最後のボスまで終えたのでとりあえずレビュー。
最終的なクリア時間は34時間ほどだった。
ストーリー
マルタの国へ引っ越してきた兄ルカと妹のイル。
二人が両親がいない間に付近を探索していると、巨大なモンスターを発見。
モンスターはタマゴを託すとそのままどこかへ行ってしまった。
そして、そのタマゴからは見た事もないモンスター(モントナー)が生まれる。
その後、祖母から届けられたという木の実パイを家へ持って帰る途中、マルタの王子カメハとワルぼうにパイを取られてしまう。
パイを取り戻すべく一行はマルタの城にある「マルタのへそ」までやって来た。
そこでパイを取り合ったはずみで、マルタのエネルギーを閉じ込めていたへそが飛んでいってしまい、このままではマルタの国が海に沈んでしまうことに。
そこでワルぼうはルカ(またはイル)にへその代わりになりそうなものを異世界から見つけてこいと言って、異世界へ行くためのカギを託す。
主人公とモントナーを作成
(主人公は男女から選択)
本作では主人公を男の子(ルカ)と女の子(イル)から選択可能。
二人の設定は兄妹で選ばなかった方はモンスター牧場でモンスターの管理を行ってくれる。
名前のみ変更可能で容姿については固定となっている。
(モントナー)
主人公が巨大なモンスターから託されたタマゴから生まれた不思議なモンスター。
本作のウリの一つ。
頭や体など、パーツを組み合わせて自分だけのモンスターを作ることができる。
他のモンスター同様に配合で強化できて武器も装備可能。
ただし、一応ストーリー上重要な位置づけにいるキャラなのだが、戦力として使うかどうかは自由。
PTから外しておくこともできる。
私は最初以外はほとんど使わなかった。
(着替え)
こちらも本作のウリではないだろうか。
主人公の衣装を好きな衣装に着替えることができる。
衣装はストーリー上で入手できるものの他に、5枚の型紙を集めることで作成できる衣装も存在。
型紙は世界各地に散らばっているので全部見つけ出すのは結構大変そう。
↑その時の気分で衣装を変えてみるのもアリ
ゲーム内容
すでにここまで続いているシリーズタイトルなので説明不要だろうが、基本システムは「ドラクエ」本編と同じである。
ただ、戦うのが人間キャラではなくモンスターという点。
本作では主人公はモンスターマスターとなり、「ドラゴンクエスト」シリーズに登場したモンスターを仲間にして戦わせる。
仲間にするには戦闘中にスカウトアタックを使って成功させたり、戦闘に勝利することで起き上がって仲間になりたがるモンスタ-もいる。
登場モンスターの数は800種類以上で、シリーズ初となる超Gサイズの巨大モンスターも登場する。
当然本編最新作「ドラクエ10」からも多数のモンスターが登場している。
(カギを使って色々な世界へ)
本作ではマルタのへそにある扉でカギを使うことで、様々な世界へ旅立つことができる。
ストーリー進行上手に入るカギのほか、モンスター闘技場の景品などで手に入るカギもある。
また、ストーリーが進むとお金がかかるが自分でカギを作成することもできるようになる。
この点はまだじっくり試していないので不明。
↑実際にはこの扉を毎回使わなくてもルーラで各世界へ旅立つことも可能
(鍛冶屋で武器強化)
★のついた武器は素材さえあれば「攻撃力+」や「守備力+」といったステータスアップ効果から、「経験値増」や「状態異常耐性」など、様々な効果を錬金で付加させることができる。
素材は各世界のフィールドに転がりまくっているので、できる限りたくさん集めておくと後々助かる。
(戦闘スピードの変更が可能に)
最初の世界をクリアすると、戦闘のコマンド入力画面でRボタンを押すことで戦闘スピードを2倍にすることが可能になる。
これによってゲームテンポは格段に良くなる。
また、スタッフロール後には3倍速にすることも可能。
これは何度も戦闘を繰り返す本作においては嬉しい要素だね。
●モンスターを仲間に
(スカウトアタック)
