第86話「記録が精神的支柱の巻」の感想です。
ネタバレ含むのでご注意!
谷原戦。
7回を終わって墨谷2点リード。
3イニングスを抑えたイガラシの良さに、谷口は次の回も行けるかとたずねる。
8回も行けますと答えるイガラシ。
だが、ベンチに戻った墨谷ナインは皆息を切らせて疲れているのがわかる。
スタンドの田所は、たった2点差では逃げ切れるイメージが湧かないとしながらも、谷口の連続安打があるから
「ウチはイケル」
と、疲れたみんなの心の支えになっているのだと話す。
8回表。
墨谷の攻撃は8番島田からだが、連続安打中の谷口に打順が回ることを意識する村井の前にあっさり三振。
その様子に村井には衰えが見えないと話す墨谷応援団だが、田所は最初ほどの球威じゃなくなっていると言う。
いつもと違って1回から投げていて今大会未知のイニングに入っていることや、向こうだって準決勝まで戦ってきている疲労は絶対あるはずだと。
その言葉を証明するかのように、9番戸室がセンター前ヒットで出塁して1アウト1塁。
なんと谷口以外では初ヒットらしい。
そして9打席連続安打がかかる谷口が打席へ。
ここは
「記録より送りバントを取ってくるだろう」
と話す村井と佐々木。
初球、バッテリーが予想したとおりバントの構えをとる谷口だが村井のカーブをバントできずファール。
(うう…)
(やはりすごいボールだ)
続けて2球目。
浮き上がってくるストレートもファールとなり、追い込まれた谷口がヒッティングの構えに切り替えるとスタンドから歓声が湧き上がる。
それを聞いた村井は
(おいおい。コッチは追い込んでるんだぞ)
(よ~し。こいつらをみんながっかりさせてやるぜ)
と、こちらも軽く息を切らせつつサインの確認が終わって3球目。
(腕が下がってる! 変化球だ!)
(そして初速がある! これは……)
(シュートだ!)
読んだ谷口が打ち返した打球はセンターへのハーフライナー。
最初はアウトかと思われたが、打球がどんどん失速して前進してくるセンターの手前に落ちるヒットとなる。
しかし、微妙な当たりに直前までハーフウェイから動けなかった戸室は、落ちた瞬間スタートを切ったものの間に合わずセカンドフォースアウト。
これによって谷口の記録もセンターゴロとなり連続安打が止まってしまう。
ここで第86話が終了となります。
ついに谷口の連続安打が止まってしまいましたが、連続安打が途切れたことよりも最初に送りバントできなかったことの方が痛かったかなと思います。
まぁそこは簡単にバントさせてくれない村井がさすがといったとこでしょうか。
このまま8回表の攻撃が終われば2点差のまま残り2回。
谷原があっさり負けるとはとても思えないし、墨谷ナインの疲労も激しいですからどうなりますか。
ナインの気持ちは、谷口が送りバントに出た時点で切り替えができていると思いたいですが……。
・第82話「好発進!松川の巻」
・第83話「谷原のマネージャーの考え方の巻」
・第84話「切り返しができないの巻」
・第85話「動きはじめる試合の巻」
・第86話「記録が精神的支柱の巻」
「キャプテン2/プレイボール2」感想ページ
この後は同点に追いつかれてエースから1点を取り
井口も投手で投入して勝利ですかね~
ちなみに。。気になる事が。。
谷口の同級生で城東に進学している松下が登場してきませんね
まさか。。決勝で登場だなんて事はないでしょうね(笑)
やっぱりこのまますんなり終わりそうにはないですよね~。
総力戦になるかなぁ……。
そういえば松下登場してなかったんですねw
あれから特訓してパワーアップした松下が墨高の前に……。
すごく熱い!