしにもできるはず!できるはずです!)

お客様!
客:ん?
苺香:ご注文のサンドイッチ抜いて欲しい野菜とか好きなトッピングのリクエストありますか?
客:じゃあピクルス抜きトマト多めで。
苺香:わかりました!

(ピクルス抜きトマト多めピクルス抜きトマト多めピクルス抜きトマト多め・・ピクルス多めトマト抜きピクルス多めトマト抜きピクルス多めトマト抜き・・)

秋月さん!
秋月:ん?

苺香:トマト抜きピクルス多めで!

客:ピクルス攻め・・。

店長:苺香さん、今日はSに磨きがかかっていて好評でしたよ!
苺香:な!

そんな・・美雨さんと同じようにしたのにどうしてうまくいかないんですか・・この目が全て悪いんですね。
秋月:今日の行動見てると目だけのせいじゃないと思うが・・。

(店長:は!好きな子が落ち込んでいたらすぐさまなぐさめる!それが紳士!)

苺香さん、わたしは苺香さんの天然Sなとこ大好きですよ。
苺香:あああ・・。

店長:それも苺香さんの魅力なので落ち込まないでください。

苺香:店長さん・・

(店長:早くもなぐさめ効果!?ま・・まま・・まい・・)
苺香:店長さんって・・

タレ目ですね。
店長:え?

苺香:すっごくタレ目ですね。何しても許されそうな優しいタレ目ですね。交換したいタレ目ですね。

店長:何言い出すんですー!
苺香:そのタレ目、わたしにください。
店長:ヤンデレ属性はいりませーん!
麻冬:変な店でしょ。
美雨:いえ、楽しいですよ。それに・・

すごく使えそうです!フン!
麻冬:そう・・。
美雨:フンフン!

「で、次何描くの?」
美雨:Sデレヘタレでハードなやつ。
「Sデレ?」

美雨:花園フォルダ。
麻冬:あら、苺香。
苺香:あ、麻冬さん、おはようございます。
麻冬:おはよう。めずらしく店に来るタイミング合ったわね。
苺香:そうですね、夏帆さん達は・・

夏帆:ええ!いいの!?やったー!
麻冬:先に来てるみたいね。
夏帆:あ!あ!やばいやばい!!

麻冬:まーたあんたは工口本読んで!

夏帆:キャ!

工口じゃないよー!普通の一般向けだってばー!
麻冬:ならいいわ。
美雨:夏帆さんがどうしてもわたしが描いた同人誌を読みたいと言うので・・

でもこの本を探すのは大変でした。
苺香:売り切れた本なんですか?
美雨:いえそういうことではなく・・

わたしが描くものはほぼR18で一般向け・・滅多にないんです。

麻冬:あ、そう。
夏帆:でもこの本昔流行ってたRPGの同人誌だよ。わたしは最近プレイしたばっかだから新鮮で。

麻冬:あら、懐かしいわね。
美雨:この本描くの本当に大変だったんですよね。
苺香:登場人物が多いからですか?
夏帆:あーしかも装備とか難しいですもんね。
美雨:あ、そうではなくて・・

一緒に描いた相手とカップリング論争になって、縁切りにまで発展しちゃったんです。

「は?」

苺香:か・・描くキャラが違うだけでそんなことになるんですか!?
美雨:でも数年後に違うジャンルで出会った時は同じカプで意気投合して仲直りしましたけどね。
苺香:はあ。

麻冬:カップリング違いや推しキャラの違いは特に争いを引き起こすのよ。
苺香:え・・麻冬さんにもそういうことがあったんですか・・?

麻冬:中学時代に当時大人気だった二人組男性アイドルがいたんだけど、どちらを推すかでクラスの女子が真っ二つに分かれたわ。
苺香:なんて恐ろしい・・。

美雨:今はオリジナルで描いているので誰かと争うこともなくて平和ですよ。

ただその分一から物を生み出さなければいけないのでこれはこれで大変なんですけどね。

でもそれもこれもここに来て解決しました!ありがとうございます!
苺香:え・・ええ・・!?
美雨:苺香さんと彼氏さんのやり取りにかなり創作のヒントいただいちゃってます。

店長:苺香さんに彼氏ー!?