戦闘中コマンドの「スカウト」を使用することで発動。
仲間にしたいモンスターに全員で攻撃してスカウトゲージを上げていく。
この数字が高いほど仲間になる確率が高くなるが、失敗すると怒りだしてテンションアップする場合もあるので注意が必要。
まもののエサ系アイテム(スカウト率アップ)と組み合わせて上手くスカウトしていこう。
このスカウトアタック。
一部のファンからは不評のようだが、私はわかりやすくていいシステムのように思える。
(配合)
モンスターのオスとメス同士を配合させて新しいモンスターを生み出す。
生まれるモンスターやその能力は両親で変わり、両親の持っていたスキルの中から引き継がせることも可能。
配合はレベル10以上のモンスター同士じゃないとできない。
あるアイテムを装備させて転生させることで、親と同種族のモンスターを生まれさせたり、オスかメスを決められるようにもなる。
配合するとモンスターランクの数値が「+~~」と表示されていく。
この数字が大きいほど基本能力が高くなるので、どんどん配合を繰り返して強くしていくのがクリアへの早道となるようだ。
(たまごの孵化)
たまごから全く新しいモンスターを生み出す。
モンスターじいさんに預けて、一定時間経過させることで孵化する。
たまごには「しろいたまご」や「ぎんのたまご」など数種類あり、その種類によってレアなモンスターが入手できる確率も変わる。
たまごはショップで購入可能。
Wi-Fi通信
(Wi-FiSHOP)
ここでは特別なアイテムを買うことが可能。
日によって売っているものが変わるんだったか?
今回はあまり利用していないのでわからないが、「虹色のたまご」「きんのたまご」など、日によって売っているたまごが違っていた。
(Wi-Fi対戦)
本作ではローカル通信対戦のほかにWi-Fi通信対戦もおこなえる。
ローカル通信対戦は一緒にできる人がいなかったので未プレイ。
Wi-Fi通信対戦については先日プレイ日記で書いたのだが段位戦やフリー対戦がある。
私がこの中で実際にプレイしたのはフリー対戦で、マッチングはオートで行われる。
フリー対戦中のルールは、
・10ラウンド制
・ジャッジポイント制
・モンスターの入れ替えは試合中1度だけ
・道具や命令は不可能
となっている。
ジャッジポイントは、相手にダメージを与えたり倒したり、その場に出ている敵を全滅させることで増加。
最終ラウンドまでもつれこんだ場合、このポイントが高い方の勝利となる。
最初のうちはみんなも弱くてそれなりに勝てたりもしたけど、たぶん今やってももう無理なんだろうなぁ。
そもそもがっつりやり込むタイプではない私にとって、このタイプの対戦は不向きなのかもしれない。
前作「テリーのワンダーランド3D」と比べるとボリュームはかなり多く感じる。
行ける世界の単純な数なら前作の方が多いが、一つの世界の広さや各々の個性という点では本作の方が圧倒的に上。
クリアまでの総プレイ時間はスタッフロールの時点で23時間程度。裏までクリアした時点で34時間。
もちろんまだまだ遊び尽くせていない要素もあるのでプレイ時間はまだまだ伸びそうな気配。
ただ、スタッフロール後のストーリーについてはちょっと引き伸ばし過ぎな気も。
ここは同じパターンを何度も繰り返し見せるのではなく、もっと簡潔にまとめてゲームのテンポを重視してもらいたかった。
どうせストーリー完全制覇したあとも配合やら何やらでやることは山ほどあるんだしね。
あと、やっぱり3D映像に対応させなかったのは残念としか言いようがない。
前作であったものを新作でなくす理由がないからね。
シリーズファンならまぁまた長い時間遊べるんじゃないかな。
私は上でも書いたようにとことんやり尽くすタイプではないので当分はべつのゲームで遊んで、また時間を見つけて少しずつモンスターを育成させていこうかといった感じです。
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