2018年7月13日発売のNintendo Switchソフト「OCTOPATH TRAVELER Prologue Demo」です。
一気に遊んでレビューを書くつもりだったけど制限時間3時間は案外長いので、プレイ日記という形で紹介したいと思います。
今回の先行体験版となる「OCTOPATH TRAVELER Prologue Demo」では
・8人全員から選択可能
・製品版へのセーブデータ引き継ぎが可能
・第1章を3時間(ゲーム内時間)までプレイ可能
と、なっている。
製品版ではプリムロゼでプレイするつもりだけど、前回の体験版でプレイしているので今回は商人のトレサを選択。
それよりもゲーム起動から飛ばせない各種ロゴ表示はあるものの、タイトル画面表示~ゲーム開始までが前回体験版と比べて圧倒的に速くなっている。
これは嬉しい改善点!
コーストランド地方の港町リプルタイド。
両親が営むよろず屋で商人として働くトレサは、一人っ子だから将来は店を継がないといけないと考えつつも、
「自分がしたいこと」
「本当に手に入れたいもの」
についていつも考えていた。
そんな彼女の前に1隻の商船が現れる。
船を見て目を輝かせるトレサは、船長らしき男に船の中を見せて欲しいとお願いするが、
「信頼できる人間しか船には上げない」
と断られる。
それでも商船船長はトレサに何かを感じたようだが……。
そんな中、町の西にあるマイヤ洞窟をねぐらにする海賊たちが商人たちから品物を巻き上げて行ってしまう。
トレサもせっかく仕入れた「ブドウ酒」を取られて抵抗するが、先ほどであった商船船長に止められてぐっと我慢。
気がおさまらないトレサはマイヤ洞窟へ向かおうとするが、それを予想していた商船船長が手助けとして、自分の船の品物を売ってくれるという。
船長のそばにいる商人たちから、トレサの固有コマンド「買取る」で品物を購入。
その中の「眠り草」をお酒に混ぜて、海賊たちを眠らせてしまおうという作戦に決定する。
このように今作ではキャラごとに固有コマンドが存在する。
町の西から『マイヤ洞窟への道』へ。
戦闘はランダムエンカウントで発生し、ダッシュ中はエンカウント率が上がるようになったそうだがあまり気にならず。
もっと鬱陶しいほどにエンカするのかと思ったけどその点は安心か。
戦闘では
・相手の弱点を突く
・1ターン1ポイント蓄積されるBPを消費してブースト
弱点を突いて相手のシールドポイントを0にすれば『ブレイク状態』となって防御力が大幅ダウンする。
そこで『ブースト』で威力の上がった攻撃を叩き込むという戦法が今作の基本。
ボスに限らず雑魚でもこの戦い方をしないと効率が悪く戦闘が長引く。
武器の切り替えは方向ボタンで瞬時に行えるので、まずは敵の弱点探しから。
ちなみに商人のトレサは、道中たまにお金を拾うことがある。
まだまだこの世界における物の相場はわからないが、結構バカにできない金額を入手してくれるのはありがたい。
町からそう遠くない場所にあるマイヤ洞窟。
見張りの海賊に「眠り草入りの酒」をプレゼントすると大喜びで洞窟の中へと持って入る。
あとは彼らが酒を飲んでグースカ眠るのを待つだけだが、果たしてそう思い通りにいくのだろうか……。
「強い者が弱い者から奪う」
「それが、世の常識だ」
大海賊レオン・バストラルという人物の言葉を掲げ盛り上がる海賊たち。
トレサが運んで来た「眠り草入りの酒」を大喜びで飲んでグーグー。
思っていた以上にマヌケな連中だった。
海賊たちが寝た頃合いを見計らって洞窟内へ突入。
中は薄暗く道がわかりづらい。
前回体験版からフィードバックを元に修正はされたようだが、それでも正直道はわかりにくく感じた。
まぁダンジョン内はあえてそうしている部分もありそう。
途中でJPが貯まったので『アビリティ習得』を行う。
JPを使えば好きなアビリティを順番関係なく習得できるが、1つ習得するごとに次回習得時に必要なJPが増える点に注意。
今回は
自身のHPとSPを回復できる『ひと休み』
を習得。
HPの回復量は少ないもののSP回復できるのはでかい。
洞窟奥でミック&マック戦。
共通の弱点は風属性なので、商人の技『風よび』でダメージを与えていく。
ミックを先に倒すと怒ったマックが5ターンパワーアップするが大した影響はなし。
『相棒の仇』でオーラを溜めた次のターンに強烈な攻撃を仕掛けてくるので、その時だけは防御。
プリムロゼ編の最初のボスに比べたら随分弱い印象。
(それでも初戦は油断して負けたけど)
道中で習得したアビリティ『ひと休み』がかなり役に立った。
ミックマックを倒すも仲間を呼ばれてピンチ。
そこへ駆けつけたのは商船船長!
