3DSで人気となったアクションゲーム最新作。
「おいおい、休日の朝からエロかよw 勘弁してくれよ」
なんて言わないように。
泣きたくなるけどやめられない。
わかるだろう?
なお、本作にある要素のひとつ「通信対戦」は今回体験できていません。
オフライン部分のみをプレイした感想となります。
●キャラクター勢揃いの3Dアクションゲーム
(ゲーム内容)
ニンテンドー3DS版に登場した半蔵学院や蛇女学園のキャラも全員登場する3Dアクションゲーム。
3DSは横スクロールだったのが、このVita版では無双系アクションゲームとなっている。
ただし、無双シリーズのように広いマップを縦横無尽に移動して一騎当千を目指すのではなく、狭いマップ内に湧く雑魚を全て倒すとボス登場という流れがほとんど。
中にはいきなりボス戦から始まるステージも多い。
(操作は簡単)
左スティックでキャラ移動、右スティックでの視点変更。
□ボタンと△ボタンで攻撃。
×ボタンでジャンプ。
○ボタンでダッシュ&追撃。
Lボタンで忍転身&秘伝忍法。Rボタンで防御。
まぁ基本操作は誰でもすぐに慣れると思われるほど簡単。
唯一カメラリセットがないのが不満だったが、アップデートによってRボタンで対応されたので操作部分での不満はほとんどない。
(成長要素と3つの属性)
これまた3DS版同様に本作でもキャラクターごとに段(レベル)が存在し、敵を倒すことで昇段(レベルアップ)していく。
また、「閃」「陽」「陰」の3種類の属性も存在。
それぞれ「制服状態」「忍転身状態」「命駆状態」で敵を倒していくことで属性熟練度があがっていく。
熟練度が上がれば能力がアップしたり取得経験値が増えたりと属性ごとに追加効果を得られるようになる。
(初期状態で選べる学園は3つ)
ゲーム開始直後から、
・国立半蔵学院
・死塾月閃女学館
・秘立蛇女女子学園
の、3つの学園から選択可能。
それぞれに違ったストーリーが用意されており、当然登場キャラも違う。
学園変更は忍部屋にいる状態であればいつでも可能となっており、変更しても他学園で進めたデータは残るので気軽に変更できる。
ちなみにこの3つの学園のほかに「焔紅蓮隊」も選べるようになるらしい。
こちらは3DS版で蛇女にいた面々が登場する。
(各学園ごとに3つのモード)
アクションステージを開始する「任務」からは、
・新設少女忍法帖
・百花繚乱記
・訓練所
の3つのモードが選べる。
「新設少女忍法帖」は各学園ごとに用意されたストーリーモード。
「百花繚乱記」は各キャラごとに用意されたミニシナリオ的なモード。
そして「訓練所」は基本操作などを学べるチュートリアルモードとなっている。
●男の本能満たします
「閃乱カグラ」と言えばおっぱいゲーという言葉は外せない。
本作から登場する新キャラ達も巨乳揃い(ちょっと違う人もいるが)となっておりとにかく揺れる。
(タッチスクリーンで直接タッチ)
更衣室でキャラクターにタッチすることでそれぞれ反応を返してくる。
種類自体は少ないものの、まぁタッチスクリーンを活かした要素ではある。
ただの冷たい画面にタッチしているだけなのに興奮できるのだから男は単純でかわいい生き物だと言いたい。
(脱衣シーンがパワーアップ)
攻撃を加えられたキャラの衣装が破れて消えていく要素は本作でも健在。
だが、本作では見えない工夫はされているものの上も下も最後まで脱げる。
もうここまでやったらアダルトゲームなのでは……と思わないこともない。
また、下着だけになることで攻撃力が大幅にアップ(かわりに防御力が低下)する「命駆」。
こちらはRボタンを押しながらキャラに直接触れることで、キャラの胸元のアップへと視点が変わり、指示された通りに左右に引き裂く操作をタッチスクリーンで行うことで命駆状態になる。
パワーアップしてますな。
(秘密の花園・更衣室)
更衣室でキャラの衣装や装飾を自由にカスタマイズできるのもこのシリーズの特徴のひとつ。
変更可能な部分は、
・制服
・忍服
・下着
・髪型
・装飾1
・装飾2
・装飾3
・装飾4
・装飾5
となっている。
衣装や装飾品の種類が多いので、上手にやれば自分好みの容姿にすることも可能かもしれない。
(購買部の存在)
購買部では、
・制服
・忍服
・下着
・装飾
・動画像
・音楽
の6つのカテゴリから買い物が可能。
ここで購入した衣装系アイテムは更衣室で着せ替えに使えるようになる。
それぞれ購入できるアイテムはゲームを進めていくことで増えていく。
そしてもう一つが「下着おみくじ」。
ゲーム中に獲得した所持金や、DLCで購入したDLCコインを使っておみくじを引くことができ、全98種類の下着の中からランダムで入手が可能というもの。
男の欲望(?)を純粋に表現した要素かもしれない。
当然ここで手に入れた下着も更衣室で着せ替え可能である。
●エロを求めて大当たり
本作に見た目以上のものを望まないのであれば満足できるソフトではないだろうか。
まさかこの見た目と宣伝内容で「本格アクション」を求めて購入する人もいないだろう。
ちょっとエッチ(というよりかなり)な要素に期待するのであれば大当たりである。
3DSでは抑えていた何かが吹っ切れたかのような清々しさすら感じる。
気になった点と言えば読み込みの頻度と少し長いと感じる点くらい。
次回作ではこの読み込み部分だけは改善してもらいたい。
方向性は……このままでもいいんじゃない?
かなりきわどい部分もあるけど。
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