って・・あれ?
夏帆:店長盗み聞き?
店長:ち・・違います!たまたま通りがかったら彼氏って聞こえて・・。
麻冬:また110番されたいの?

店長:違うんです!違うんです!
美雨:前科持ちなんですか!?

店長:そ・・それより苺香さん!かかか・・彼氏がいるって本当ですか!?

苺香:いえ。彼氏さんはいませんが・・。

店長さん!?

美雨:あら?あの・・苺香さんと店長って付き合っているんじゃないんですか?

夏帆:ううん。違うよ。
麻冬:どうしてそう思ったの?

美雨:ふたりがお揃いのストラップ付けていたので

それに苺香さんと話す時の店長は声もワントーン上がりますし顔も赤くなって全体的に明るいんですよね。

そして・・何より萌えを感じるんです。でも今は店長の一方通行なんですねー。

夏帆:うん、店長もいっそ告・・

美雨:告白も断られてしまうとギスギスしますし成立すればこの面白いストーリーが終わってしまい残るは子作りと寝取られのみ、付き合っていなくてこの状況なのでしたら・・

もう少し泳がせておきましょう!
麻冬:あなたいいキャラしてるわね。
店長:すみません、みなさん。お騒がせしました。
麻冬:ビックリして天野さんが辞めたらどうするつもりよ。
夏帆:そうだよ。
美雨:大丈夫ですよ。
夏帆:美雨さんって見た目はおっとりお姉さんだけどノリがいいって言うか結構ギャップがあってビックリ!

美雨:よく友達に「あんたは黙ってたら普通なのに」って言われます。
麻冬:それってどうなの。

夏帆:いろいろなこと知ってるしお姉さんキャラというより先生キャラって感じがするかなー。

美雨:先生キャラ!いいですね!

ホットドックの正しい食べ方・・

お姉さんが・・

教えてあ・げ・る。

こんな感じですかね?
「その人形はどこから・・?」

店長:ダメです!アウト!それじゃあ別のお店になっちゃいますよ!
麻冬:めずらしくまともな事言うのね。
美雨:ですよね・・すみません・・ついつい妄想癖が出ちゃって・・。

店長:そういうコスプレっぽいのまで許してしまったら苺香さんが・・苺香さんがー!

専属メイド系になってしまいますー!
夏帆:店長まで妄想し始めちゃった。
麻冬:やはりまともじゃなかったわね。
苺香:メイド!いいですね!
店長:え?専属メイドやってくれるんですか!?

苺香:メイドといえば英国の歴史の一つ。実際に体験してみるのも海外を理解するのに役に立つと思うんです。
美雨:苺香さんは一般人じゃないんですか?
夏帆:んーと、一般人寄りの海外オタクかな・・。
美雨:苺香さんがメイドなら店長はご主人さ・・

いえ、あえて執事!ですかね。
苺香:あ!ブロンド執事!

まさに英国紳士!キッチンで寝てるよりもこっちのが似合います!

店長:アハ。

ね・・寝てませんよ!あれは深夜アニメを見るための下ごしらえと言いますか・・何と言いますか・・。

秋月:おい。
店長:ヒー!
秋月:それよりあんたは店の仕込みしろ!もうすぐ開店だろうが!

店長:あー!!
苺香:店長さん!店長さん!
麻冬:執事なんて店長にできるわけないわよ。
夏帆:アハハ・・。

でも執事服っていいよね。一度やってみたいなー!
麻冬:何言ってるのよ。それよりわたし達は今から仕事でしょ。
夏帆:あれ?美雨さんは・・?

美雨:すみません!苺香さんと店長見てたらいいネタ思いついたので・・!

麻冬:暴走してないで早く準備しなさい。

美雨:はかどるー!!
美雨さん無双なAパート・・面白いですね!
妄想だらけでした・・楽しいです!
以上、Aパートでした。Bパートに続きます。
妄想だらけでした・・楽しいです!
以上、Aパートでした。Bパートに続きます。
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