圧倒的な強さと、彼が持つ蒼蛇の長槍を見たミックマックが焦り始める。
彼こそがあの大海賊レオン・バストラルだった。
とても敵う相手ではないとわかったミックマックは逃亡。
呆気にとられるトレサだが、今はあくまで商船の船長だと言うレオンはトレサを船に招待。
どうやらレオンにとってトレサは
「信頼できる人間」
となったらしい。
こういう熱い展開いいなー。
トレサの勇気を称えて好きなものを1つプレゼントするというレオン。
最初にトレサが目をつけたのは名画家バスチャンの遺作だという絵画『忘れじの恋人』。
その絵画の価値を知識なしに目利きしたトレサの才能に驚くレオンだったが、最終的にトレサが選んだのは二束三文にしかならないという男の手記だった。
昔、レオンが船に乗せた男が置いていったものだという。
もっと別の物を選べというレオンだが、トレサはその手記が
「私に何か呼びかけているような……」
気がしたらしい。
こうしてレオンは出航。
それを見送るトレサの手には
「運命を変える何かがある」
という手記が握られていたのだった。
とてもいい感じに別れたけど、レオンが海賊だった件については問題視はしないのだろうか?
これまで海賊に苦しめられてきたトレサだからてっきり
「あなたもあいつらと一緒だわ!」
なんて言うのかなと思ったけど、どうして大海賊と呼ばれていたのかや商船の船長になったのかなど理由も一切聞かずに終わった。
過去よりも今助けてくれた事や、トレサの只ならぬ目利きがレオン相手にも発動したってとこか。
レオンの過去などはこの先再会した時にでも語られそうなのでそちらに期待しよう。
「この世は宝物に満ちている」
「きっとあるはずだ。探し求めるものが」
「さあ、海の向こうへ漕ぎ出そう」
「大いなる世界がそこに待っている」
“名無しの旅人”が残した手記を読み、行商人として世界を旅する事を決意したトレサは両親に相談。
最初こそ反対されるものの、父親オルネオは自分の娘である以上いつかこの時が来ると覚悟していたようで旅に出る事を許してくれる。
半分しか書かれていない“名無しの旅人”の手記。
残りのページは自分が書いていこうと決意し、トレサはリプルタイドの町を旅立つのだった。
これで第1章終了かな?
ここまでのプレイ時間は約45分。
たぶんストーリーは先へ進まないんだろうけど、以降も制限時間までは遊べるようになっている。
その後、東リプルタイド海道からコブルストン山道を抜け、サンランド地方のサンシェイドに到着。
前回体験版で慣れ親しんだ町でプリムロゼを仲間に加え、彼女の第1章エピソードの助太刀を行う。
このように他の主人公達を仲間にしていくようだが、その際にその主人公のそれまでのストーリーを体験する事も可能。
ここでプレイしなくても、メニュー画面の『旅の記録』から、それぞれのイベントを回想できるので大変便利。
第1章エピソードをクリアした主人公キャラは酒場でいつでも入れ替え可能となるらしい。
色々遊びの幅も広がりそうで今から楽しみである。
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