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遊んでみるも何も一応全機種版プレイ済みなので今さらではあるけど、
PC88本体をせっかく手に入れたので久しぶりに挑戦。


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PC88で多重スクロールを実現したことが当時は大きな話題となった。
当時子供だった私は、単純に大きく描かれたアドルに感動したものだ。
4MHzと8MHz駆動時で多重スクロールの量が変化。
当時はPC-8801mk2FR(4MHz)でプレイしたので、今回のPC-8801FA(8MHz)で遊ぶとさらに奥行き感があって感動。
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横スクロールアクションRPG。
SEなんかは前作までと同じなので、プレイしている感覚はやはりイース。
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全体マップ画面から行先を選択。
各ステージに入ると横スクロールへと変化する。
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前作では体当たりと魔法だけだったアドルの攻撃方法にもバリエーションが増えた。
ただ、横スクロールで奥行きがあるわけではないので、各ステージの構造は前作までよりも単調。
遊びやすくなったと言われればそうかもしれないけど、物足りなさは残る。
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ボス戦の演出も派手になった。

感想

スクロールの綺麗さや動きのスムーズさは、先日紹介したX68k版の方がいい。
だけど、やはり一番最初に触れた「イース3」がこれのせいか、私個人はこのPC88版が一番しっくりくる。
当時からボリューム面も含めて「微妙」との声も多いが、慣れれば1周6時間程度でのクリアも可能だからこそ、PS2版を除く他機種版でのプレイも可能だったのかも。
この形を進化させたらどうなっていたのかも見てみたかったけど、ぽっぷるメイルになったのかなって気もするな。

あとはやはりオリジナルであるFM音源によるBGMは秀逸。
まだ聴いた事のない人は一度聴いてもらいたい。
このあたりから「ブランディッシュ」シリーズまで続くファルコムのFM音源曲の完成度は相当なものがある。
曲の好みは分かれるかもしれないが……。
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↑キャラクターの細かい動きによる演出。でもこういう動きに凝ったシーンは案外少ない。

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